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人工授精の成功率を上げるには?|年齢、回数について

      2016/07/22

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人工授精の成功率は20代、30代、40代では何パーセントになるのでしょうか。今回は人工授精の成功率や年齢、回数についてまとめています。

人工授精の成功率①:年齢ごとに成功率が変わる?

人工授精の成功率は、年齢によっても変わります。人工授精が年齢によって異なる理由は女性は年をとるごとに「妊娠力」が落ちてしまうからです。

女性の妊娠力が落ちる理由には大きく二つあると言われていて、一つは加齢によって卵子の質が落ちることが挙げられます。卵子の質が低いということは精子と出会っても受精しにくいということなので、女性が人工授精で妊娠に至る確率も低くなってしまいます。

もう一つの理由は女性ホルモンの分泌量が少なくなってしまうことです。女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)は妊娠しやすい体をつくるために必要なホルモンです。このエストロゲンは加齢と共に分泌されにくくなるので、結果として人工授精での成功率が下がってしまうということになります。

下記は年代ごとの人工授精の成功率です。

  • 20代 …11.5%
  • 30代前半…10.3%
  • 30代後半…8.5%
  • 40代…3.9%

数値が表すとおり、年をとるごとに人工授精の成功率は低くなっています。通常の不妊治療と同じように不妊症かなと思った段階で、専門の病院・クリニックに相談するのが良いかもしれません。

人工授精の成功率②:人工授精の回数と成功率の関係は?

人工授精を受けた回数とそれに対しての成功率は以下のようになっています。

  • 1、2回…62%
  • 3回…78%
  • 4回…89%

この人工授精の成功率をみると一、二回目の成功率が最も高いという結果になります。三回目以降でも十分妊娠可能だということができそうです。

ただ、五回目以降になると人工授精の成功率は数パーセントになってしまうというので、医師との相談の上、体外受精や顕微受精へのステップアップを検討するのが良いでしょう。

また、人工授精を複数回行っていく上で、大きく二つの負担があるといいます。

一つは経済的な負担です。人工授精は保険の適用ができない不妊治療方法です。一回あたり2~3万円の人工授精を何度も行うことは経済的な負担が大きくなってしまうといいます。

保険の適用ができない人工授精ですが、医療費控除の対象にはなるそうです。経済的な負担を少しでも軽くするために活用するのが良いかもしれません。『医療費控除の申請方法について|確定申告が必要?』では医療費控除の申請方法や確定申告についてまとめています。

もう一つは女性への身体的、精神的な負担です。人工授精を行う際には排卵を促すために排卵誘発剤を使用することになります。通常の周期で排卵が行われるということなので、卵巣の異常を引き起こしてしまう可能性があるそうです。『人工授精にもリスクがあった?|痛み、出血、障害について』では人工授精を行う際のリスクについてまとめています。

人工授精の成功率③:人工授精の成功率を上げるには?

人工授精の成功率を上げるには生活習慣を見直すことが重要になってくるといいます。

ストレスを溜めないようにする

人工授精を上げるためにはストレスを溜めないのが良いと言われています。妊娠のためには女性ホルモンの分泌量が正常である必要がありますが、脳にストレスがかかっていると女性ホルモンの分泌が抑制されてしまいます。

具体的にはアロマテラピーやお香を取り入れたり、入浴、ストレッチが良いと言われています。どれも気軽に取り入れることができる上に、ストレス解消、リラックス効果があるとされているので試してみるのも良いかもしれません。

体を冷やさないようにする

体が冷えてしまうと、体内の生殖機能が低下し、人工授精の成功率が低下してしまいます。女性の生殖器は、特に冷えに弱いためお腹周りを冷やさないようにしたり、出来る限り飲み物や食べ物を温かい物をとるようにしたりして人工授精が成功しやすい体作りを心がけるようにしましょう。

良質な睡眠をとるようにする

妊娠に関連するホルモンの約7割が睡眠中に分泌されるそうです。つまり、良質な睡眠を心がけることはホルモンの分泌、人工授精の成功率を上げることになります。

睡眠には二種類あると言われています。それは深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」です。人間の体はノンレム睡眠のタイミングで、ホルモン分泌を活発に分泌すると言われています。ノンレム睡眠を取り入れるには睡眠のゴールデンタイムと言われる夜22時~午前2時の間に睡眠状態に入っていることが理想です。

バランスの良い食事をとるようにする

バランスの良い食事は体の機能を正常にし、人工授精の成功率を上げ、妊娠力を高めてくれます。栄養面も考慮した上で、一日三食しっかり摂ることを心がけましょう。

具体的には卵子の質を高めるカリウムを意識的にとるようにすると良いでしょう。カリウムは、パセリやりんご、アボカドに、亜鉛は海藻やアーモンド、牡蠣に豊富に含まれています。

筋肉トレーニングをするようにする

筋力をつけることは人工授精の成功率を間接的に高めることになると言われています。筋肉は体の代謝をあげたり、冷え性を改善したりすることになるので、テレビを見ながら足をあげたり、意識的に階段を使うようにすると良いかもしれません。人工授精の成功率を上げるには生活習慣について気をつけるだけでなく、自身が人工授精についてよく知っておく必要があります。

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