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まだ妊娠できる?35歳で妊娠を考えたらやるべきこと

      2018/07/19

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不妊治療を始める年齢によって、不妊の原因、妊活および不妊治療の内容が大きく異なります。今年1月から放送されたドラマ「隣の家族は青く見える」では、妊活に励む夫婦が取り上げられていました。今回は、深田恭子さんが演じたドラマの主人公と同じような悩みを抱える同世代の方に、妊活や不妊治療に取り組む上で知っておくべきことや、どのように取り組むべきかをお伝えします。

35歳の妊活|残りの卵はあといくつ?

女性が自然に妊娠できる力は30歳以降、低下していきます。35歳以降では、さらに加速して低下していくと言われています。それは卵子の老化が関係しているからなのです。
そもそも卵子が年齢とともに減っていくものだということをご存知の方は、どれくらいいるでしょうか。女性の一生分の卵子は約700万個で、実はその全部がお母さんのお腹の中にいるときに作られるのです。この時をピークに、出生時にはすでに約200万個に減り、初潮を迎えるころには約30万個、30歳では約10万個まで減ります。35歳の人では約2万5000個と推定され、それ以降も減り続け、40歳では約1万個と言われています。
この限りある卵子は年齢とともに、質も低下していきます。これがいわゆる「卵子の老化」といわれています。年齢とともに卵子の質自体も低下するため、妊娠率が低下していくのです。女性が妊娠しやすい年齢は一般的に、20~34歳と言われ、35歳を境に妊娠しづらくなると言われています。

35歳の妊活|妊娠の確率は?

昨今は40代で妊娠・出産されている人も多く、現在35歳の人であれば、まだ数年は自然に妊娠できるから焦らなくても大丈夫、と思っている人もいるかもしれません。ですが、卵子は年齢とともに確実に年を取り、今の技術では若返らせることができないと言われています。
年齢が上がるにつれ、妊娠する確率はどのように変化していくのでしょうか。

年齢と妊娠率ー自然妊娠の場合

参照:The Fertility Sourcebook, Third Edition

参照:The Fertility Sourcebook, Third Edition

上記は、妊娠をするために排卵日に性交渉をした場合の妊娠率を年齢別に示したグラフです。このグラフによると、35歳の女性の自然妊娠率は「約18%」ということになります。これは1回の生理周期あたりの妊娠確率で、1年にある生理周期を12回とすると妊娠することができる確率はより高くなります。ただ、高齢になると妊娠する確率が低くなるという傾向は変わりません。そのため早めに妊活や不妊治療を開始するのが良さそうです。

年齢と妊娠率ー体外受精を行った場合

卵子の量と質の低下は自然妊娠だけでなく、不妊治療の療法である体外受精を行った場合の妊娠率をも低下させてしまいます。下記のグラフは、年齢別の体外受精による妊娠率を示したものです。

参照:メディカルパーク湘南

参照:メディカルパーク湘南

35歳の場合、体外受精妊娠率は25%であることを示しています。全体で見てみると、34歳を境目にして妊娠率は徐々に低下し、39歳で25%をきり、43歳では10%を下回っていることが分かります。体外受精を行った場合でも、加齢とともに妊娠率は下がってしまう傾向にあるのです。

35歳の妊活|不妊症って?自覚症状は?どうやって分かる?

妊娠を望む健康な男女が避妊をせずに性生活を営んでいるにもかかわらず、1年以内に妊娠しない状態を「不妊症」といいます。不妊症は自覚症状がないのが特徴です。基礎体温表をつけていれば、ある程度自分でも排卵しているか把握できるかもしれませんが、基礎体温が乱れていたり、排卵検査薬で排卵の線が出なかったりということが見られる場合は、すぐに病院で検査を受けてみましょう。もし不妊症であった場合、下記のような原因が不妊症を引き起こしていると考えられます。

不妊の原因は男女半々?

現在、カップルの10組に1組が不妊症で悩んでいるということが統計で明らかになっています。不妊の原因は男女比にすると、ほぼ1:1だと言われています。男女それぞれ主に3つの原因が考えられます。

男性の原因

①造精機能障害…精子を製造する過程で問題がある
②精路通過障害…精巣で作られた精子がペニスの先端まで運ばれない
③性機能障害…性行為や射精がうまくできない

女性の原因

①卵管障害・・・卵巣と卵子をつなぐ卵管に何らかの問題があり、受精卵が移動できないこと
②排卵障害・・・、自力で排卵がうまくできない
③着床障害・・・子宮に何らかの問題があり着床しにくい

上記に挙げられる不妊の原因を早期に把握しておくことで、その後の治療方針も変わってきます。不妊治療について詳しくはこちらのコラムで説明しています。

35歳の妊活|妊娠するためにまずすべきことは?

