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仕事も妊活も両立するための3つのコツ

   

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前回、妊活にどのようなハードルがあるのか六本木レディースクリニック小山先生にお話をお伺いしましたが、今回は具体的にこのハードルをどうしたら乗り越えられるのか、についてお話頂きます。

働く女性にとって妊活のハードルは3つある。

前回のコラムでは、働く女性にとって妊活のハードルが3つあるというお話をしました。
1つは「妊活が仕事のせいで後回しになる」次に「タイミングが合わない」最後に「妊娠しにくい体になっている」という3点です。今回はこれらの妊活のハードルについて、具体的にどうしたら良いのかを、患者さんからのご質問を踏まえてお話ししたいと思います。

仕事も妊活も両立するコツ|妊活開始を後回しにしない方法

Q:妊活を始めたのですが、私・旦那ともに残業や出張で、なかなか排卵日にタイミングが合いません。タイミングを合わせたいとは思っているのですが…何か良い方法があれば教えてください。

A:仕事が忙しく妊活が後回しになってしまうケースは多々あるようです。しかし、妊娠の観点から言えば、出産適齢期は25歳~34歳と言われているので、早い段階で妊活をするに越したことはありません。同時に子供が欲しい、と考えている方はまず一度病院で検査を受けることをお勧めします。病院で検査を行うことで、不妊の原因がある場合は早期に治療を開始する事ができ、妊娠への近道となるからです。年齢が高い方は妊活前に検査をされる方もいます。不妊治療においても早ければ早いほど、幅広い治療法から自分に合う方法を選ぶことが出来ます。仕事は子供を産んでからでも出来ますが、子供が産める期間は限定的です。仕事が忙しい方は期限を決めてそこまで頑張る、など、メリハリを付け、妊活中は仕事をセーブするようにした方がうまくいくのではないかと思います。

仕事も妊活も両立するコツ|タイミングを合わせる方法

夫婦話し合いQ.妊活を始めたのですが、私・旦那ともに残業や出張で、なかなか排卵日にタイミングが合いません。タイミングを合わせたいとは思っているのですが…何か良い方法があれば教えてください。

A:実は排卵1週間前あたりから性交の回排卵日2日前が最も妊娠しやすいのはご存知でしょうか。年齢にもよりますが、排卵1週間前から性交を行なうことで妊娠出来る人もいるため、性交の頻度を増やすようにすると良いのではないかと思います。仕事の都合もあるとは思いますが、1週間のうち1、2日合わせてみましょう。ただ、タイミングを合わせることと同じくらい、気持ちを合わせるも大切だと思っています。パートナーに、タイミングの話をしすぎて、その気になれなくなってしまうというお話もあります。お互いを思いやる気持ちも大切にしてほしいと思います。

仕事も妊活も両立するコツ|妊娠しやすい体作りをする方法

意外と見落としがちなのが、体作りです。妊孕性(にんようせい)は年齢とともに低下していくので、高度医療を行う場合であっても、妊娠に向けて体作りをすることは欠かせません。
まず1つ目は、ストレスを受けにくい生活を送ることでしょう。ストレスは妊娠に何らかの影響を与えていると考えられています。

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そのため、妊活中は仕事や職場の人間関係などにおいて極力ストレスがかからないような環境を整えておくことをお勧めします。2つ目に自律神経を整えることです。不妊には女性ホルモンが大きく関わっているため、自律神経の乱れを整えることでホルモンバランスが整います。自律神経を整えるエクササイズの1つにピラティスが挙げられますが、同時に体の歪みも整えることができるため、お勧めです。

ストレッチ

3つ目に食生活を見直すことです。共働きだと、一緒に食事をする機会が取れないご夫婦もいるでしょう。しかし、妊娠を望む場合、摂る栄養は意識した方が良いです。また、妊娠時にすぐに赤ちゃんの栄養素となるため、サプリメントなどで栄養を補給してもいいでしょう。
葉酸,サプリメント3
ビタミンE、コエンザイムQ10、カルニチンなどは酸化ストレスを減らすので、精子の質を向上させます。軽度の男性不妊症を指摘された方は、葉酸や亜鉛などと一緒に意識して摂ると良いですね。
葉酸は神経の奇形を少なくするために確実に必要と言え、妊娠の1か月以上前から飲むことが大切です。
当院ではエレビットというサプリメントを勧めています。妊娠中の方は葉酸は640μgは必要です。エレビットには葉酸800㎍のほか、鉄やビタミンD、カルシウム、マンガンなど、妊娠中に必要な栄養素が入っています。また、ビタミンAの摂取のしすぎは赤ちゃんの奇形の原因になるので、妊娠中は摂取のしすぎに注意が必要です。
夫婦

このように、妊活のハードルを乗り越えるためには、ご自身の仕事の状況を踏まえた上で、自分で調整をする事、旦那さんとよく話し合って、タイミングを合わせる事、自分自身の体と向き合って整える事などが必要になります。まず出来ることが何なのかをご自身で考え、出来ることから始めてみて下さい。そして、ご自身の体について不安な点があれば、仕事をしながら通える病院を探して相談してみることをおすすめします。
次回は仕事と不妊治療の両立における問題点についてお話していきます。
六本木レディースクリニック

六本木レディースクリニック小山院長のご紹介

小山 寿美江(こやま すみえ)院長

小山院長

小山院長

日本産科婦人科学会 専門医/日本生殖医学会 生殖医療専門医
1999年 琉球大学医学部医学科卒業
2000年 東京医科大学病院救急救命センター
2001年 東京女子医大病院腎センター
2003年 緑風荘病院 血液浄化療法センター
2006年 昭和大学病院産婦人科
2009年 昭和大学病院産婦人科 助教
2010年 東京衛生病院産婦人科
2012年 木場公園クリニック勤務
木場公園クリニック 分院 院長
2016年 六本木レディースクリニック勤務

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