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意外にも最も妊娠率が高い?不妊治療はタイミング法から

      2015/12/28

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近年では、10組に1組のカップルが不妊症で悩んでいると言われています。「不妊症」と聞くと、同時に不妊治療を受けることをイメージされる方も多いのではないでしょうか。不妊治療に対して、最初はハードルが高いように感じるかもしれません。しかし不妊の原因を探り、適切な治療をすることが、妊娠への第一歩と言えるでしょう。

ここでは数ある不妊治療の方法のうち、はじめに行われることの多い「タイミング法」についてご紹介します。

タイミング法とは?

タイミング法とは、「排卵周期を基礎体温表ではかりながら排卵の時期を予測し、その時に性行為をもつことにより、妊娠の可能性を上げる」という不妊治療です。自然な排卵にまかせるのが主流ですが、内分泌の状態が原因で妊娠しにくい場合、排卵誘発剤を組み合わせて治療を行うことも多いようです。

タイミング法は、最も妊娠の確率が高い不妊治療

不妊治療と聞くと、人工授精や体外受精を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし実際は、不妊治療専門クリニックで一番多く行われ、そして最も妊娠の確率が高いとされている不妊治療法はタイミング法のようです。タイミング法を行った場合、1年後には約90%の夫婦が妊娠するとも言われています。また、月に1回までなら保険も適用されるため、比較的安価でもあります。

タイミング法では、基礎体温の記録が必須です。少し手間はかかりますが、基礎体温を測ることは自分の排卵周期を知ること、そしてその周期に合わせて性交をしていくということで、すべての不妊治療につながります。病院やクリニックで医師からタイミング法の指導を受け、実行しただけで妊娠する方も多いそうです。

タイミング法の注意点

タイミング法は不妊治療の中でも妊娠の確率が高く、身体への負担も少ないので、メリットばかりに思えます。性交での妊娠なので、不妊治療といえどほぼ自然妊娠と同様であるため、多くの病院・クリニックがまずすすめる不妊治療法です。

しかし、そんなタイミング法にも注意点があります。それは、次の不妊治療のステップに進むまでに約1年ほどの経過観察が必要なことです。通常、排卵日付近で性交を行えば妊娠する確率は約20%から25%だと言われています。そのためタイミング法を1回行ったからといって妊娠しなくても不思議なことではなく、タイミング法が有効なのかを確かめるのに時間を要します。そのため、年を重ねているカップルの中にはタイミング法を望まないというケースもあるようです。

また、パートナーの協力も必要です。「この日に性交渉をする」というプレッシャーが、精子の数を減らすことにもつながり、本末転倒な結果になることも多いようです。日常からコミュニケーションを取り、仲のよい夫婦関係を心がけることも不妊治療のひとつと言えるでしょう。