30歳の妊活と不妊治療|30歳の妊娠確率は?
2016/05/20
2016/05/20
不妊治療を始める年齢によって、不妊の原因、妊活および不妊治療の内容が大きく異なるようです。今回は、30歳で不妊治療を始められた方の体験談をまとめています。
30歳の妊活、不妊治療体験談①
30歳の時に、中央メディカルクリニックに通院された女性の体験談です。
不妊治療の状況
治療開始:30歳
治療期間:6ヶ月以内
通った病院数:1つ
現在の状況:妊娠中/出産済
不妊治療を開始したきっかけ
25歳で結婚したのですが、なかなか子供を授からなかったので、30歳になっても子供ができなければ、病院に行こうと決めていました。結婚5年目という節目の年でもありましたし、経済的にも多少の余裕ができたということもあり、不妊治療を始めようと決心しました。なにより、私も夫も子供が欲しいという気持ちが強かったということが、病院に行くきっかけになったと思います。
中央メディカルクリニックを選んだ理由
中央メディカルクリニックが自宅や職場から近くて通院しやすかったので。また、不妊治療では有名で、安心して診てもらえそうだったので選びました。
中央メディカルクリニックの体験談
・医師の説明
医師は不妊について、冊子などを使いながらわかりやすく説明をしてくれました。どのような段階を踏んで検査や治療をしていくのかも、詳しく教えてくれました。
自分でもある程度調べて通院したつもりでしたが、実際に医師からの説明を聞くことにより、安心することができました。
・医療技術
検査や治療などによっては、大きな病院を紹介されることがあるのかと思っていましたが、私の場合はそういうことがなかったです。この病院内ですべて済んだので、医師の技術や医療設備などが整っているのだと感じました。
・医療設備
検査や治療など、すべてこの病院で済んでいたので、医療設備は整っていたのだと思います。病院自体は古く、医師もベテランの方ですが、最新の機械などの設備も、積極的に取り入れている病院なのではないかと感じました。
・待ち時間
たいてい、どの時間も混み合います。予約をしていても、1時間以上待たされることも多かったです。診察に呼ばれてからも、検査や治療に入るまで、また待たされます。時間に余裕を持って通院しなければならないので、他の予定は入れられませんでした。
・スタッフの対応
医師はもちろんのこと、受付のスタッフや看護師も、とても親切で、何でも相談しやすかったです。不妊外来ということで、他の患者さんに話が聞こえないようにするなど、プライバシーにも気をつかってくれたりしました。
・費用
検査の段階では、毎回1万円程度かかっていました。問題がないとわかり、月に2回ほどタイミング指導に通い、1回5000円ぐらいでした。半年ほどで授かったので総額10万円ぐらいかかりました。
30歳の妊活、不妊治療体験談②
30歳の時に、高木病院に通院された女性の体験談です。
不妊治療の状況
治療開始:30歳
治療期間:6ヶ月以内
通った病院数:2つ
現在の状況:妊娠中/出産済
不妊治療を開始したきっかけ
生理不順で毎月の生理が無く、排卵日も定かではありませんでした。30歳になり、このまま普通に妊活を続けたとして本当に妊娠できるのかが気になって受診しました。初診で、治療の流れや料金の説明を聞き納得したので、どの段階までとは決めずに出来る所まではやってみてもいいかなと軽い気持ちで治療のスタートをしました。生理不順で毎月の生理が無く、排卵日も定かではありませんでした。30歳になり、このまま普通に妊活を続けたとして本当に妊娠できるのかが気になって受診しました。初診で、治療の流れや料金の説明を聞き納得したので、どの段階までとは決めずに出来る所まではやってみてもいいかなと軽い気持ちで治療のスタートをしました。
高木病院を選んだ理由
高木病院をフリーペーパーで見て、周りの評判や妊娠率の高さなど技術の面で信頼出来ると感じ一度受診してみようと思いました。
高木病院の体験談
・医師の説明
不妊治療に関しての志が高く、患者の気持ちを考えて一番いい案を提案して下さいました。治療の無理強いも無く、自分の気持ちを一番に優先してもらえたことで無理をすることなくて、ストレスにならずに治療に向かう事が出来ました。
・医療技術
