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精液検査の方法は?|禁欲期間、検査結果、費用について

      2016/05/26

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精子の運動率を調べるために精液検査を受ける男性が増えているといいます。妊娠をするためには男性の精子の状態が正常である必要があります。今回は精液検査の方法や禁欲期間、検査結果、費用などについてまとめています。

精液検査には種類がある?

精液検査とは男性の精子の状態を調べるため検査のことを言います。妊娠をするには精子の状態が良いことが大切なので、妊娠を望む際には精液検査を受けるのが良いかもしれません。精液を調べることで男性不妊の原因を発見します。ただ、男性の中には不妊検査を受けるのを躊躇してしまう方も多いといいます。

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精液検査の種類

精液検査には、「一般精液検査」と呼ばれる検査と、一般検査で問題があった場合に行う「特殊精液検査」があります。

一般精液検査では、精子の濃度や精子の運動率、精子の奇形率(頭の割れている精子のような正常な形でない精子の確率)、白血球数を調べることが可能だといいます。採取した精液を下記の基準値と照らし合わせて、精子の状態を評価していきます。

  • 精液の量…2ml以上
  • 精子濃度…1ml中に2000万個以上
  • 精子の運動率…前進運動精子が50%以上、または高速直進運動精子25%以上
  • 正常形態精子…30%以上
  • 精子の生存率…50%以上
  • 白血球…1ml中に100万個未満
  • イムノビーズテスト…50%未満の結合性
  • MRAテスト…50%未満の結合性

精液検査で採取した精液や精子が妊娠の妨げになっていないか、不妊症の原因になっていないかなどを検査します。また精液に血液や膿が混ざっていないか、白血球数、pHに問題はないかなども合わせて調べていきます。

精液検査を行うのに最適なタイミング

男性の精液は毎日、精巣内で作られていて、日常のストレスや生活習慣の影響を受けやすく、状態が変わりやすいと言われています。そのため、直近の精液検査日から数日おいて検査することが望ましいそうです。理想の精液検査回数は1ヶ月の間に2回以上だといいます。また、精子を作る造精機能は、精子の形成から移送が完了するまで約3ヶ月の期間を要するそうで、同じ期間内に何度も精液検査をすることが大切だといいます。

精液検査の方法は?

自宅で精液を採取する方法

精液検査では、まず男性が専用のプラスティック容器に精液を出し、病院・クリニックに提出します。精子の状態は時間とともに変化していくので、自宅で精液を採取した場合は採取後2時間~3時間以内に病院・クリニックに提出するようにしましょう。

また、自宅で採取した精液を病院・クリニックに持ち込む際には運搬方法に注意しなければなりません。精子は体温よりも少し低い31℃~33℃位が運動率が良くなると言われています。そのため、精子の温度が下がりすぎないようにハンカチにくるんだり、懐に入れるなどして温度を保つようにするのが良いでしょう。

病院・クリニックで精液を採取する方法

病院・クリニックによっては採精室を設けている施設もあり、当日に精液検査を受けるよう指示される場合もあります。自宅から病院・クリニックまでの距離が2時間以上ある場合は採精室で精子を採取する方が良いかもしれません。精子の採取の際にコンドームを使用してしまうと内側の薬剤が混入して、精子に悪影響を及ぼすことがあるため、コンドームを使用するのは避けるのが良いでしょう。

上記の方法で採取した精液は、目視で精液の状態を確認したり、顕微鏡や精子の染色を行って精液検査を進めていきます。

精液検査の結果は?

精液検査の結果

精液検査は、長い時間がかかることはないと言われています。基本的には1時間もかからないうちに精液検査の結果を聞くことができることが多いそうです。(病院・クリニックの混み具合によって待ち時間は変わります。)

精液検査の禁欲期間

精液検査の前に、正確な精子状態の確認のため、禁欲期間を設けるように指示されることになります。その禁欲期間を含むと、検査結果を聞くまでに1週間程度の時間を要することになります。大体2~7日間禁欲するように指示があるので、病院・クリニックから支給されたプラスティック容器に、禁欲した日数を記載しておくと検査結果を聞くまでの流れがスムーズになります。精液検査の方法は、どの病院も基本的には変わりませんが、禁欲期間は病院・クリニックごとに異なるようです。男性の精液は、基本的に精管内の精子が射精されたから4日ほどで十分な分泌液で満たされると言われています。男性が禁欲期間を守らないと、精液量が少なくなったり、精子の運動率が下がったり、精子の濃度が低くなったりするので注意が必要です。

精液検査の費用はいくら?

精液検査の費用は、検査内容により保険適用かそうでないかで異なり、精子の数や運動率が検査項目であれば、保険適用が可能だと言われています。自己負担の金額は1回につき、300円~1000円位と幅はありますが、比較的安価なのが特徴です。また、保険適用外の検査項目を受けた場合、約5000円~30000円となり、事前に病院・クリニックに確認しておくのが良いかもしれません。

不妊検査の平均費用|女性、男性によって違う?保険適用は?』では男性・女性の不妊検査の費用についてまとめています。