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顕微授精とは|妊娠率は20%以上?

      2016/08/16

顕微授精

今回はその顕微授精の概要と基礎知識について紹介しています。また、『顕微授精まとめ|費用やリスク、受精率、ブログとは?』では顕微授精の費用やリスクなどをまとめています。

顕微授精とは①|顕微授精の定義と対象

顕微授精とは、体外に卵子をとりだし細胞質内に1個の精子を直接注入する方法です。このとき残った胚は凍結保存しておくことも多いと言われています。
男性不妊や受精障害などが原因で、顕微授精以外の治療では妊娠の可能性がないか極めて低いと判断される場合に、勧められることが多いようです。

顕微授精とは②|顕微授精の治療の流れ

顕微授精の治療の流れは、基本的には体外受精と同様だと言われています。体外受精の場合、受精自体は卵子・精子の自然の力にまかせますが、顕微授精は卵子と精子の採取後に優良な精子1個を選別し、卵子の細胞質内にその精子を直接注入するので、そこに違いがあるとされています。
排卵翌日に受精が成立すれば、そこから培養して5日目に胚盤胞にまで分割するようです。そして着床率が高そうな良好胚を選び、子宮内に戻す「胚移植」が行われます。この胚移植には、2通りの方法があるようです。1つ目は「新鮮胚移植」といい、初期胚や胚盤胞を採卵周期に子宮内に戻す方法とされています。2つ目は「凍結融解胚移植」といい、冷凍融解してある胚を、採卵周期以外に子宮内膜の状態を整えてから子宮内に戻す方法のようです。

顕微授精とは③|妊娠の成立判定と妊娠率

基本的に採卵後から1週間ほどで着床するようなので、妊娠しているかどうかは次の月経予定時期に確認できると言われています。その後順調に妊娠していれば、5週目検診で子宮内に胎嚢があるのを確認できるようになり、6週目で胎芽の心拍が確認できるようになるようなので、この時点で妊娠確定と言われるそうです。
2010年のデータによると、新鮮胚移植による顕微授精で妊娠に至った夫婦は100組中5組ほどのようですが、凍結融解胚移植による妊娠率は100組中23組(ただし体外受精と顕微授精と混合の結果)ほどあったようで、顕微授精の場合も凍結した胚を使用することが多くなってきていると言われています。