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腹腔鏡手術を受ける前に気をつけると良いこととは?

      2016/01/05

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腹腔鏡手術とは内視鏡(腹腔鏡)を使ってお腹の中を観察し、処置をする手術法です。おへその近くに1cm程度の小さな穴を開け、そこから筒状の器具を通しその管から内視鏡を挿入します。さらに左右の下腹部に2~4カ所小さな穴を開け外套管を挿入します。腹腔内のモニターを見ながら手術を行います。このように腹腔鏡手術は腹部に器具を挿入することが多いので、不安に思う方も多いかもしれません。今回は腹腔鏡手術前に気をつけると良いことをご紹介します。

初診から手術検査について

まずは初診で、これまでの病歴の確認や今後の手術方針の説明を受ける場合が多いようです。また、腹腔鏡手術の術前検査があるので、その日程を初診で決めるといいます。基本的に腹腔鏡手術は初診から1~3ヶ月後に設定されることが多いようなので、仕事をされている場合は事前に会社に伝えておくと良いかもしれません。

手術前検査では血液検査や心電図、レントゲン検査が行われるそうなので、前日のお酒や激しい運動は控えるように指導を受けるでしょう。

術前の薬剤投与について

病状やどの箇所を手術するかによりますが、子宮筋腫の場合や子宮内膜症の中でも病巣が大きい場合、内膜症の癒着が想定される場合は、原則として薬の術前投与が必要になるようです。一般的に用いられる薬は「GnRH アゴニスト」という薬になります。このGnRH アゴニストは、使用を始めると卵巣を刺激する作用があるようです。通常、その作用によって月経が止まるまでには2~3カ月かかると言われています。この間に月経や不正出血があっても問題はないそうです。

また、低用量のGnRH アゴニストは卵巣機能を抑える作用が弱いために、3カ月を経過しても不正出血が見られることがあります。ただ、この出血があっても薬の効果は変わらないと言われているので心配はないようです。

体の管理について

腹腔鏡手術のスコープは、通常おへそ周辺から挿入することになるようです。そのため、おへそを清潔にしておくのがよいでしょう。洗い方としては、まず入浴をしておへそを充分ふやかし、石けんをつけ、泡立てたタオルや綿棒などでおへその奥までこすると、きれいになるそうです。

もちろん手術前の体調管理も欠かせないことで、充分な睡眠をとっておくことやバランスの良い食事をとることも大切だと言われています。