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不妊治療と食事の関係|東洋医学における不妊治療の留意点

      2016/06/11

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東洋医学においては、「体によい食事」は人によって異なるという考え方のようです。今回は不妊治療ステップアップベストガイド(発行:株式会社エス・エム・エス)を参考に、食事をはじめ、東洋医学において不妊治療時に気をつけておくとよいことを紹介します。

東洋医学における不妊治療の留意点①|食事

東洋医学では医食同源といい、さまざまな食材の効能が定義されています。また、最近では、こうした考え方をもとに、生薬の原材料となる食材や効能があるとされる食材を用いた薬膳料理もブームになっています。
しかし、個々の体質は異なるため、人によって「体によいもの」は違います。安易に漢方薬や特定の食材に頼るのはやめましょう。たとえば、体を温める効果がある生姜は冷え性の人にはよいのですが、逆に熱を溜め込みやすい人が過剰に摂ると悪影響を及ぼす可能性があります。特に低温期に体温が下がりにくい人は、生姜を多く摂ることは避けたほうがよいでしょう。また、同じ人でも低温期や高温期などの周期や生活環境によっても体質は変化します。いまの自分がどういう状態なのかを把握した上で、食材を選ぶことが重要です。
食材に限らず、飲料、特にお茶にも注意しましょう。たとえば、ハトムギ茶は体内の老廃物を体から出す効果があるため、妊娠している場合、流産のリスクが高まる可能性があります。
東洋医学において、自分の体質に合った食事を摂ることはとても大切です。しかし、まず重要なのは、体によいものを積極的に摂ろうとするより、必要以上に摂ると体によくないものを摂り過ぎていないかをチェックするということです。油分や糖分を摂りすぎていないか、辛いものや冷たいもの、生ものを食べすぎていないか、お酒を飲み過ぎていないかなど、生活を見直してみましょう。

東洋医学における不妊治療の留意点②|男性が気をつけること

食事のほかに、男女のスタンス、夫婦関係についても気をつけたほうがいいことが東洋医学の考え方でもあるようです。男性に対しても、病の部分を治療するのではなく、体質改善を目的としたアプローチが行われることが述べられています。

東洋医学では、女性は陰で男性は陽だといわれています。そして、妊娠するには陰と陽、つまり女性と男性のバランスがよいことが必要だとされています。不妊治療というと、とかく、女性の体だけがクローズアップされがちですが、もちろん男性も体を整えることが重要なのです。
男性の陽は「燃えるような」、または「動く」という意味です。しかし、仕事が忙しい、大きなストレスを抱えていることによって気力が落ちている、いわゆる気虚の状態になっている男性も少なくありません。身体的にも精神的にも疲れていると、精子の数や活動量の低下ということにつながります。この場合、東洋医学では気力の回復を図る施術を行います。
ただし男性は「疲れている」「体調が悪い」ということを自覚しにくい傾向にあります。
まずは、自分の体と向き合い、どんな状態なのかを把握することが大切です。また、男性は案外、精神的に弱いものです。不妊治療が大きなストレスとなっていることもあります。夫婦が互いを思いやりながら、ふたりそろって体を整えていくことが必要でしょう。

東洋医学における不妊治療の留意点③|効果が現れる目安

東洋医学ではじっくり体質改善をしていくようなので、すぐには効果が現れないというのも意識しておくとよいかもしれません。

東洋医学における治療は症状に対して行う表面的な治療(標治)と体質改善を目的とした根本治療(根治)があります。個人差はありますが、体質改善には3ヶ月以上はかかると考えておきましょう。また、卵子は排卵の3ヶ月前から育っているといわれています。体を整え、よい卵子を育てるためには、3ヶ月から半年くらいかかるということを目安に治療を受けられるとよいでしょう。

東洋医学における不妊治療の留意点④|「気」を保つこと

東洋医学では「気」が大事だと考えられています。不妊治療を続けているにもかかわらずなかなか妊娠に至らないこともあるかもしれませんが、そのようなときこそ気力を維持することがよいそうです。低温期ならラベンダーやグレープフルーツ、ペパーミントなど、高温期ならローズやレモン、ティートリーなど、体の周期に合わせた香りのアロマをたくのも効果的かもしれません。

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引用元『不妊治療ステップアップベストガイド』
引用部分著者:天使のたまご 代表 藤原亜季/院長 鈴木元
発行:株式会社エス・エム・エス