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進化する不妊治療。「AMH検査」で妊娠可能期間がわかる?

      2016/01/05

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近年増加中の不妊症ですが、不妊治療も医学の進歩により発展を続けています。今回は、その中から1つの検査方法をご紹介します。

精子に比べて卵子は年齢の影響を大きく受けるので、不妊治療を効果的に行うには、自分の卵巣や排卵の状態を正しく知ることが大切と言われています。その中で、「AMH(アンチミューラリアンホルモン)検査」というものが最近注目を浴びているようです。

不妊治療の最前線|AMH検査は不妊治療可能な期間を表す

AMHはアンチミューラリアンホルモンの頭文字をとって略した呼び名で、抗ミュラー管ホルモンといわれることもあります。

アンチミューラリアンホルモンは、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンのことを指します。このホルモンを検査することでわかる値がAMHと呼ばれ、卵巣内に存在する卵子の数を反映すると言われています。卵巣内の卵子の数は、そのまま不妊治療可能な期間の長さを表すと考えられています。

不妊治療の最前線|AMHは個人差が大きい

卵子の数や質が年齢の影響を受けることは一般的に知られています。しかしAMHは個人差が大きく、年齢が若くてもAMHが高いとは限らないないようです。よって他人の状況を参考にするのではなく、自分で実際に検査をすることが大事だと言われています。

不妊治療の最前線|AMH検査は不妊症の原因究明にも効果的

AHM検査は妊娠可能な期間がわかるだけでなく、不妊症の原因を突き止めるのに役立つこともあるようです。例えばAMHが高くて不妊症である場合、排卵が阻害されて卵巣内に多数の卵胞がたまり、月経異常や不妊原因となる多嚢胞性卵巣症候群が考えられます。

他のホルモン検査と違い、AMH検査はいつ測ってもよい検査とされています。不妊治療を始めた年齢や現在のステップに関係なく、AMHの値をもとに自分の卵巣の状態を知り、自分に適した計画を立てることが、有効な不妊治療への第一歩かもしれません。