医療技術や妊娠の成功率などは、この辺りでは有名な病院なので安心してお任せすることが出来ました。月経時採血などの時間調整が難しい検査も24時間受け付けをされていたので、負担に感じる事はありませんでした。
・医療設備
ステップアップせずに辞めてしまったので、高度な医療設備を直接見る事はありませんでした。パンフレットや口コミを聞く限りでは、最新の医療設備が整っているようです。私が体験した設備は、普通の病院と変わりない設備でした。
・待ち時間
完全予約制なので、さほど待ち時間はかからずに診察を受ける事が出来ました。待ち時間の間も看護師さんからの説明などを聞いていたので待った感は全くと言っていいほどなかったです。検査は、混むことも無く次々と進みました。
・スタッフの対応
検査に対する説明も丁寧で、患者の気持ちを優先して話をされました。排卵誘発剤の痛い注射を打つ時には、気持ちを逸らしてくれるようにいろんな話をされたり優しい心遣いが感じられました。待ち時間も待っている時間を気にかけてくださいました。
・費用
初診時に、一通り検査をして、生理不順だったので排卵誘発剤を打ち5000円ぐらいでした。次回の月経時採血で2000円程支払い、結果は電話で聴き、治療を中止しました。合計で7000円ぐらいです。
参照:高木病院の不妊治療口コミ
30歳の妊活、不妊治療体験談③
30歳の時に、中西ウィメンズクリニックに通院された女性の体験談です。
不妊治療の状況
治療開始:30歳
治療期間:2年以上
通った病院数:1つ
現在の状況:妊娠中/出産済
不妊治療を開始したきっかけ
二人目が欲しいと思ってしばらくの間はタイミングなどを見ながらチャレンジしてみたけれど、1年以上妊娠する気配が全くなかったため、体のどこかに不妊の原因があるのかを調べたいと思ったのが不妊治療を始めたきっかけでした。近くに開院した病院があり、不妊治療も取り扱っていると分かったので、その病院に通うことに決めました。
中西ウィメンズクリニックを選んだ理由
中西ウィメンズクリニックが家から10分くらいの距離にできたごく新しい病院だったから。看板で不妊治療も扱っていることを知ったので通うことにしました。
中西ウィメンズクリニックの体験談
・医師の説明
医師の説明は自分がネットなどで調べてそれなりに身についた知識とそれほど相違がなかった。以前ネットでの情報とはかけ離れた処方をする医師がいてビックリしたことがあったので。先生も忙しいだろうからすべてを懇切丁寧に患者に説明するのは難しいだろうとおもうけれど、最低限の説明はほしいと思う。
・医療技術
体外受精など高度な不妊治療までには至らずに済んだので、技術的なことについてはよくわからないです。自分が通っていたときは開院したばかりだったので、設備等も当時(2005年頃)の最新式のものが導入されていたのだろうと思います。
・医療設備
先ほどと同じく、高度な不妊治療までには至っていないので、自分に関係した設備も限られたものだったと思います。最初の検査で卵管がちゃんと通っているかの検査をした覚えがありますが、専用の機械があったと思います。おそらく当時の最新式の設備が導入されていたのだろうと思います。確か、卵子などを凍結するための機械もあったと思います。
・待ち時間
その当時はまだオンラインで待ち時間がわかるシステムが確立していなかったです。大体の予約時間に行っても、途中でお産が入ってしまったりして大幅に待たされてしまうこともしばしばありました。
・スタッフの対応
新しい病院だったので、スタッフの方々もフレッシュな感じで、いい病院を作っていこう、という気持ちがわかりました。スタッフなどの対応で特別嫌な思いをしたことはなかったです。受付なども明るく対応してくださいました。
・費用
一通りの検査をするのに数万円ほど。人工授精は1回あたり10000円位だったと思います。全部で10万弱位かかったと思います。
30歳の妊活、不妊治療ブログ
ブログ筆者は30歳の時に結婚して、すぐに妊活を開始します。ブログ内では筆者が使っている妊娠検査薬や食事を紹介しています。実際に妊活、不妊治療をしている方の情報は参考になることが多いかもしれません。
今日は以前勤めていた会社の方とご飯に行きます。
お酒も入るし、高温期も続いているし、ということで、試してみました!
