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布ナプキン|生理痛がなくなる?メリット・デメリット、おすすめは?

公開日:2018/06/07

更新日:2018/06/07

生理の時に使用するナプキンの1つとして、ここ数年の間で愛用者が徐々に増えているといわれる「布ナプキン」。今回はその「布ナプキン」のメリット・デメリット、種類や使い方、期待できるその効果など、様々な事を調べてみました。

布ナプキンとは?生理痛が軽減する?効果はある?

布ナプキンとは「布でできた生理用ナプキン」のことを指します。ここ数年で「生理痛がなくなった!」といった口コミが広まり、布ナプキンの愛用者が増えていると言われています。生理時のトラブルには「生理痛」「ストレス」「肌のかぶれ」「月経困難症」など様々なトラブルがあります。平成15年に財団法人女性労働協会が実施した調査(*1)によれば、月経がある1906人の女性のうち、月経痛がひどい、かなりひどいと回答した人が28%という結果が出ており、およそ3割の人が月経痛がある、と答えています。また、これらの月経痛に対して、痛み止めを服用する人が大半で、多くの、多くの方が月経時の痛みに耐えています。布ナプキンは、このような月経時の痛みやトラブルが軽減するとインターネット等の口コミで広がり、一部の人から人気を集めているようです。
生理痛

布ナプキンの効果|婦人科疾患へ効果はない?


布ナプキンの効果は、生理痛自体を改善するといった効果は個人差によるものが大きいようですが、陰部とナプキンの接触面による刺激やストレスが、メッシュと比較した時に布のほうが軽減される、といった研究データ(*2)はあるようです。そのため、使い心地による「かぶれ」「ストレス」の軽減に対する効果は期待できるようです。布ナプキンを使用することで、子宮内膜症や、月経困難症、不妊症などに対する効果がある、といったデータや研究結果は得られていないため、そこまでの効果を期待はしないほうが良さそうです。また、ナプキンのポリマーなどによる経皮毒といった内容も今の所、科学的根拠を示す研究結果などが得られていません。
ナプキン

布ナプキンのメリット|何が良いの?使い心地は?値段は?

布ナプキンのメリットは、いくつかあると言われています。生理の際にはナプキンとの接触面で生じるむれ、かぶれといったトラブルの外、漏れる、ずれる、といった悩みがあります。布ナプキンを使うことでこれらの悩みが軽減された、ということがあるようです。具体的にどのようなメリットがあるのかを見ていきます。

布ナプキンのメリット①肌に優しく、むれ・かぶれのトラブルが少ない


布ナプキンには種類が多数ありますが、その多くはコットンやリネンといった素材から作られたものが多く、直接陰部と触れる部分はオーガニックコットンや、オーガニックリネンといった素材が用いられているようです。市販で売られている紙ナプキンの中には、その性質上、漏れにくい代わりにむれやすいものもあり、肌のトラブルが生じるケースがあるようです。布ナプキンを使ってよかった、という人は使い心地に感動して続けている人が多いようです。
布ナプキン

布ナプキンのメリット②冷えを防止できる


布ナプキンを使用する方の中には、洋服の重ね着と似たような効果がある、と言う人もいます。つまり布ナプキンが、経血の量によって何層にも重ねて陰部に充てる場合があることから、冷え防止になる、と考えられているためです。布ナプキンが紙ナプキンより温かい、といった研究データはないものの、個人で調べている人によれば、紙ナプキンと布ナプキンでは温度が「1度違った」と提唱している人もいます。ただし、濡れた状態であれば、紙ナプキンも布ナプキンも、あまり大きな温度差はないようですので、汚れたら交換をする、といった事が必要なようです。

布ナプキンのメリット③長い目で見るとコスパが良い


布ナプキンの場合、1周期に10枚程度必要とされています。繰り返し洗って使用できるため、紙ナプキンよりもコストパフォーマンスが良いと言われています。布ナプキンの場合、だいたい、1周期分の布ナプキンを揃えようとすると初期投資で約7000円~10,000円程度かかるようです。しかし、長い目で見たときに買い置きしなくて良いため、コストパフォーマンスが良いと言われています。生理1周期につき1日5枚使用するとして計算すると、5枚✕5日でおよそ25枚使用することになります。それが25枚✕12ヶ月で年間300枚。1枚あたり30円とした場合、9000円もの出費になります。これが、5年10年にもなれば、かかるコストに大きな違いが出るということになります。
お財布とお金

