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お金と不妊治療。お金のプロから見たポイントは?

2018/02/13

2021/12/21

不妊治療はお金がかかるという印象が強いですが、お金と不妊治療の関係はどのような特徴があるのかについてまとめています。また、お金のプロからみた不妊治療とお金のポイントを銀行のご担当者の方にもお伺いしました。

年齢が高くなると、世帯年収が増えていく?

不妊治療とお金の関係を見ていく前に、前提として年齢と世帯年収の関係について見ていきます。一般的に、年齢が上がると世帯年収が上がっていき、50代をピークに年収は減少していくと言われています。厚生労働省の「平成 28 年賃金構造基本統計調査の概況」によれば、男性では、50~ 54 歳で 425.7 千円(20~24 歳の賃金を 100 とすると 203.6)と賃金がピークになり、女性も 50~54 歳の 269.5 千円(同 135.1)がピークとなっています。つまり、年齢が高くなればなるほど、50代までは年収が上がっていく傾向にあると言えます。 賃金格差

不妊治療、年齢が高くなると妊娠率は低下する?

次に、不妊治療における年齢と妊娠率の関係がどうなっているかを見ていきます。年齢とともに妊孕性(妊娠する力)が低下すると言われていますが、それは生殖補助医療の妊娠率も同様です。日本産婦人科学会のARTデータブック2015年度版によれば、25歳の時の妊娠率が40%だったのに対し、35歳で37.3%、40歳で24.8%と、不妊治療における妊娠率も低下していきます。つまり、年齢が高くなればなるほど、不妊治療での妊娠率が低下すると言えます。 ARTデータ2014-min

年齢が高くなると治療費も高額に?

不妊治療は、「タイミング法」や「人工授精」などの一般不妊治療から開始し、妊娠に至らない場合には「体外受精」「顕微授精」といった生殖補助医療(ART)にステップアップしていくのが一般的です。これらの治療はステップアップしていくほど、治療費も高額になります。また、年齢が高い場合は不妊の原因を抱えている事もあるため、最初から人工授精や体外受精などから始まるケースもあります。不妊治療は年齢が高くなればなるほど、妊娠率を高めるために1回あたりの治療費が高額な生殖補助医療を複数回行なっていくケースが多いです。そのため年齢が高いと治療費が高くなるという構造にあるのです。 価格表 お金の相関図グラフ

不妊治療とお金。気をつけるべきポイントとは?

これまでの内容を踏まえ、銀行のご担当者にお話をお伺いしました。 担当者:お金の観点から、不妊治療を行なうにあたって大切なポイントが2つあると考えます。1つ目は「時間をムダにしない事」、2つ目は「助成金や医療費控除の活用をする事」です。

ポイント1:時間をムダにしない。

不妊治療は時間との勝負であると、ドクターから聞いたことがあります。高額の体外受精や顕微授精を検討する際に、ボーナスや前回の助成金を受け取るまで待とうと考える方が多いと思います。しかし、半年後のボーナスや助成金を受け取るまで待っていると、半年という大切な時間が過ぎてしまいます。高額な治療ですので簡単ではないですが、治療をお金ではなく身体にあわせて行なうためにも、事前に資金面の計画をたてることが大切です。

ポイント2:助成金や医療費控除を活用する。

治療費を抑える工夫の1つとして、助成金や医療費控除の活用が挙げられます。助成金は、厚生労働省が一定条件を満たす夫婦に対し、不妊治療の費用の一部を助成する制度として設けており、人工授精や体外受精の治療では、助成金が適用になる場合があります。助成金は給付されるまでに1~3か月程度かかるので一旦は現金での負担が必要になりますが、最終的に自己負担を軽減できる可能性がありますので、助成金の対象であるか調べてみることをお勧めします。 助成金 ポイント1、ポイント2を踏まえると、不妊治療にとって時間は貴重であるため、資金が貯まるまで治療を待ったり、助成金が下りるまで治療を控えたりといったことをせず、極力早く治療を開始することがお勧めであると言えます。まとまった資金を得る方法として、親族などに援助してもらうことができればベストではありますが、手元にまとまった資金がない場合、銀行の不妊治療ローンなどを活用するという方法も1つの手です。 出典:厚生労働省:平成28年賃金構造基本統計調査の概況、日本産婦人科学会のARTデータブック2015年度版、不妊治療ステップアップベストガイド、2.制度改正周知用リーフレット『不妊治療への助成の対象範囲が変わります。』【資料2】