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妊娠しやすさと生理の関係は?|健康的な子宮は生理でわかる

      2016/05/11

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妊娠しやすい身体かどうかは、「よい生理かどうか」がバロメーターになるとも言われています。今回は子宮の健康について述べられた書籍「めぐりをよくする美子宮レッスン」から、生理の①規則性、②長さ、③量という点で妊娠に関わる「よい生理」のチェックポイントを紹介していきます。

妊娠と子宮・生理の関係

子宮の内側にある子宮内膜は、生理が近づくにつれてだんだん厚くなっていき、生理が始まるとはがれて出血として出ていきます。この繰り返しが毎月順調であれば女性ホルモンが正常に働いているようです。
不妊専門鍼灸アロママッサージ治療院を運営する、「女性のための健康医療研究グループ 天使のたまご」の藤原亜季代表は、自身の著書「めぐりをよくする美子宮レッスン」において、妊娠するには健康的な子宮を持っていることが重要だと述べています。そして「よい生理」かどうかをチェックすることで、「子宮力」がわかるようです。

妊娠するための生理チェック①|生理の規則性

生理周期は通常25~38日と言われていますが、睡眠不足やストレス、風邪など少しの体調不良でも左右されるようです。2~3日程度の差であればあまり気にする必要はないと言われていますが、下記のように不規則な場合は気をつけたほうがよいかもしれません。

●生理周期が短い
通常の生理周期は25~38日なので、周期が20日以下の場合や月に2回生理がくるようなときは周期が短いことになります。これを「頻発月経」といいます。頻発月経は、排卵がある場合とない場合のふたつに分類され、排卵がある場合はホルモンバランスの乱れが、排卵がない場合は「無排卵」が原因だと思われます
●生理周期が長い
生理と生理の間が39日以上あく長い周期を「稀発月経」といいます。卵巣の働きが不十分で、女性ホルモンが正常に分泌されていないことが考えられます。まだ更年期には早い年齢なのに、生理周期が長い状態が続くようであれば、ホルモンバランスの状態や排卵の有無をチェックしたほうがいいでしょう。
●生理周期がバラバラ
生理周期が長かったり、短かったり、安定しないときは、女性ホルモンのバランスがくずれている可能性があります。
●生理がこない
初めての生理から5年以上経っていて、更年期を迎える年齢でもないのに、60日以上月経がこない場合は要注意。「無月経」といって、卵巣の働きがかなり低下している可能性があります。早めに婦人科を受診しましょう。

妊娠するための生理チェック②|生理の長さ

生理期間の長さもよい生理かどうかを判断するポイントだと言われています。個人差はあるようですが、一般的には1回の生理が3~7日間で、2~3日目が最も出血量が多いそうです。下記のように、もし生理が8日以上続いたり2日以内に終わってしまったりするようなら、何かトラブルを抱えているかもしれません。

●過長月経
生理期間が8日以上だらだらと続く状態を「過長月経」といいます。ホルモンバランスの乱れや子宮の病気が考えられます。視床下部、脳下垂体、卵巣など、女性ホルモンの分泌に関係する器官になんらかのトラブルがある可能性があります。
●過短月経
生理が2日以内で終わってしまうなど、期間が短すぎる場合を「過短月経」といいます。女性ホルモンの分泌量が少ないせいで子宮内膜の厚みが薄い、子宮の発育不全などのほか、甲状腺機能異常が原因のこともあります。

妊娠するための生理チェック③|生理の量

健康的な生理かどうかをチェックするポイントとして、生理の出血量もあげられています。通常は約50~180グラムと言われていて、目安としては多い日でも2時間に1回変えれば問題ない程度だそうです。2時間もたずにあふれてしまう場合や、逆にほとんど出血していない場合、婦人科系の病気を持っている可能性があるようです。

●過多月経
出血量が多い、急に増える、どんどん増えていく、レバー状のかたまりが混じるなどがみられる場合を「過多月経」といいます。子宮筋腫や子宮腺筋症、子宮内膜症、子宮ポリープなどの病気が原因になっていることもあるので注意です。
●過少月経
出血量が極端に少なく、ナプキンにわずかにつく程度で終わってしまうことを「過少月経」といい、ストレスによる卵巣機能の低下が考えられます。

引用元『めぐりをよくする美子宮レッスン』
著者:藤原亜季(天使のたまご代表)
監修:竹内正人
発行:大和書房