布ナプキンのメリット④ゴミが出ない


布ナプキンは、紙ナプキンと異なり、ゴミが出ることがありません。そのため環境に優しいといった印象がありますが、外出時に三角コーナーに触れることがないのが良い、といった声もあります。布ナプキンを使用している人の中には、使用済のゴミが出ないということで、むしろストレスがない、という人もいるようです。

布ナプキンのメリット⑤いやな匂いがない


生理の時に気になる不快な点の1つに「匂い」が挙げられます。これは、吸収ポリマーと経血の混ざった匂いによって生じるもの、と言われています。布ナプキンの場合は、経血のみなので、そこまで気にならないといった声を耳にします。また、布ナプキンにアロマの香りをスプレーで塗布するといった使い方もあるようで、使用時に好きな香りを楽しんでいる人もいるようです。
アロマオイル原液

布ナプキンのデメリット|面倒くさい?洗濯は?持ち運びは?吸収性は?

布ナプキンを使用するメリットがある一方、デメリットももちろん存在します。今まで紙ナプキンを使用することに慣れている人の場合、種類も多いため選ぶのに一苦労する上、どのように使うのか戸惑います。そこで、布ナプキンのデメリットについても見ていきます。

布ナプキンのデメリット①持ち歩く必要がある


紙ナプキンの場合は、使用した後にゴミとして捨てることができますが、布ナプキンの場合は、汚れた布ナプキンを持ち帰る必要があります。そのため、未使用の布ナプキンと、汚れた布ナプキンをいずれも持ち歩くことになります。汚れた布ナプキンを持ち歩くことに抵抗がある人は向いていないのかもしれません。

布ナプキンのデメリット②洗うのが面倒


布ナプキンは洗って繰り返し使えるというメリットがある一方、その洗い方は少しテクニックが必要です。経血が付着しているということもあり、炭酸ナトリウムと重曹などの入った洗剤に漬け置きした後、洗濯機にかける、といった一手間がかかります。漬け置きなどの手間が発生することから、気軽に洗うことが出来ないというデメリットがあります。また、生乾きのままだと、雑菌も繁殖しやすくなるため、注意が必要です。
洗濯

布ナプキンのデメリット③吸水性が紙ナプキンに比べると劣る


布ナプキンのデメリットとして、紙ナプキンと比較して吸収性が低いという点が挙げられます。そのため、経血の量が多い日は頻繁に交換する必要があるようです。紙ナプキンの場合、長時間取り替えられない場合でも、吸収性の高いポリマーが使われている物が多いため、漏れる心配が少ないようです。

布ナプキンのデメリット④なかなか店頭で手に入らない


布ナプキンの場合、実はインターネットでの販売が多く、一般のお店ではなかなか取り扱いがありません。紙ナプキンの場合は、コンビニなどの身近なお店で手に入れる事ができるため、気軽に予備を購入できない点布ナプキンのデメリットの1つと言えるでしょう。

布ナプキンの種類と使い方|どんな時にどう使えばいい?

布ナプキンと言っても、その種類は実に多種多様です。ここでは、一般的な布ナプキンの種類と、その用途について見ていきます。

布ナプキンの種類①ホルダー型


ホルダー型は、一般的には、吸収体の役割をする「プレーン型」や「パッド型」を挟んで、スナップで固定して使うものを指します。様々な模様や色など種類が豊富で、自分好みのものを選べる点が人気を集めています。
ホルダー型

布ナプキンの種類②プレーン


ハンカチのような正方形で、折りたたんで使用します。とくに決まった折り方はなく、
布ナプキンが経血を貫通していなければ何度でも使用できます。いわゆる吸収体として用いられる事が多く、経血が多い場合などはホルダー型と一緒に使うケースが多いようです。
ハンカチのような形をしているため、洗濯物を干す際にもわかりにくいようです。
プレーン型

布ナプキンの種類③パッド型


パッド型は、楕円形の形をしており、ナプキンの羽なしに似たような形状をしています。
一般的にはホルダー型と呼ばれるものと併用して使われることが多いようです。
パッド型

布ナプキンの種類④一体型


吸収体とホルダーが一体化しているもので、紙ナプキンに近い形状をしています。布ナプキンの中でも利便性が高く、防水布入りの物だと、紙ナプキンと同様の交換頻度で良い、などメリットが高いものとなっています。一体型の中にも、ライナーとして使える薄手のものや、経血量の多い日に使える厚手のもの等、様々な種類があるようです。
一体型

