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体外受精の着床時期|過ごし方のポイントは?新鮮胚と胚盤胞で着床時期は違う?

      2016/11/24

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体外受精を行った後は着床を成功させるためにどんな過ごし方をするのがよいのか、知っておくと成功に近づけるかもしれません。

今回は、体外受精の着床時期や過ごし方のポイントなどについてまとめています。

体外受精の着床時期①:体外受精後の過ごし方のポイント

体外受精を行った後は、一般的に安静にすべきという意見が多いですが、寝たまま過ごすのではなく、普段通りの生活で問題ないようです。ただ妊娠成立のために、着床時期前後の過ごし方にも気をつけるべき点がいくつかあると言われています。

①激しい運動は避ける
通常通りの生活で問題ないとは言え、いつも身体を動かすことがルーティーンになっている方は、体外受精の移植後や着床時期の運動は控えた方がよいでしょう。激しい運動をすることで、黄体化ホルモンの分泌を減らしてしまう危険性があるようです。

②お風呂の入り方
体外受精移植直後は、お風呂を控えるように指示されることもあれば、高温のお風呂のみ避けるよう指示されることもあるようです。病院の方針ごとにお風呂については意見がわかれるようですが、体外受精の移植後は、「半身浴」程度に留めておくのが無難だと言えそうです。体外受精の成功率を上げるためには、身体を冷やさないように気をつけておきたいところなので、低温のお湯で半身浴をし、ゆっくり芯から身体を温めると良いでしょう。

③性交渉はしない
体外受精の移植の後は、3~4日程度は性交渉を控えるよう病院から指示がある場合もあるそうです。かかりつけの医師の指示をきちんと守るのがよいでしょう。

④ストレスは溜めこまない
移植の後は絶対安静というイメージを持っている方も多いようで、身体を動かしたくても着床を成功させたいがために、長時間安静にしてしまう方がいるそうです。これでは逆にストレスが溜まるかもしれないので、激しい運動は控えつつ軽く散歩や身体を動かすなど、ストレスのない生活を優先した方がいいようです。

⑤葉酸をしっかり摂る
妊活中の摂取が重要と言われる「葉酸」ですが、体外受精の移植前同様、移植後も葉酸を摂るといいそうです。

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体外受精の着床時期②:新鮮胚移植とは?着床時期は違う?

体外受精の移植方法の1つである「新鮮胚移植」は、採卵から卵子と精子の受精、培養、子宮への移植というスケジュールを、1回の生理周期で行う方法だそうです。新鮮な状態の受精卵を移植するという方法が取られる事から、「新鮮胚移植」と呼ばれるようになりました。この他、凍結胚移植と言い、採卵して受精させた受精卵を一旦凍らせて保存した後、別の周期で移植する方法もあります。
体外受精や顕微授精を行う際は、受精卵の状態や質、移植する子宮の状態によって着床率が大きく変わるため、体調を見ながら医師と相談し、移植方法を検討するのが一般的なようです。

新鮮胚移植の着床率は低い?

新鮮胚移植と凍結胚移植は、どちらも受精後に培養した胚を子宮内に移植する方法は変わりないようです。しかし、新鮮胚移植の着床率は約20%に対して、凍結胚移植は約35%と言われています。
これは、新鮮胚移植の場合、同じ生理周期の中で移植を行うことになるため、子宮が受精卵を受け入れる体勢が整っていないためだと考えられています。自然妊娠の場合には、排卵後4~5日目に受精卵が分割を繰り返し、胚盤胞へと成長しながら子宮に到着してから1~2日間かけて着床するそうです。しかし、新鮮胚移植では採卵から移植までの期間が短いため、子宮が着床のための準備が整っていない事で、着床率が低くなると考えられるのです。

新鮮胚移植後の着床時期は?

新鮮胚移植の後の着床時期は、移植してから約3~5日後、採卵から数えると約7~10日後だと言われています。採卵から2週間後に確認すると着床の有無が判定できる可能性が高いため、病院から通院日として指定されるのは約2週間後ぐらいでしょう。7~10日未満で判定を行っても、正確な結果が分からない場合があるようです。