妊娠検査薬!ちなみに私が使っているのは、チェックワンファスト。生理予定日から判定できるというものです。
私の場合、生理予定日がバラバラなので予定日を確定するのは難しいのですが…。
また、ブログ筆者は助成金についての記事も書いていて、必要な書類や実際に支給された金額などリアルな情報を知ることができます。
申請のためにいくつかの種類を準備しなくてはいけません。
- 不妊検査費助成申請書
- 不妊検査費助成申請にかかる証明書
- 戸籍謄本
- 住民票
- 領収書
- 振込口座のコピー
戸籍謄本と住民票を取るために750円かかってます。
病院へ行き、証明書を書いてもらい後日取りに行かなればいけません。
領収書のコピーをコンビニでしたのですが、次の人が待っており、焦って同じものを2枚コピーしたりして、何枚か無駄にする(これは自己責任…汗)。
基礎体温は初めて妊活、不妊治療をする方は不安に思うことが多くあります。ブログ筆者も基礎体温について記載していることがあり、事前に不安や悩みを共有することでいざという時に適切な対処をすることができるかもしれません。
リセット後の低温期のはずが体温高めを維持しています。
といっても高温期と比べると低いので気にしなくていいのかなぁ?最近急に暑くなったのも影響しているんですかね?
参照:30歳 妊活始めました
30代前半の妊活、不妊治療コラム
30歳の妊娠確率とは?
女性の年齢と妊娠確率には密接な関係があると言われています。女性は加齢とともに卵子の量が少なくなり、質も低下してしまいます。卵子の量と質の低下は自然妊娠だけでなく、体外受精での妊娠確率を低下させることになるそうです。
上記は年齢別の自然妊娠確率を示すグラフです。このグラフによると30歳の女性が、妊娠をするために排卵日に性交渉をした場合の妊娠確率は「30%」ということになります。ただ、これは1回の生理周期あたりの妊娠確率で、1年にある生理周期を12回とすると妊娠することができる確率はより高くなります。30歳からの妊娠は十分可能だと言えそうです。
上記は年齢別の体外受精による妊娠確率を示すグラフです。このグラフによると34歳を境目にして妊娠確率が徐々に低下し、39〜40歳で25%をきり、43歳では10%を下回っていることが分かります。
このグラフでは30歳の女性のデータが示されていませんが、日本産婦人科学会の発表によると30歳の女性が妊娠をするために体外受精を行った場合の妊娠確率は「約38%」だといいます。30歳という年齢が比較的若いこともあって妊娠確率は高くなるようです。ただ、やはり年齢を重ねるごとに妊娠確率が下がってしまうので、不妊治療や妊活を始めるのは早い方が良いでしょう。
30歳の不妊治療データとは?
不妊治療netに投稿されている体験談を元に統計データを算出してみました。30歳の不妊治療について知ることができます。
30歳で不妊治療を始めた方が通った病院数は1つが一番多くなっています。30歳というと比較的若い年齢なので、最初に通った病院で妊娠できることも多いのかもしれません。また、3つの病院に通ったという方も多く、「30歳で不妊治療を始めても、妊娠をすることがなかったので新しい病院に変えた」、「4年不妊治療をしていたが、妊娠に至らなかったのであわてて病院を変えた」などの声がありました。1つの病院で妊娠しなかった場合、おもいきって病院を変えるのも良いのかもしれません。
このデータによると30歳で不妊治療を始めた方の8割は半年以上不妊治療を続けているということになります。「30歳から不妊治療を始めたが、すぐに妊娠に至った」、「初めて通院してから半年で妊娠することができた」などのコメントがあり、一概には言うことはできませんが、妊娠するまでには半年以上はかかるということを考慮しておくと良いかもしれません。
年齢に関係なく、不妊治療を始める方は不妊検査を受けることが多いようです。30歳は比較的若いとされていて、タイミング法で様子をみることが多いといいます。人工授精や体外受精の比率が低いのは30歳に対する治療法が影響しているのかもしれません。
不妊治療対応の病院ランキング(総合評価順)
東京都
- クリニック ドゥ ランジュ(表参道駅|医師の説明4.7|口コミ4件)
- みむろウィメンズクリニック(町田駅|医師の説明4.5|口コミ11件)
- 恵比寿つじクリニック(恵比寿駅|医師の説明4.5|口コミ4件)
大阪府
- てらにしレディースクリニック(狭山駅|医師の説明4.4|口コミ5件)
- 春木レディースクリニック(心斎橋駅|医師の説明4.3|口コミ7件)
- 後藤レディースクリニック(高槻駅|医師の説明4.2|口コミ15件)
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