経血の量が多い場合、経血量が少ない、終わりかけの場合


経血の量が多い日や夜寝る時には、ホルダー型とプレーン型などを併用したり、素材も防水シートや防水布などを用いた物を使用すれば漏れることがないと言われています。逆に生理が終わりかけで量が少ない場合は、プレーン型やパッド型単体でも問題ないと言う人もいるようです。プレーン型の場合は、折りたたんで汚れていなければ裏面を使ったりなど汎用性が高いため、持ち歩く数も少なくて良いので生理の終わりかけにはおすすめです。

布ナプキンのおすすめ5選

数ある布ナプキンの中から素材や仕様など、特徴的なものをいくつかご紹介します。布ナプキンを初めて使う人にも、すでに使用している人にもおすすめできるものを集めています。是非チェックしてみて下さい。

1:メイド・イン・アースの布ナプキン


「布ナプキン基本8点セット」10,200円(税込)送料無料
メイド・イン・アースの布ナプキンは全て純オーガニックコットンで作られており、かつ国産という安心感のある布ナプキンです。純オーガニックコットンならではのやわらかな心地よさを感じながら、経血の量に合わせて、使い分けられるのが魅力です。お値段は少し張りますが、商品の質や、経血量に合わせて選べるナプキンの種類の多さを考えると、値ごろ感があるかもしれません。素材にこだわる方にはおすすめです。

2:LINTENの布ナプキン


「Lintenトライアルセット」2,600円(税込)送料無料
LINTENの布ナプキンはNOC認証を取得したフェアトレードのオーガニックコットンが使われています。驚くべきは4層構造です。1枚めにはオーガニックコットン、2枚めには吸収加工のオーガニックパイル、3枚目には撥水加工のオーガニックコットン、4枚目にはオーガニックコットン、といった全てにオーガニックコットンを使用し、贅沢な作りとなっています。
撥水シートは湿気だけを逃がす加工になっているため、漏れない上にムレにくいという特徴があります。肌に触れる部分ももちろん、全てオーガニックコットンが使われているので安心です。また2枚セットのトライアルなので、初心者に向いています。

3:ジュランジェの布ナプキン


夜もぐっすり多い日用布ナプキン 1枚:1,890円(税込)送料別
子宮筋腫を抱えた女性の「生理が長い期間続く」「大量出血が長く続く」といった悩みから生まれた布ナプキン。量が多くムレたり、かぶれやすいといった悩みを受け、朝まで安心してつけていただけるナプキンを、と開発されました。独自ステッチにより、真ん中で経血を吸収できるため、夜でも漏れを心配すること無く眠れます。縦の長さも33センチとロング仕様のため安心です。プレーンタイプと合わせて使えば、より吸収力がアップします。多い日用や、夜安心して眠りたい方におすすめです。

4:ルランルランの布ナプキン


ルランルランはじめてセット 3,777円(税込)
ルランルランの布ナプキンは、とにかく柄がかわいいのが特徴。サイズも豊富に取り揃えており、用途や量に合わせて選ぶことが出来ます。肌に触れる部分は、オーガニックコットンを使用し、吸収体部分には今治タオルを使用するなどのこだわりがあります。金属アレルギーの方を配慮して、スナップ部分のボタンはプラスチックにするなど細部にもこだわっています。可愛い柄や模様が豊富なので、使用する際に明るい気持ちになるかもしれません。

5:ウームワームの布ナプキン


3枚入り324円(税込)送料無料
ウームワーム単品(20枚)2160円(税込)


sp_btn_otameshi「布ナプキンは使いたい。けれど、汚れたものを持ち歩くのは嫌」そんな方におすすめなのが「ウームワーム」です。NPO法人umi~卵子の老化を考える会~代表理事を務める森瞳さんが開発したナプキンです。森さんはご自身が布ナプキンを過去に使用されており、ご自身の生理痛への軽減やドロっとした経血が改善したというご経験から、布ナプキンの良さは感じていたようです。ただ、布ナプキンをもっと気軽に使える方法はないか、と考えた結果、使い捨ての布ナプキンを開発。使い捨てでありながら、紙ナプキンの手軽さ、吸収力の高さを叶えるため、紙ナプキンに貼るタイプの布ナプキンを作ることに成功。まさに布ナプキンと紙ナプキンのいいとこ取りを叶えるナプキンです。無香料とアロマの香りの2種類から選べます。布ナプキンでも、汚れたものは持ち歩きたくない、そんな方へおすすめです。
公式サイトはこちら
https://womwarm.com/products/detail/2

 

参考:
(*1)財団法人女性労働協会(女性労働者調査)
(*2)月経に伴う不快感を緩和するための基礎的研究-生理心理反応を中心として-A Fundamental Study of the Relief of Discomfort during Menstrual Phase-From the Aspect of Physiological and Psychological Responses- 朴美卿

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