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不妊治療の費用について|平均費用、助成金、保険適用は?

      2016/03/04

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不妊治療の費用は高額であるというイメージを抱いている方が多いようです。金銭的な負担が大きいことを理由に、不妊治療を始めることをためらっている方もいるかもしれません。それでは、実際の不妊治療はいくらかかるのでしょうか?今回は不妊治療にかかる平均費用をご紹介します。

不妊治療の平均費用①:不妊治療の保険適用について

不妊治療は高額の費用がかかると思われているようで、実際にもその平均費用は約14万円と言われています。しかし、一口に不妊治療と言っても方法は様々で、最初から高額とは限らないようです。むしろ不妊治療が進むにしたがって高額になっていくので、最初のうちは金銭的な負担はそれほど心配しなくても良いそうです。

不妊治療は基本的に、不妊検査から始まることが多いと言われています。不妊検査の平均費用や保険適用については『不妊検査の平均費用|女性、男性によって違う?保険適用は?』でまとめています。

不妊検査の結果、特に体に異常がなければ、まずはタイミング法を行うのが一般的です。タイミング法は排卵日を正確に予測してセックスするタイミングを工夫する不妊治療法ですが、医師の指導と少しの薬物を用いるのみなので安価なケースが多いようです。さらに健康保険が適用されますので、一回当たりの平均費用は5,000~10,000円程度だと言われています。タイミング法で妊娠した場合は不妊治療は終了するため、人によっては2~3万円未満で不妊治療を終える方もいるそうです。

不妊治療の平均費用②:不妊治療別の平均費用について

タイミング法で妊娠できなかった場合は、人工授精、体外受精、顕微授精の順に不妊治療をステップアップしていくことが多いと言われています。

人工授精の平均費用

人工授精では、濃縮処理などを施した精子をカテーテルを使って子宮や卵管に注入します。人工授精の費用は一回あたり平均1万円前後であることが多いようですが、人工授精は繰り返し行う場合が大半なので何回か行うことを前提に費用を見積もるといいかもしれません。

人工授精の平均費用や補助金については『人工授精の費用について|平均費用、補助金は?』で詳しくまとめています。

体外受精の平均費用

体外受精は、体外で一旦受精させた受精卵を再び子宮の中に移植する方法です。費用は体外受精から高額になり、平均10~100万円ほどだそうです。人工授精と同じく、体外受精も複数回の不妊治療を行う場合があるので、費用の見積もりは医師に相談しながら行うとよいでしょう。

顕微受精の平均費用

顕微授精は、体外受精に近い不妊治療法ですが、顕微鏡を使いながら卵子に直接精子を植え付けるため、より効果が高いとされています。顕微授精になると使われる技術的が高度になるため、 一回当たりの費用は体外受精よりさらに平均で5~10万円ほど高くなるそうです。

不妊治療の平均費用③:不妊治療の助成金や医療費控除について

不妊症の治療費が高額になるのは、普通の病気に比べて保険適用外の不妊治療が多いからだと言われています。不妊検査からタイミング法までの初期治療は健康保険が適応されるのですが、人工授精や体外受精からは保険適用外になるので、不妊治療が進むにつれて費用は高額になってしまいます。

しかし、健康保険が適応されなくとも、特定不妊治療助成金制度や医療費控除は人工授精や体外受精に適応できることがあります。特定不妊治療助成金制度の申請方法や条件については『特定不妊治療助成金制度とは|年齢制限・申請方法・条件は?』、医療費控除の概要や申請方法については『医療費控除の申請方法について|確定申告が必要?』でまとめています。

人工授精から先の不妊治療に進む際には、医師に相談の上で適応できる特定不妊治療助成金制度や医療費控除を使っていくのが良いでしょう。