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卵管造影検査は二人目不妊に効果があるのか?

2016/04/18

2016/04/18

卵管造影検査をすることで二人目不妊の原因がわかることがあるといいます。今回は卵管造影検査と二人目不妊の関係についてまとめています。

二人目不妊で行う卵管造影検査について

二人目不妊の治療をするにあたり、治療の進め方は一人目不妊も二人目不妊も大きな違いはありません。


出産後間もない方で「卵巣機能不全」を患った経緯がある場合は、一部例外として卵管造影検査を省くケースもあるそうです。その理由は、排卵誘発剤を使用することでスムーズに妊娠することがあるからだそうです。


1度目の出産で胎盤の癒着や剥離があった方、産褥熱(さんじょくねつ)を出した方は、二人目不妊に対する影響も考えられるため二人目不妊でも卵管造影検査を行います。


実は、卵管に何らかの不妊原因があると言うケースは、不妊症を抱える方の約3分の1を占めていることが分かっています。一人目は自然妊娠できていた方も、一人目の分娩の際に感染症があったり、出産後クラミジアに感染して卵管が詰まったことも考えられます。


また、一人目の時に卵管造影を受け、直後に妊娠したという方も、タイミング良く卵管が通って妊娠にいたってもしばらく経つとまた詰まってしまうこともよくあるため、卵管造影検査は重要と考えられているのです。


さらに、第一子の妊娠、出産から3~4年経過していれば、加齢によってホルモンも変化している可能性があります。この場合は、卵管造影検査と共に、ホルモンバランスを検査し原因を突き止めていきます。例えば、「高プロラクチン血症」で一人目の時にホルモン異常を起こしていた方は、2人目もホルモン異常になりやすいですが、薬での治療がしやすく原因もはっきりしています。


二人目不妊の原因とは|加齢・性病・ホルモンバランスが原因に?』『二人目不妊の治療・改善法とは|加齢・性病・ホルモンバランス』では二人目不妊の原因と治療法についてまとめています。


二人目不妊の場合、一人目の時よりも加齢が影響してさらに妊娠しにくくなっているため、二人目不妊の不安を少しでも感じたら早めに卵管造影を含む不妊症検査を受けてみるのも良いかもしれません。

卵管造影検査でわかることについて

卵管造影検査は精子が卵管を通れる状態なのか、子宮が妊娠できる状態なのかを確認する検査です。


卵管造影検査を行うことで、下記のような判定ができます。



卵管の軽度な癒着の有無の判定


卵管の軽い詰まりや癒着であれば、卵管造影検査で剥がれるため詰まりの解消が期待出来ます。



子宮が奇形であるかどうかの判定


奇形の症状によって手術を行いますが、状況によっては体外受精で妊娠を試みる治療に切り替えられます。



左右の卵管両方が閉塞しているかどうかの判定


再検査を行って結果に変わりがなければ、腹腔鏡検査で癒着を剥がす治療を行います。



卵管のつまりの有無の判定


精子と卵子は出会えていると考えて、黄体機能不全や着床障害を疑う医師もいるそうですが、それ以前の過程に問題がある可能性もあります。


ヒューナーテストを実施し結果が良好であれば、「ピックアップ障害の可能性」が考えられ、ヒューナーテストの結果が不良であれば精液に問題がある可能性があるため、精液検査へと進みます。

卵管造影検査の二人目不妊への効果について

一人目は自然妊娠であっても、体の状態に変化が起きて二人目不妊になるという方は増えています。


しかし、二人目不妊で悩んでいる方の中でも、卵管に不妊要因がある場合ば、卵管造影検査を行う事で卵管の通りが良くなるため、「検査」という名称でありながら、同時に治療の役割も果たしてくれます。


卵管造影検査を行った直後に妊娠したという方は多く、妊娠確率の向上が期待出来ます。


少し卵管の通りが悪かった方でも、卵管造影で造影剤を入れることでつまりが解消しますし、卵管が細く狭くなっていた方は、少し卵管が広がってくれる可能性もあります。


体質や体調、卵管の状態などの個人差はありますが、卵管造影を行った後、半年間は妊娠しやすいと言われ、中でも卵管造影検査直後の3ヶ月間はゴールデンタイムとも呼ばれています。


原因不明で二人目不妊に悩んでいたご夫婦のうち、約4割の方が卵管造影検査から半年以内に妊娠したという報告が多い病院もあり、卵管に不妊要因が考えられる方にとっては、自然妊娠の確率があがる、貴重な期間でもあるのです。ただ、検査ということで不安に思う方も多いかもしれません。『二人目不妊克服のためのブログ6選|体験談まとめ』では実際に二人目不妊を経験した方の体験談をまとめています。


二人目不妊であれば、不妊専門クリニックに通院する際、周りの目もあるため上の子を預けて出かける方も多いでしょう。しかし、通院のたびに預けたり、育児と不妊治療の両立や育児と仕事と不妊治療の両立は、女性側に大きな負担とストレスもかかります。



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