自分の体の状態を知ること

これから妊活をする方も、病院には通わず、自分で妊活しているがなかなか妊娠に至らないという方も、まずは自分の体の状態を把握するということが重要とされています。自分の生理周期が安定しているか、基礎体温が乱れていないかといったことを確認してみましょう。「生理は健康のバロメーター」と言われるほど、体の不調が直結して生理の乱れに現れることがあります。現時点で生理が数か月来ていなかったり、不正出血があったりするなど、月経に異常が見られる場合や、半年以上避妊していないのに妊娠しない場合は、医師へ相談に行ってみるのがよさそうです。

35歳の妊活|「妊娠したい、でも仕事も頑張りたい」を実現するには

妊活・不妊治療に取り組める環境を整える

職場の理解を得ることや、仕事になるべく支障が出ないように通院できる病院選びをすることが、仕事と妊活・不妊治療を両立していくうえでポイントになります。
しかし、職場の理解を得ましょうと一口に言っても、なかなか周囲には不妊治療をしていることを伝えられない人が多いのが現状です。また、職場に伝えたとしても、環境的に周囲の協力が得られにくいことも多いのではないでしょうか。
2017年12月に行われた厚生労働省の実態調査(※1)では、不妊治療をしたことがあると答えた265人のうち、16%の42人が「両立できずに退職」していたということがわかっているそうです。
同時に、仕事を休みづらい環境の場合は、限られたスケジュールで通院するため、通院できる病院の選択肢も狭まってしまいます。
そこで、仕事と妊活・不妊治療を両立させたいという方におすすめなのが、「不妊専門の鍼灸」です。

忙しく、ストレスの多い現代女性の妊活にこそ、鍼灸を

不妊で悩まれている方は、男女ともにストレスが溜まり、内臓の血流が滞っている人が多いと言われています。夜遅くまで仕事をしたり、スマホやテレビを見たりするなどの外的ストレスや、帰宅後も夜遅くまで仕事のことを考えるなどの内的ストレスの両方が、血流を悪くしてしまう原因となるようです。
本来なら休息すべき夜の時間帯にも脳に血流が集まりやすいため、子宮や卵巣への血流が不足し、卵子の質が低下してしまうと言われています。
そうした卵子の質の低下を招くストレスは、現代人にとって切っても切り離せないものです。だからといって、仕事を頑張ることにやりがいを感じている方や、経済的な理由から離職できないという方にとって、働くことを辞めるという解決策はなるべくなら避けたいことだと思います。
鍼灸は、不安定で偏った血流を安定させ、コンスタントに卵巣や子宮に血液を巡らせることができる上、不妊治療クリニックと比較して夜間や土日も通いやすく、仕事を頑張りながらも妊娠しやすい体づくりを目指す方にとって、有力な選択肢といえそうです。
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不妊専門の鍼灸で子宮や卵巣に血流を巡らせ、妊娠力アップ

不妊専門の鍼灸の中でも、来院される35歳以上の患者様の妊娠数が、全体の67%を占めるという誠心堂薬局では「三焦調整法」という独自のメソッドを取り入れています。「三焦調整法」は、現代人の抱えるストレス調整を行い、妊娠力の向上につなげる方法です。この治療法を導入することで、30代だけでなく、西洋医療だけでは卵が育たなかった40代女性の多くにも、効果が出ているようです。

鍼と不妊治療について詳しくはこちらのコラムでご紹介しています。
煎じ薬の誠心堂取材#2|鍼×不妊治療について
煎じ薬と鍼灸で妊娠への近道を。誠心堂の妊活セミナーはこちら

妊娠しやすさを高めるカギはパートナーの協力

夫婦で妊活に励む様子が描かれたドラマ「隣の家族は青く見える」でもテーマとして取り上げられていましたが、妊活・不妊治療においてパートナーの協力は必要不可欠なのです。
夫婦,カップル

パートナーの協力を得るための解決策①:幸せホルモンで妊娠しやすさアップ

妊活や不妊治療のために義務的にセックスをするのではなく、パートナーとお互いの気持ちを理解しあい、お互いが満足のいく行為であることがとても重要です。お互いが満足感を得られるセックスをすることで、男女ともに「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌され、最終的に受精の可能性が高まるとされているのです。

パートナーの協力を得るための解決策②:プレッシャーをかけない

妊活や不妊治療を続けていると、時にはうまくいかず、パートナーにプレッシャーをかけてしまうこともあるでしょう。お互いに、あるいはどちらか一方でもストレスを抱えたままではさらに妊活や治療がうまくいかなくなってしまいます。抱えている不安や焦りを口に出して伝え、お互いの気持ちを共有するように心がけるようにしましょう。
冒頭でも触れたように、35歳は妊活・不妊治療において境目の年齢にあたります。これを読んでこれから動きだすという人は、パートナーと話し合ったり、医師に相談することからなどでもいいと思います。子どもを望む気持ちがあるのであれば、早めに一歩を踏み出しましょう。

(※1)厚生労働省の「不妊治療と仕事の両立に係る諸問題についての総合的調査事業」の調査結果報告書より