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妊娠しやすい体づくりの体質改善のポイント#1

      2018/01/05

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前回、横浜のサロン「プチ・ソム・ド・アンジュ」のオーナー、小池真由美氏より「授からない、羨ましい」実は「エゴだった」|妊活と心の向き合い方で、妊活中の心の向き合い方についてお話頂きましたが、今回は、妊娠しやすい体づくりの体質改善のポイントについてお話頂きました。

体質改善のポイント①体温を上げる

小池真由美氏:今回は妊娠しやすい体質改善のポイントについてお話したいと思います。1回目のコラムでもお伝えしましたが、妊娠するためには、まず冷えの改善はとても大切なポイントです。冷え性になると、体の隅々に血液が十分に行き渡らず、子宮や卵巣への血行が滞り、不妊に繋がりやすくなるため、体温を上げるということがとても大切です。

体温は37度がベスト

通常、体温はできれば平均37度あるといいと言われています。なぜなら、赤ちゃんの体温が37.3~37.5度だからです。女性の周期の高温期にこのくらいの体温があれば、子宮にたっぷりと血液が集まり、子宮内膜も十分な厚さになるため、受精卵も着床しやすくなります。

体温を上げるためのポイント5つ

ここで、体温を上げるために大切なことを以下に挙げてみます。

☑︎早く寝ること(22時までに就寝すること)
☑︎8時間以上の睡眠(睡眠不足は体温を下げます)
☑︎20時以降に飲食しない
☑︎寝る3時間前にはブルーライトをOFF
☑︎朝食を食べる(和食がベスト)
☑︎カラダを動かす、運動する(特にインナーマッスルの強化)

運動をする

これらの項目のうち、「早く寝ること」「8時間以上の睡眠」「20時以降に飲食しない」「寝る3時間前にはブルーライトをOFFにする」については「妊娠に向けたリラックス方法は?良い睡眠やアロマの使い方とは?」で詳しくお話をしています。また、「朝食を食べる」については「妊娠のためにやめた方がいい食事とは?|専門家からのアドバイス」でご紹介しています。身体を動かす、運動するについては「頭・肩こりは、骨盤がかたくなる?妊活におすすめな運動とは?」でオススメの運動についてご紹介していますので、妊娠したい方はぜひ、これらを実践してみてください。

体質改善のポイント②デトックスする

体質改善のポイント②デトックスする

デトックス

妊娠しやすいカラダづくりにあたって、デトックス(排泄)というのは大切な要素です。デトックスには血液や栄養素をたくさん必要とするので、老廃物の蓄積が多いと 必要以上に血液を要してしまい、子宮や卵巣に送る血液が足りなくなり、 妊娠しにくい状態を作ってしまうからです。 また、母体に蓄積されている老廃物が直接的に胎児に影響を与えるとも言われていますね。子宮というのは内膜が海綿状になっていて、しかも収縮するので、スポンジのような吸収力があります。つまり、老廃物などが溜まりやすい構造なのです。ということは、当然、妊娠したら胎児への影響もあるわけです。

赤ちゃんのアトピーの原因にも?

近年、乳児湿疹になる赤ちゃんがとても多いです。これはお母さんになる方が、妊娠前に摂取するものに気をつければ、防ぐことができると言われています。アトピーもそうですが、これらの皮膚疾患はお母さんのお腹の中にいた時に、お母さんの体内に蓄積された不要なものをもらった可能性が高いとされています。特に、現代社会は化学物質などカラダにとって不自然なものの摂取量が多い上、化学物質は石油系であるため、油と交わりやすいと言われています。つまり、カラダの中で脂肪の多いところに蓄積されやすいのです。
そのため、できる限り妊娠前にデトックスしておくことが大切です。

現代女性、デトックスは難しい?

悩む女性

しかしながら、排泄とはいえ、そう簡単にはいかないものです。理由は化学物質が体内に蓄積されやすいことに限らず、現代女性は冷えている上、運動不足の人が多いため、なかなか代謝が進み難いという問題があるからです。とくに交感神経優位になりすぎてしまっている人はデトックスができにくいカラダになっています。そのため、デトックスをするにあたっても、自律神経を整えることも並行して行うことが大切です。リラックスなどをして、副交感神経優位の時間をしっかりつくり、早く寝て、体温を上げることが第一歩です。さらに運動をしてカラダをよく動かしましょう。自立神経と妊娠しやすい体づくりの関係は「妊娠するには“体づくり” が大切?|専門家からのアドバイス」でご紹介しています。

デトックスと妊活は切り離して行うのが◯。

なお、デトックスと妊娠というのは相反する行いです。妊娠のためには必要な栄養素を溜め込む必要がありますが、デトックスには、多くのエネルギー(血液やビタミン・ミネラルなどの栄養素)を使うので、より排泄を促すとなると、妊娠のための栄養素も排泄のために回されてしまいます。つまり、新しい生命(胎児)のための血液や栄養素も排泄のエネルギーとして使われるので、デトックス期間中は妊娠(妊活)には向かないのです。そのため、デトックスと妊活は切り離して行う必要があります。

花 

デトックス期間は3ヶ月がオススメ。

妊娠は、そのときの卵子と精子の質が受精卵(胎児)の健康の元になりますので、デトックスも細胞レベルから考える必要があります。細胞の生まれ変わりは約3ヶ月ですから、少なくとも3ヶ月間は、体内をきれいにする期間として、カラダにとって不自然なものを摂らないようにしながら、体内の老廃物を外に出すことを心がけてみると良いと思います。
カレンダー

