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体質改善が不妊治療に?|漢方での不妊治療とは

公開日:2015/12/15

更新日:2015/12/15

漢方は不妊治療に効果があると言われています。漢方は自然の恵みから作られる薬のことで、東洋医学では漢方と身体がもつ自然治癒力をベースに治療をおこなうようです。西洋医学と東洋医学は意見が対立することもあるようですが、東洋医学では不妊治療をどのように捉えていて、どのように治療をおこなっていくのでしょうか。今回は東洋医学での不妊治療についてご紹介します。

漢方での不妊治療|東洋医学での不妊治療の考え方

東洋医学では不妊治療を進める際に、「自分自身の身体と向き合う」ことが必要だと言われています。つまり不妊とは「妊娠するための身体ができていない状態」という解釈がされているようです。そのため東洋医学では、不妊治療とは「妊娠しやすい身体をつくること」を目的としています。東洋医学では気(消化器系)・血(血液)・水(水分)の流れが良いこと、身体に冷えや熱がないこと、そして腎(腎臓や生殖機能・ホルモンや神経など)・精(エネルギー・新陳代謝など)が強いことなど、いくつかの要素を相対的に判断し、健康な状態と言います。そして不調な箇所によって、様々な生薬を配合した漢方を変えながら処方をしていくと言われています。つまり漢方を服薬し、生活改善をすることによって不妊治療の効果を上げていくことになるようです。

漢方での不妊治療|不妊治療のための漢方薬

漢方には漢方専門医の処方による漢方と、ドラッグストアなどで売っている漢方がありますが、両者の生薬エキスに違いはなく配合率が変わっていることが多いようです。体質や体格などによって様々な生薬の配合があるようですので、不妊治療の際には漢方専門医からの処方が良いとされています。

不妊に効果があると言われている代表的な漢方は下記の通りです。
当帰芍薬散…血行を良くし貧血を解消、身体を温める
補中益気湯…胃腸のはたらきを促進
参茸補血丸…滋養強壮
婦宝当帰膠…特に婦人科系疾患の改善効果
加味逍遥散…精神を安定させて血液循環を良くする(特にホルモンバランスの調子を改善)
桂枝茯苓丸…月経異常など月経に関する不調の改善効果

漢方での不妊治療|東洋医学と西洋医学の違い

不妊治療などで処方される漢方は、西洋医学で使われるいわゆるクスリとは違い即効性がないとされています。そのため、無排卵などの症状が翌月解消する、数週間でホルモンの数値が格段に変わるなどといったことはなかなか難しいようです。西洋医学ではいわゆる対症療法が主流であると言われています。それに対し、東洋医学では原因そのものを改善する体質改善など、根治治療をめざしていると言えます。西洋医学の不妊治療ではどうしても身体的な負担や副作用が大きいと言われますが、漢方では生薬中心なので基本的には大きな副作用はなく、身体的な負担も少なくてすむことがメリットとされています。また、体質そのものを変えていくので、再発などがしにくく、身体全体を健康的にすることができると言われています。

参考:東京の不妊漢方10選|不妊漢方薬局口コミまとめ

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