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体外受精のスケジュールと流れ|仕事をしながらの通院は?

      2016/08/09

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今回は体外受精のスケジュールについてまとめています。また、『体外受精まとめ|スケジュールや費用、成功率、リスクとは?』では体外受精全般のことについてまとめているので確認してみてください。

体外受精のスケジュールと流れ①|排卵誘発

体外受精は、排卵誘発からスタートしていきます。質の良い卵子を育てるために、排卵誘発剤を使用して卵巣刺激をします。個人差はありますが、月経開始後3~5日目あたりからの開始となるようです。排卵誘発剤は主に経口あるいは注射で使用されます。様々な方法がありますので、しっかりと医師と相談をしながらおこなう方が良いと言われています。卵胞の様子は超音波で見ることができますので、診察をおこないながらコントロールをしていきます。排卵がおこなわれる前に、卵巣から卵子を取り出します。

スケジュール:体外受精開始(1日目)

体外受精のスケジュールと流れ②|採卵(OPU)

膣から超音波で卵胞を見ながら、細い採卵針を卵巣まで刺し、数mlの卵胞液を注射器で吸引します。その中に卵子が含まれています。卵子をシャーレに移して顕微鏡で確認し、培養液の中に移します。

採卵時には痛みを軽減するために、鎮痛剤・鎮静剤・麻酔薬などを使用することが多い様です。採卵は数分~数十分程度の所要時間となります。休息時間などを含めても1~2時間程度となるようですが、処置後の自己運転は控えるようにとされていますので、注意してください。

スケジュール:体外受精開始から11日目

体外受精のスケジュールと流れ③|採精

採卵日に自宅あるいはクリニック・病院で精液を採取します。基本的に採取後は体温に近い温度で保った状態で2~3時間以内に提出する必要があるため、クリニック・病院での採取がおすすめされています。しかし旦那さん本人の都合がつかず病院に行けない場合もあるので、そのときは自宅で採取して奥さんに持ってきてもらうこともあるようです。あるいは、事前に精子を凍結して採卵当日に融解して使用するという方法もあります。

採取された精液は、細菌や死滅した精子・白血球などが含まれているため専用液での洗浄がおこなわれます。そして、良質な精子のみを選別するため、遠心分離機などにかけられ濃縮されていきます。

スケジュール:体外受精開始から11日目(採卵と同じ)

体外受精のスケジュールと流れ④|受精、培養、分割

培養容器内で卵子と精子をあわせ、受精させます。体外受精の場合、卵子の上に精子を振りかけ、卵子・精子の自然の力にまかせて受精がおこなわれます。この時に、自然での受精が難しい場合のステップアップとして顕微授精となります。

また、体内に比べ、体外での受精・培養環境は受精分割速度が遅いとも言われているので、その時間のズレを解消するため、凍結技術を行っている病院・クリニックもあるようです。

受精後2日目ごろから分割がはじまり、2細胞→4細胞→8細胞と細胞分裂を繰り返し、4日目ごろには受精卵内は細胞分裂した細胞で埋まります。そして5~6日になると「胚盤胞」という状態になります。胚盤胞まで培養できると着床率や妊娠率が高くなるようです。通常の妊娠では、卵管を進みながら分割がおこなわれていますので、子宮に着床するときの胚の状態が「胚盤胞」です。

採卵~受精をおこない余剰胚ができた場合は凍結します。次回は受精までの過程を省略し、凍結胚の移植からおこなうことができますので、身体的負担や費用的負担の軽減になるとも言われています。また、質のいい胚は、あえて採卵周期に新鮮胚で戻すのではなく、理想的な子宮内膜環境を整えてから戻すこともあるようです。

スケジュール:体外受精開始から11日目~14日目

体外受精のスケジュールと流れ⑤|胚移植

受精後2~3日目の分割をはじめた受精卵(胚)を子宮内に戻す方法を分割胚移植(新鮮胚移植)、5~6日間培養し胚盤胞の状態で移植をする方法を胚盤胞移植と呼びます。胚盤胞移植は妊娠率は高いと言われていますが、胚盤胞まで培養できなかった場合、移植そのものができなくなる可能性も高くなるようです。

さらに、二段階移植と呼ばれる方法もあります。分割期胚と胚盤胞を同じ周期で間をあけず移植する方法となります。最初の移植胚が子宮内膜を刺激し、次に移植する胚盤胞の着床率を改善する効果があるとされています。多胎妊娠の可能性も高くなりますが、着床がなかなかうまくいかない場合には妊娠の可能性が上がるとされているようです。

また、移植する胚の数を多くすれば妊娠率も増加するものの、それと同時に多胎妊娠の発生率も上昇すると言われています。よって移植胚数は原則として3個以下とされているようです。

なお、胚の着床率を高めるために黄体ホルモンの補充を行うこともあります。薬や注射の種類・頻度は卵巣の状態にあわせて医師が判断しているようです。

スケジュール:体外受精開始から14日目

体外受精のスケジュールと流れ⑥|妊娠判定

胚移植後、妊娠を判定します。基本的に血液検査あるいは尿検査のどちらかで判定しますが、より正確にわかる血液検査が最近では多く行われているようです。

スケジュール:体外受精開始から28日目

上記のようなスケジュールで体外受精は進められていきますが、体外受精の成功状況によっては変わってくるところがあるといいます。『体外受精の成功率を上げるには?|20代、30代、回数について』では各年代の体外受精成功率についてまとめています。

また、『体外受精の費用は?|平均費用、助成金、保険について』では体外受精の費用、助成金についてまとめているので、経済的な負担を減らすためにも確認してみてください。初めての体外受精で不安な方は『20代、30代後半、40代からの体外受精|実体験ブログまとめ』で実際に体外受精を経験された方のブログをみておくのも良いかもしれません。

体外受精を行っている病院・クリニック

  1. 加藤レディスクリニック(西新宿駅|総合評価3.8|口コミ102件)
  2. 神奈川レディースクリニック(白楽駅|総合評価3.7|口コミ40件)
  3. 杉山産婦人科(代田橋駅|総合評価3.6|口コミ39件)