実年齢とのギャップは?卵巣年齢による不妊症チェック
2015/10/01
2021/05/31
不妊症の原因の一つとして、卵巣の老化がよくあげられます。卵巣はホルモンバランスや卵子の質の観点から、妊娠するのに重要な器官と言えるでしょう。年を重ねると卵巣も老化していきますが、生活習慣によっては実際の年齢よりも卵巣が老化していることがあるそうです。そこで今回は、簡易的に卵巣年齢をチェックできる項目をご紹介します。
自分の卵巣年齢を推測してみよう|卵巣年齢セルフチェック項目
卵巣年齢は、「実際の年齢+該当したチェック項目の点数」によって推測することができます。以下にチェック項目がありますので、該当するものがいくつあるかみてみましょう。当てはまるものがなかった場合は、実際の年齢と卵巣年齢は同じくらいと言えるようです。
以下①~③を通して、当てはまっていた項目の点数を合計してみて下さい。
①以下の項目に当てはまった場合は1つにつき2点追加
・生理周期が不安定である
・経血の量が減ってきた
・ダイエットで急激にやせたことがある
②以下の3つの項目に当てはまった場合は1つにつき1点追加
・生理周期が短くなってきた
・生理前に眠くなったり落ち込んだりする
・タバコを吸う習慣がある
・特に病気ではないが、やる気が出ない
③以下の3つの項目に当てはまった場合は 1つにつき0.5点追加
・夜更かしをすることが多い
・寝つきが悪く、夜中に何度も目が覚める
・緊張することが多い仕事をしている
・肥満気味だ
・手足の先が冷たく、冷え症気味である
・過敏肌で、肌荒れしやすい
・肌のくすみが気になる
卵巣年齢セルフチェック結果を受けて
「実際の年齢+該当したチェック項目の点数」はいくつだったでしょうか。
20代~30代前半であれば、卵巣年齢が原因で不妊症である確率は低いそうです。30代後半以降であれば、ホルモンバランスの乱れによる不妊症も考えられます。
将来赤ちゃんを望んでいて、今回のチェックで卵巣年齢が高かったという方は、生活習慣の見直しや、婦人科への受診をしてみると良いかも知れません。
しかし加齢により卵巣は老化するので、たとえ卵巣年齢チェックが若かったとしても、少しでも不妊症かなと考えたら早めに一度クリニック・病院で相談・検査するのがよいかもしれません。
自宅でより正確に卵巣年齢をチェックするには
より正確な卵巣年齢は婦人科で検査する?
上でお伝えした卵巣年齢のセルフチェック項目は、あくまでも自分の卵巣年齢の目安をチェックするためのものであり、必ずしも正確なものではありません。
より正確な卵巣年齢を調べようとなると、まず思いつくのが婦人科を受診して検査を受けるという方法だと思います。しかし、卵巣年齢は全ての婦人科で検査できるわけではありませんので、婦人科を探すことにも時間が取られてしまうこともあります。
また、検査を受けられる婦人科を探せたとしても、移動時間や待ち時間がかかってしまうため、仕事が忙しい方だとなかなか婦人科に赴くことが難しいというケースも多いでしょう。
卵巣年齢を自宅で簡単にセルフチェックできる方法とは?
卵巣年齢を調べることができる「F check」という検査キットがあります。F checkは、Webサイトで購入するだけで自宅にキットは届くので、自分の時間の都合に合わせて検査をすることが出来ます。
自宅に届いたキットで採血を行い、採取した血液を検査センターに郵送するだけで、後日検査結果をスマートフォンで手軽に確認することができるので、検査や結果の受け取りのため病院に行く手間がないことも魅力です。
将来的に赤ちゃんを望んではいるものの、なかなか忙しくて婦人科に行く時間がないという方は、是非F checkを使って自分の卵巣年齢をチェックしてみてはいかがでしょうか?