妊活ストレッチ運動とは?冷え性改善ストレッチまとめ
2016/02/19
2016/02/19
不妊症の原因のひとつに冷え性があげられることがあります。冷え性の女性は多く、ひどい場合には足などの冷えで睡眠不足になってしまう方もいるそうです。今回は、冷え性改善のためのストレッチ運動について紹介します。
妊活と冷え症改善の関係性
不妊症で悩む方の数は年々増加しているようです。その理由としては、女性の社会進出が進み、晩婚化が進んでいることが大きな原因だと言われています。一般的に高齢になるほど妊娠や出産はしにくくなるとされています。また、女性の社会進出は女性の運動不足を促しているといいます。運動不足は冷えの原因になるようで、冷えは不妊症の原因になると言われています。
『冷えは万病の元』という言葉の通り、冷えは体の様々な不調を招く原因にもなるそうです。そこで、不妊症を改善するためには、まず冷えの症状を改善することから始めると効果的だと言われています。例えば、運動不足を解消するだけでも、冷えの改善に役立つそうです。日常生活に多少の運動を取り入れることはストレスの解消にも効果があるといいます。女性の社会進出とともに、ストレスの種類も多様化しています。日常の生活のストレスに加え、職場での人間関係や仕事自体に対するストレスが生じるので、少しずつ解消していくことが必要だと言われています。
運動といっても色々なものがありますが、簡単に取り入れやすいストレッチについてまとめています。
妊活ストレッチ運動の種類
不妊症を改善するには、筋肉を鍛えること、骨盤内の血流を良くすること、自律神経を整える運動(ストレッチ)が効果的だと言われています。
不妊症に効果的な妊活ストレッチ運動
・筋肉を鍛えて体熱を生む運動
体の熱は、筋肉や内臓など体のあらゆる部分で生産されますが、最も生産するのが筋肉だと言われています。全身のうち70%の筋肉は下半身についているので、下半身の筋力アップは冷えの解消につながるそうです。
また、足は第2の心臓とも言われ、足の筋肉が心臓から送られた血液を全身へと戻すポンプの役目も担っています。つまり、足の筋肉を運動(ストレッチ)で鍛えることは、全身の血行を促すのに効果的だということです。
・レッグレイズ運動
①両足を開いて立ち(少しで良いです)、かかとを上げたり下げたりします
②ゆっくりとした早さから始め、徐々にスピードアップしていきます
③1セットを5~10回として、5~10セット行いましょう
スクワット運動と組み合わせて、交互に行うとより高い効果が望めると言われています。
骨盤内の血流を良くするストレッチ運動
子宮や卵巣の働きが低下していることによる不妊症もあるそうです。その原因は、骨盤内のうっ血であることが大半なので、骨盤内に新鮮な血液を送って、古い血液をためないように運動で血行を促進するのが良いとされています。
・ひばりのポーズ
①正座をします
②姿勢は崩さずに片足だけ、後ろに伸ばし、おへそは正面に向けます。
③息を大きく吸いながら、上体をまっすぐにし両腕を肩の高さまで前に上げていきます。
④息を吐きながら両腕を左右に開いて行き、上体はそらし、腕は斜め後方に伸ばしながら胸を開きましょう。
⑤この姿勢で天井を見たまま、5呼吸キープします。
股関節・腰・ヒップのストレッチ運動
①うつぶせになり、おでこの下に両手を重ね枕にします。
②両足を気持ちの良い角度まで開き、付け根から呼吸をしているイメージをします。このまま、腰回りや付け根をゆらゆら金魚のように動かし柔らかくします。
③次に、膝を曲げ体の中心線上に来るように、足の裏をかかとから、左右合わせます。洋服をかける、ハンガーの様な形になります。
④足の形はそのまま、ももと膝を上げられる、苦しくない所まで上げます。ヒップをキュッと寄せる意識で、足裏は離れないように注意します。
⑤上がらない場合はそのまま、上がった場合はゆっくりとおろします。出来そうなら3~4回繰り返します、上がらない方は無理にあげようとしないで大丈夫です。
⑥繰り返したら、大きく一呼吸し気持ちいいところまでじっくり足を伸ばします。
⑦最後に仰向けになり、両足を曲げ胸の前で抱えて丸くなりましょう。赤ちゃんのポーズです。
自律神経はリズミカルなストレッチ運動で整える
自律神経を整える事は、不妊症改善には大切なことだといいます。屋外でリズミカルな運動がおすすめです。特にウォーキングなどの運動は、下半身全体の筋肉を動かしながら、酸素をたくさん取り入れる事になるので血行が良くなり一石二鳥だそうです。卵のアンチエイジングにも良いと言われています。腕を良く振って歩き、出来れば毎日20分位を続けるのが効果的でしょう。
妊活ストレッチ運動の不妊症への効果
ストレッチには、様々な種類がありますが、不妊症改善のためには子宮まわりの筋肉や子宮の位置を矯正するような運動を取り入れるのが効果的だといいます。また、人間の体は年齢と共に、皮膚や筋肉にたるみが生じて、内臓を支える筋肉もそれと同じように加齢によってたるみ、下がってくると言われています。内臓を支えてくれる筋肉がたるんでくると、内臓を支えている骨盤に位置も下がり体全体が歪んで負担がかかってしまうそうです。
骨盤の中には、妊娠に重要な子宮や卵巣などの大切な臓器も収まっているので、筋肉がたるめば大切な臓器も圧迫されて、血行不良に繋がるといいます。この状態が結果的に不妊を招くこともあるようなので、今回ご紹介した骨盤周りのストレッチや下半身の運動は、卵巣や子宮の状態を改善する上で有効になるでしょう。
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