25歳で多嚢胞性卵巣症候群と診断|釈由美子さんの妊活・不妊治療体験談
2021/04/21
2023/06/06
2015年に37歳でご結婚され、2016年に第一子をご出産された、女優でタレントの釈由美子さん。実は20代の頃に多嚢胞性卵巣症候群と診断され、将来は子供が出来にくいとの診断もされていたといいます。今回は、釈由美子さんの妊活・不妊治療から出産までの体験談をまとめました。
生理不順で婦人科にー25歳で多嚢胞性卵巣症候群と診断
20代の頃はずっとダイエットをされていたこともあり、生理がこなくなってしまったという釈さん。そこで25歳に時に婦人科を受診されると、「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」と診断されたそうです。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、排卵障害の原因の1つとされ、月経異常や卵胞の発育に時間がかかり、排卵が起こりにくくなる症状があることをいいます。
多嚢胞性卵巣症候群と診断されてから、釈さんは治療のためにピルを飲み始めたといいます。しかし、30歳を超えた頃、長年のピルの服用に抵抗を感じてしまった釈さんは、ご自分で服用を辞めてしまったといいます。
34歳での再診で悪化が判明ー医師から「将来子どもを授かる確率が低い」とも
34歳のとき再び検査を行ったという釈さん。そのときの検査では排卵をしていないことが分かり、多嚢胞性卵巣症候群の症状も進行していたといいます。医師からは「将来子供を授かる確率は低い」と言われたそうで、とてもショックを受けたと言います。
37歳での結婚を機に妊活をスタート
釈さんはその後、今の旦那さんと出会われ、2015年に37歳でご結婚されました。30代後半ということで高齢に当たることもあり、ご結婚を決められた時点から妊活をスタートされたと言います。
長期戦を覚悟して不妊治療を開始
排卵誘発剤を使用してのタイミング法に挑む
医師との相談の上で、いきなり高度な不妊治療を行うのではなく、まずは出来ることから取り組んでいくことになったと言います。 また、医師からクロミッド(排卵誘発剤)を処方され、それを飲みながらタイミング法にトライすることになったといいます。
生活習慣の見直しも積極的に
そのほかにも、ご自身で食事や運動など生活習慣を見直したり、腹巻きや身体を温める食事等で温活にも取り組んだりと、妊活に積極的に取り組まれたといいます。
また、当時釈さんは山登りにハマっていたようで、自身が出演されたテレビ番組のロケでも、北アルプスの山を登るハードなロケにも行かれたようです。登山で歩かれていたことでも体調が良くなったと言います。
2016年、ご自身の誕生日に第一子を出産
高齢な上、多嚢胞性卵巣症候群と診断されていたことで、長期戦の妊活を覚悟されたという釈さんですが、排卵誘発剤による不妊治療を始めてから2周期目で妊娠が発覚したそうです。
そして釈さんの38歳の誕生日である2016年6月12日に第一子の男の子を無事出産されました。
当時の妊活について釈さんは、「年齢やPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)を悲観せずに前向きにおおらかな気持ちで赤ちゃんとのご縁を信じていました。」と明かしています。
先が見えない妊活や不妊治療中でも、前向きな気持ちを維持することが、赤ちゃんを授かるために大切なのかもしれません。
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