【不妊治療ネット|不妊治療net】不妊治療口コミ&ランキング 妊活と不妊治療をサポート!口コミから探せる

妊活と不妊治療をサポート!口コミから探せる

高齢の二人目不妊を克服する方法とは?|40歳からの不妊治療

2016/02/25

2016/02/25

高齢と言われる40歳でも二人目を妊娠したい、二人目の赤ちゃんが欲しいという方は多くいます。今回は高齢出産を成功させ、二人目不妊を克服した方の共通点と実際に行われている卵管造影検査についてまとめています。

高齢からの二人目不妊克服①:高齢出産・妊娠は可能?

妊娠出産においては、35歳以上を高齢と呼ぶそうです。 近年、晩婚化が進んでいることもあり、二人目不妊で悩んでいる方の中には、既に35歳を迎えているという女性も少なくないでしょう。 しかし、女性は、生理があるうちは妊娠・出産が可能だと言われています。 年齢を重ねるごとに、受精や着床が起こりにくくはなりますが、それは生活習慣や食生活の改善、適度な運動で体質を変えていくことで解消できます。 38歳~40歳の高齢と言われる年代でも二人目妊娠は可能だと言えそうです。

高齢からの二人目不妊克服②:高齢でも妊娠したママ達の共通点とは?

38歳~40歳を超えた高齢と言われる方でも、二人目妊娠・出産を成功させた方はたくさんいます。 実は、高齢でも二人目不妊を克服した方たちには共通点があるのです。


①若さを保つこと


健康的で若々しさを目指す女性にとって、若さや美をキープすることは永遠のテーマですが、この「若さを保つこと」は、高齢になってからの妊娠にも有効だと言われています。 高齢を言われる38歳~40歳、または40歳を過ぎて妊娠・出産をされた女性は「年齢よりも若く見える」という共通点があるそうです。 ある研究結果では40歳以上の高齢出産を経験した女性たちは、平均寿命が他の女性に比べて長いことが分かったといいます。 若さを保とう、若くいようと意欲的な女性は、高齢になっても子宮や卵子を正常に保つことができるのかもしれません。


②妊娠・出産できることを信じている


妊娠出来ることを信じていると心と体は繋がっていて「どうせ私は無理なんだ…」と思っていると、赤ちゃんはなかなかやってきてくれません。 心の中で、「次こそは」くらいポジティブに考えている方は、心理学の面からみても妊娠・出産をしやすいといいます。  赤ちゃんのことばかりを考えるのではなく、一人目の子の育児や家事など、日常生活と共に楽しみながら妊活をすると良いかもしれません。

高齢からの二人目不妊克服③:二人目不妊は夫婦一緒に乗り越えていく

「不妊症」というと、どうしても女性側の問題と思われがちです。実は不妊症に悩む夫婦の半数が、男性側に不妊症の原因があることがわかっています。一人目を妊娠・出産できたからといって、原因が年齢にあると決めつけるのではなく、男性側に不妊症の原因がある可能性も考えておいた方が良いでしょう。また、38~40歳の高齢と言われる年齢になると、加齢による性機能の低下が二人目不妊の原因と考えられることが多いです。


ただ、最近では夫婦生活の減少によって、二人目を妊娠・出産しにくいというケースが増えてきているそうです。高齢になれば体力も衰えますし、二人目不妊の場合には一人目の子の育児とも重なってしまうので、夫婦生活を持つことが難しいかもしれません。二人目不妊を克服するためには、まず夫婦で今後の方針を話し合ってみましょう。 話し合って、二人目を妊娠・出産を成功するという同じ目標を持っていれば、「一人じゃない」という安心感が生まれ、二人目不妊のストレスが解消される場合もあります。二人目不妊の克服、夫婦仲の良い状態を維持するためにも夫婦生活は定期的にとる必要があるでしょう。

高齢からの二人目不妊克服④:卵管造影検査とは?

紫 花次は38歳~40歳の高齢と言われる年齢からの不妊治療についてです。38歳~40歳で妊娠ができない高齢不妊の場合、その原因によって治療・改善法が変わってきます。今回は卵管のつまり・閉塞が原因の二人目不妊についてです。



・卵管造影検査とは?


高齢不妊の治療法のひとつに卵管造影検査という検査があります。卵管造影検査とは、卵管が正常に働いていて、高齢不妊の原因になっていないかを確認する検査法です。女性は一ヶ月に一回排卵が行われますが、排卵された卵子が子宮に向かうまでの管を卵管といいます。この卵管がつまっていたり、閉塞していたりすると受精ができないので、二人目妊娠・出産をすることができません。また、両方の卵管が閉塞してしまっている場合は自然妊娠だけではなく、人工授精をしたとしても、卵子の通り道がないので二人目妊娠・出産をすることができないと言われています。卵管閉塞による二人目不妊の場合、卵管造影検査で卵管のつまりを解消する必要があります。



・卵管造影検査の手順とは?


卵管造影検査では、まず子宮口からカテーテルという細い管を子宮の中に入れます。次に造影剤という、画像診断検査をより分かりやすくするために用いる薬剤をカテーテルから注入します。そして子宮内をレントゲンで確認し、卵管が正常に開通しているのか、子宮に奇形や癒着がないかを調べていきます。



・卵管に異常が見られた場合


もし、卵管が卵巣と癒着していたり、閉塞していたりして、二人目妊娠の妨げになっていたら、つまりを改善するために手術をすることになります。ただ、軽い癒着の場合は卵管造影検査の際に注入した造影剤で卵管が開通することもあると言われています。



・卵管造影検査の後は二人目妊娠・出産しやすい?


子宮卵管造影後は卵管のつまりが解消され、卵子が通りやすくなっているので、一般的に二人目を妊娠しやすい時期だと言われています。卵管は再閉塞することもあるようなので、妊娠しやすい時期は検査後約半年間だといいます。


38歳~40歳からの二人目不妊は周囲からのプレッシャーや一人目の子の育児などで不妊治療の他にストレスになってしまうことも多いかもしれません。ただ、高齢妊娠・出産を成功させた方は日常の生活でうまくいかないことがあったとしても、前向きでいることがとても多いです。『45歳でも妊娠したい|40代の不妊治療ブログまとめ』と『二人目不妊克服ブログ6選|体験談まとめ』では実際に高齢不妊・二人目不妊を経験した方のブログをまとめています。実際に同じ悩みを抱えている方の体験談を読むことで、参考になることがあるかもしれません。