デトックスのポイントについて

デトックスには、いろいろな方法がありますが、いずれもスムーズなデトックスのためにはとにかく便秘をしないことが大切です。きれいなお水を摂取して、排尿の回数も1日7~8回くらいあると良いでしょう。さらには、ある程度汗をかけるカラダになることも大切です。女性の場合は生理の排血なども排泄のツールですから、経血の状態も重要なチェック項目です。ただし、デトックス=排泄については、先に述べたように体温が低い人や代謝が悪い人には難しい行為です。そこで、一般的に排泄を高めると言われている方法をいくつか挙げてみます。

■食物繊維を摂る

食物繊維には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があります。不溶性食物繊維とは、イモ類、豆類、キノコ類(主に野菜)などに多く含まれています。一方、水溶性食物繊維とは、海藻類、果物類に多く含まれています。野菜の中でも、里芋やオクラ、ゴボウは、水溶性食物繊維に含まれます。食物繊維はデトックスを促しますので、バランス良く摂ることをお勧めします。

きのこ

■玄米を摂る

排泄力は高いですが、玄米は人によって合う、合わないがありますので、注意が必要です。
そして、合わないと感じたら無理しないように。1日1回、もしくは2~3日に1回の割合で食べるか、白米と混ぜて食べるのが良いでしょう。なお、玄米を炊く前は、24時間以上浸水させて発芽させ、お水を変えてから炊くのが基本です。

玄米ご飯

■断食やファスティングなどを行なう

体力がある方ならやってみてもいいでしょう。体力がない方、冷えが強い方は無理しないことです。そして自己流は危険です。かえって体調を崩しては妊娠どころではありません。女性は生理周期や季節によって、排泄に向く、向かないのタイミングがありますので、カラダのことがよく分かっている指導者に聞きながら行いましょう。

ファスティング

■オイルでうがいする(オイルプディング・オイルプリング)

インドのアーユルヴェーダに基づく健康法で、ごま油(太白)やココナッツオイルを大さじ1杯口に含んで、15分ほどクチュクチュとうがいする方法です。この方法は手軽にできる方法かなと思います。個人差はありますが、デトックス力もあるようです。ただし、こちらも長時間やればいいというわけではありませんので、やりすぎないようにしてください。なお、使用するオイルはいずれも質の良いものをお勧めします。

オイルプディング

■デトックスウォーターは?冷え性の方には注意が必要?

ミネラルウォーターに柑橘やきゅうりなどを入れて、冷蔵庫で冷やして飲むようですが、これについては、体温が37度なくて、冷えている人が飲むのはどうなのだろう?という懸念が残ります。胃腸が冷えると、子宮もあっという間に冷えますので、妊娠を望む方には向かない気がします。

デトックス期間中の注意点

先述したように、デトックスには時間とエネルギー(血液と栄養素)が必要です。そのため、欲張っていっぺんにデトックスしようとしないこと。冷え切ってしまっている人はデトックスにまわす血液が足りませんから、まずは自律神経のケアからスタートしましょう。また、他にもデトックス期間中にはいくつか注意点があります。

・デトックス期間を定める

デトックスは3ヶ月など、一定の期間を設けて行うのが良いでしょう。妊活と並行して行うのではなく、切り離して行ってください。そして、デトックス期間が終わってから妊活を始めましょう。

・カフェインやアルコールなどは控える

デトックス期間中は、当然ながら、フェインやアルコール、タバコはゼロにしましょう。男性が妊活のためのデトックスをするにしても同じです。

コーヒーを控える

・デトックス中、身体に反応がでたらどうする?

例えば、湿疹や吹き出物、かゆみ、下痢、発熱、倦怠感、トイレが近くなる、排便回数が増える、のどがかわく、風邪をひく、生理時の出血の状態が変わる、などなど様々な変化が起こる場合があります。短期間でおさまれば、それほど心配はないと思いますが、気になる場合や、長期に及ぶようなときは、専門医を受診されることをお勧めします。

かゆい女性

・デトックス後は摂るものに気をつけて

デトックス後は、これから何を摂取するかがとても大事になってきます。せっかくカラダの中をキレイにしたのに、また今までと同じように「カラダにとって不自然なもの」を摂取したら意味がないからです。それに、デトックスしたあとのカラダは、いわば栄養素が抜けた状態です。そこに加えるとしたら、カラダが喜ぶ、栄養のある物を摂ることをオススメします。
今回は妊娠しやすい体づくりのポイントとして、体温を上げることとデトックスについてお話しました。次回は、骨盤、子宮の歪みを整えること、生理を見直すことなどについてお話していきます。

プチ・ソム・ド・アンジュのご紹介

プチ・ソムド・アンジュ
サロンオーナー 小池真由美

AEAJ認定アロマテラピーインストラクターをはじめとし、NPO法人日本妊産婦整体協会 妊産婦整体セミナーテーマ2終了、産前産後のアドバイザーなど数々の資格を保有。「女性にとってのカラダの自然」を大切に、できるだけ薬に頼らずカラダのお悩みを解決したいという女性のためのサロン「プチ・ソム・ド・アンジュ」を2009年より運営。2017年現在、のべ1000人以上のクライアントへ施術を行う。自身が卵巣嚢腫による不妊で悩んでいた経験から、世の中の女性に自分と同じ経験をして欲しくない!という思いが強くなり、より一層「女性のためのからだづくり」について、必要な知識やケアの方法などをサロンワークを通じて伝えていこうと決意、現在に至る。

プチ・ソム・ド・アンジュ

プチ・ソム・ド・アンジュ
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