桜十字渋谷バースクリニック|数ある治療の選択肢から最適な方法で治療を
2018/08/01
2018/08/01
様々な治療に対応できる不妊治療クリニックとして、この春、渋谷から徒歩5分の地に誕生した、桜十字渋谷バースクリニック。今回は、井上院長に開院のきっかけと、想いについてお話をお伺いしました。
桜十字渋谷バースクリニック誕生のきっかけは?
ー 桜十字渋谷バースクリニックが誕生したきっかけについてお聞かせ下さい。
井上院長:少子高齢化、晩婚化、晩産化という大きな社会の潮流の中、6組に1組のカップルが不妊に悩む社会的な課題に対して、その一助になればと不妊治療のクリニック開院を検討して参りました。
そして、2018年この春に、再開発が進む渋谷駅徒歩5分という立地で、志ある経験豊かなスタッフにも恵まれたことで、「桜十字渋谷バースクリニック」を開院することができました。
ー 井上院長が生殖医療に携わろうと思われたきっかけについてお聞かせ下さい。
井上院長:私の生殖医療に携わるきっかけは、研修医時代に生殖医療専門クリニックで研修したことです。そこで、産婦人科は産科と腫瘍を扱う婦人科のイメージがあったのですが、今まで関わったことのなかった生殖医療という分野に興味を持ち、大学の中で生殖医療に力を入れている慶應義塾大学に入局しました。
その後、体外受精や卵・精子の研究を主に行なっている生殖生理学研究室という班で研究しました。そこでは生殖医療における感染症の感染予防、若年生子宮癌・子宮内膜増殖症の妊孕性温存療法後の不妊治療について報告し医学博士を取得しました。
桜十字渋谷バースクリニック|大学病院などの連携で安心して治療を受けられる
ー 桜十字渋谷バースクリニックは周辺施設や大学との連携強化を行っている、とのことですが、患者様にとってはどのようなメリットがあるのでしょうか?
井上院長:当院での外来手術はポリープ切除、卵管鏡下卵管形成術などが行えますが、腹腔鏡を使用しなければならないような手術は当院の設備ではできません。また、内科疾患をお持ちの方や妊娠経過のリスクの高い患者さまは連携病院にご紹介し、加療していただくことができます。
また渋谷にあるクリニックのため、周囲には大きな総合病院がたくさんあります。そういった大きな病院と連携させていただくことで、高齢妊娠や、早期に治療が必要となる疾患が見つかった場合や緊急時においてもすぐに対応でき、患者さまの安全を守ることができるように体制を整えております。
年齢、不妊期間、基礎疾患など様々な状況に合わせて治療が可能
ー 貴院では様々な治療の選択肢がありますが、治療方針はどのように決めていらっしゃいますか?
井上院長:来院される患者様は、自然妊娠のみを希望する方から体外受精を最初から希望される方、体外受精でもなるべく自然で行いたいという方、年齢、不妊期間、基礎疾患を抱えている方など、さまざまにいらっしゃいます。そして患者様ひとりひとりのお考え方があると思います。
そのため、患者様に合った治療のメリット、デメリットをお話しした上で、ある程度方向付けを行い、ご夫婦と相談し、治療方針を決めるようにしています。
具体的に申し上げますと、体外受精については自然周期、調節卵巣刺激まで幅広く対応していますし、卵管鏡下卵管形成術、子宮内膜ポリープ切除術は外来で行うことが出来ます。
反復着床不全検査や、不妊症だけでなく、習慣性流産、不育症の患者さまの治療にも取り組んでおり、様々な状況に対応できる点が私達の強みであると考えています。
また培養部では開院時からIMSI(イムジー)、紡錘体可視化システム、タイムラプスなど最新の設備を取り入れ患者さまからお預かりさせて頂いた卵にできる限り負担をかけないよう大切に培養して、良好胚・妊娠成立を目指しています。
院内の雰囲気、治療の選択肢が多いこと、そして培養部での設備と技術が当院の強みだと考えております。
患者様に安心して治療をして頂くためスタッフのコミニュケーションも大切
ー 桜十字渋谷バースクリニックのスタッフにはどのような方がいらっしゃいますか。また、どのような雰囲気作りをしていますか。
井上院長:当院では、受付・事務スタッフ4名、看護師(助産師)2名、臨床検査技師1名、胚培養士3名という体制で行っています。それぞれの背景や経験を活かしながら、よく話し合い、一つずつ積み上げる事のできるスタッフ・チームを目指しております。
スタッフ同士、なんでも意見できる雰囲気で、全員でクリニックを作り上げているところです。すべてのスタッフが思いやりを大事にし、来院して頂いた患者様に安心して治療を受けていただけるように配慮しています。
桜十字渋谷バースクリニックでは番号の呼び出しを徹底し、プライバシーを配慮
院内の雰囲気は良い意味で病院らしくない、リラックスしていただけるような空間を贅沢に使用し、頻回な通院になる不妊治療を進めている患者さまにとって、できる限り居心地の良い空間になるよう心がけています。また、プライバシー配慮のため、患者さまのお名前は診察室内のみとし、番号でのお呼び出しを徹底し、検体取り間違い防止のために患者さまにも検査や内診の際は名乗って頂き、ダブルチェックは徹底しております。
ー 最後に桜十字渋谷バースクリニックへお越し頂く患者様へメッセージをどうぞ。
不妊治療が必要なのか、検査をまずしてみたい、そういった妊活をこれから始めようと思われている方は月に1回土曜日午後にセミナーを開いておりますので是非一度参加していただければと思います。
1日でも早く赤ちゃんに会いたいと願う患者さまの想いを出来得る限り、多くの選択肢を準備し多角的にサポートしてまいります。まずは是非、気軽にご相談にいらしてください。
桜十字渋谷バースクリニック院長のご紹介
井上 治
資格
医学博士 日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医 日本生殖医学会認定 生殖医療専門医 母体保護法指定医 福岡大学医学部卒業 慶應義塾大学病院 産婦人科医局入局 東京歯科大学 市川総合病院勤務 桜十字渋谷バースクリニック院長
所属学会
日本産科婦人科学会/日本生殖医学会/日本受精着床学会/日本産婦人科内視鏡学会/ 日本人類遺伝学会/日本抗加齢医学会
▶桜十字渋谷バースクリニック公式サイト:https://www.sj-shibuya-bc.jp/
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