シリンジ法(膣内注入法)とは?|妊活・不妊治療でお悩みの方へ
2018/01/18
2018/01/18
シリンジ法とは、先端部がシリコンゴムで出来た専用の器具を使用し、精子をスポイトのように吸い上げ膣内へ注入する方法で、病院や不妊治療専門クリニックでは「スポイト法」「膣内注入法」「自己AIH」「自己注入AIH」などの呼名で、昔から極々当たり前に取り入れており、海外でもポピュラーな妊活方法として積極的に取り入れられています。
妊活・不妊治療におけるお金や時間など、あらゆる問題を解決していくシリンジ法について、ご紹介していきます。
妊活したいけど、忙しい、疲れる、プレッシャー…
避妊せずに夫婦生活を送っていれば妊娠すると思っていたものの、妊活1~2年しても妊娠しない、という方は多いようです。
妊娠するためには排卵日を含む前後で性行為を持つというタイミング法が代表的な方法となりますが、正確に排卵予定日を測れるとも限りません。また、実際に排卵予定日に合わせて性行為を行うのはなかなか大変なものです。仕事が忙しく帰りが遅かったり、疲れたりして性行為ができないこともあれば、共働きや出張で性交のタイミングが合わない夫婦もいます。そんな中、排卵日前後での性行為が義務的に感じてしまい、精神的な負担になってくることもあります。
性交しにくい身体の悩み
また、男性側の問題(勃起不全や射精障害など)や女性側の問題(ワギニスムスなど)で性行為がうまくできないこともあります。そしてお互いストレスや悩みを抱えてしまい、さらに妊活が負担になっていくケースは多いようです。
妊娠したい、でも病院に行けない、続けられない
そこで、病院や不妊治療の専門クリニックに行くという選択肢もありますが、仕事が忙しくてクリニック・病院に行く時間が取りにくい方や、「自分が不妊症と認めたくない」という精神的なハードルがあって一歩踏み出せない方も多いそうです。
また、クリニック・病院に通院しているものの排卵日と休診日が重なってしまい、予定していた人工授精(AIH)ができず、せっかくのタイミングを無駄にしてしまうこともあるようです。
不妊治療に踏み切れない
不妊治療クリニックへの通院を始めることができたとしても、またハードルがあります。不妊治療の代表的な方法として人工授精(AIH)や体外受精(IVF)などがありますが、それぞれの費用は人工授精が1回約15,000円~、体外受精は1回約300,000円~500,000円程度掛かると言われており、費用面で躊躇してなかなか不妊治療に踏み切れないケースもあるようです。
不妊治療、1回で妊娠するとは限らない
人工授精(AIH)や体外受精(IVF)を行っても、すぐに妊娠できるとは限りません。人工授精は5~6回に1回、体外受精は3回に1回が平均的な妊娠率と言われています。時間も費用も労力もかけて不妊治療をしたにもかかわらず妊娠できなかったときは、一層辛い気持ちになります。また、終わりが見えないため、どれほど続けられるかということも悩みになります。
このように、妊活がなかなかうまくいかないという方、不妊治療をしているけど妊娠できないという方は多いようです。このような方の悩みを解決する方法として人気を集めているのが、シリンジ法キットを用いたシリンジ法(膣内注入法)です。
シリンジ法はどんなメリットがある?
シリンジ法は、男性が事前に採取容器に射精し、その精子を専用器具で吸い上げ膣内に注入する方法なので、通常の性行為に比べ時間も掛からずタイミングを合わせる必要もないため、精神的・身体的な負担も軽減されます。
また、シリンジ法キットは1回約500円なので、金銭的な負担も大きくなく、気軽に妊活を始められます。
シリンジ法で妊娠した人の妊活体験談|どんな夫婦にオススメ?で、実際にシリンジ法をした方の体験談をご紹介します。
(参考)
▶シリンジ法キットのご紹介|使用時の衛生面、痛み、注意点は?
-
PR
卵巣年齢を自宅で簡単にセルフチェックできる、日本初の検査キット【F check】とは?
-
おすすめの記事
不妊治療と食事の関係|東洋医学における不妊治療の留意点
- #妊娠しやすい体作り
2016.04.27 -
おすすめの記事
ICSIとIMSIの違いって?
- #顕微授精
- #不妊治療
2024.02.24 2024.02.26