多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)でも妊娠!妊活・不妊治療ブログ3選
2022/07/05
2023/06/06
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、女性の20-30人に1人と言われています。実は20代で診断される方も少なくありません。中には「妊娠できないのでは?」と不安を抱く方もいるようです。そこで今回は、自分自身が多嚢胞性卵巣症候群で、それを乗り越えながら、妊活・不妊治療を行って妊娠した方々の体験ブログをまとめてご紹介します。必ずしもご自身の状態と当てはまるとは限りませんが、何かヒントが得られるかも知れません。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の妊活から妊娠まで|おきこさんのブログ
おきこさんの場合、高校生の時は慢性的に生理不順があり、大学生の時は「ホルモンバランスが崩れているのかな程度」で特に問題は無かったそうです。おきこさんが多嚢胞性卵巣症候群と診断されたのは、妊娠・流産を経験し、1年を経過してからでした。その後、多嚢胞性卵巣症候群の診断をされてから、排卵誘発剤を使い、タイミング法に挑み、3回目で妊娠。多嚢胞性卵巣症候群でも、排卵誘発剤とタイミング法で妊娠することができた、という流れがブログ内で分かりやすく漫画で説明されています。
今回、このブログのご紹介にあたっておきこさんからコメントを頂きました。
おきこさん:
「私は当時、自分の力だけでは排卵しにくいという事実にとてもショックを受け、婦人科の先生からも自然妊娠は難しいと言われていました。しかし、お薬で排卵を促すことによって定期的に排卵できるようになり、タイミングを見てもらうことで妊娠の可能性を高めることができました。現在多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に悩んでいる方の中には、同じように排卵がうまくできない方もおられると思います。そこからスタートしなくてはいけないのは遠回りに感じますよね。しかし治療やお薬で排卵できることによって妊娠の可能性は高まります!つらいこと、苦しいこともあるかもしれませんが、どうか皆さんの元にも可愛い赤ちゃんがやってきてくれることを願っています。」
おきこさんのブログ:まいにちバナナ
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の不妊治療から妊娠|ゆるまるさんのブログ
28歳の時、多膿疱性卵巣症候群を抱えながら妊活を開始したゆるまるさん。ゆるまるさんのブログは、排卵誘発剤を用いて採卵を行い、顕微授精の不妊治療に挑み、妊娠するまでの過程が時系列で丁寧に記録されています。またブログ内では、ご自身で「妊活養生生活」と題して、食事や栄養にも気をつけて過ごしていた様子が書かれています。ゆるまるさんの場合、採卵をするにあたってグレードの良い卵を育てるため、食事や栄養の見直しは、妊活にとって大切な要素の1つですが、ゆるまるさんの食事内容や、サプリメントは参考になるかもしれません。
今回、このブログのご紹介にあたってゆるまるさんからコメントを頂きました。
ゆるまるさん:
妊活期間中、不妊クリニックに行かずに排卵検査薬を使ってのタイミングに拘ってしまった時期があります。後になって、PCOSは排卵検査薬で偽陽性になりやすいことや、無排卵でも生理が来ることを知り後悔しました。私のように遠回りしたくない方には、不妊クリニックの力を借りることをおすすめしたいです。
ゆるまるさんのブログ:顕微授精からの初マタ記録&主婦ブログ
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の診断から妊活まで|みっちょんさんのブログ
初潮から生理不順で20歳の時に多嚢胞性卵巣症候群と診断され、7年ほど低用量ピルを服用していたみっちょんさん。2つ目にかかったクリニックで「多嚢胞性卵巣症候群ではない」と診断され、一時はその言葉を信じていました。しかし27歳でピルを止めても生理がこなかったことから、転院を決意。あらためて多嚢胞性卵巣症候群と診断されます。不妊治療を始めてから8ヶ月、排卵しなかったみっちょんさんですが、3回目の人工授精で妊娠されました。みっちょんさんは、ご自身でもできることがないか、不妊鍼灸やお茶、サプリメントのほか、低等質なレシピなども考案するなど様々な取り組みをされています。またブログでは体質改善のほかご自身で調べたことが沢山載っているのでとても参考になると思います。
そして、みっちょんさんにも一言メッセージを頂いています。
みっちょんさん: 多嚢胞性卵巣症候群といっても症状や治療も様々だと思います。まずは病院の治療を第一に、そして負担のない範囲で体質改善に取り組むことをオススメします!不妊治療は孤独や不安との戦いですが、諦めずに前に進めば治療を通して得られる物があると信じて治療を頑張って欲しいです。
みっちょんさんのブログ:多膿疱性卵巣症候群でも妊娠は夢じゃない!みっちょんのオフィシャルブログ
多嚢胞性卵巣症候群の方で、これから妊娠を目指す、妊活や不妊治療に挑む場合、自己流ではなく、不妊治療クリニックで相談をしながら妊娠を目指すことが最短のアプローチかもしれません。不安なことがある場合は、まずクリニックに相談し、ご自身の状態に合わせて治療を行うのが良さそうです。また、個々人の状態は異なるため、全てが当てはまるとは限りませんが、体質改善に挑んでみるのも良いかもしれません。今回ご紹介させて頂いたブログを参考に出来る事を始めてみてはいかがでしょうか。
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