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妊娠と葉酸の関係とは?|妊活中からの葉酸摂取がおすすめ

      2017/05/31

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妊娠と関係が深いと言われている葉酸は、胎児の健康的な発育に大きく関わっていることがわかっています。妊活中から継続的に摂取しておくことで、妊娠後の葉酸不足解消に役立つでしょう。今回は妊娠における葉酸のはたらきや、摂取量などをご紹介していきます。

妊娠と葉酸①|妊娠0週~4ヶ月頃までは葉酸摂取の重要期

■超妊娠初期とはいつから?

超妊娠初期とは、妊娠0週~4週目のことを指します。この時、妊娠している本人は多くの場合、自覚症状がないと言われています。受精から着床までは約3週かかるといわれており、妊娠の兆候があるのは一般的に着床後のようです。

■超妊娠初期から葉酸が必要と言われる訳とは

超妊娠初期の0週~4ヶ月頃までは葉酸は重要な栄養素です。それは葉酸が卵子の成長には欠かせない栄養素として大きく関わるからです。卵子は受精した瞬間から細胞分裂を始めます。細胞分裂の際、遺伝に関わるDNA(核酸)は一つ一つの細胞に遺伝情報を保持して、新たな細胞を作っていきますが、葉酸はこのDNAが正確に遺伝情報を保持、生成するために必要な成分と言われています。

■葉酸不足で正しい遺伝情報が作られない?

胎児は細胞分裂を繰り返しながら発育しています。そのため母体の葉酸が不足してしまうことで、正確な遺伝情報が失われてしまう可能性もあるそうです。また、人には間違った遺伝情報を持つ細胞を修復する力も持っているようですが、このはたらきにも葉酸が関わっています。

■胎児の先天性異常に葉酸不足が関与している可能性が

葉酸不足だけが原因ではありませんが、胎児の先天性異常には葉酸不足が関与しているという研究結果も出ています。また、細胞分裂の遅れによって、胎児の発育が遅れてしまい、未熟児や低体重児になる可能性もあるそうです。そのため厚生労働省は、胎児が重要な発育をする時期である妊娠0週~3・4ヶ月頃までを特に「葉酸摂取の重要期」と位置付けています。

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妊娠と葉酸②|葉酸不足による貧血には妊活中から注意を

■妊娠中、血液が胎児との命綱。貧血は大敵

妊娠中は貧血になりやすいと言われています。妊娠時は母体の血液中にある赤血球が運搬役を務め、発育に必要な栄養成分を胎児へ届けます。そして胎児の血液そのものも母体の栄養成分をベースに生成されます。つまり、妊娠していないときに比較すると妊娠時の母体はとても多くの栄養成分が必要なので、母体の血液中の赤血球濃度が減ってしまいます。

■葉酸が母体にも胎児の発育にも欠かせない

なお、貧血と関係が深いのは「鉄分」だと思われる方も多いかもしれません。しかし、赤血球を生成するためには鉄分だけでなく、葉酸とビタミンB12も合成されることになります。葉酸は、母体自身の日々の細胞生成にも必要であり、胎児の発育そのものにも必要な栄養成分です。そのため妊娠中は葉酸が消費されやすい状態になるため、鉄分だけでなく葉酸不足による貧血も多くなるようです。

このように妊娠時は母体が貧血になる可能性が高くなります。そのため妊娠前の妊活中からしっかりと貧血防止を意識しておくのが良いでしょう。

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妊娠と葉酸③|妊娠時に必要な葉酸の摂取量は?

■妊娠時の葉酸は妊娠前の約2倍必要?

厚生労働省によると、葉酸の必要摂取量は1日あたり成人女性で200μg、妊娠している女性で400μg、推奨摂取量はそれぞれ240μg、480μgとされています。つまり妊娠によって約2倍の葉酸摂取が必要ということになります。胎児は母体から運ばれてくるさまざまな栄養成分を使い活発に細胞分裂をおこないながら発育するので、妊娠時の母体が必要とする葉酸の摂取量はとても多くなるようです。

妊娠と葉酸④|妊活中の葉酸摂取はどう関係がある?

■妊活中、着床率アップには葉酸を。

葉酸をしっかりと摂取することは妊活中の方々にも関係があります。葉酸は卵子の正常な形成・着床率アップにも欠かせない栄養素であると言われています。また、染色体異常でない健康な精子の生成にも関わりがあるという研究結果が出ています。

■超妊娠初期の葉酸摂取で、70%先天性異常リスク軽減も?

超妊娠初期とよばれる0-4週ではまだ妊娠に気付かない方も多いですが、まさにその時期、胎児は活発な細胞分裂を繰り返しながらさまざまな重要器官の生成をおこなっています。ある研究では、この超妊娠初期にも葉酸をしっかりと摂取することで、神経系障害児の出生リスクが70%軽減されるという結果が出ているようです。つまり、妊娠後からではなく、妊活中から葉酸を意識して摂取するのが良いということでしょう。

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