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不妊治療における副作用|薬、人工授精、体外受精の副作用まとめ

      2016/08/07

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現在の不妊治療は医学の進歩により、治療法が昔に比べ豊富にかつ高度になりました。しかし治療法や個人によっては副作用が大きいこともあるので、不妊治療のメリット・デメリットをきちんと理解しておくことが大切だと言われています。そこで今回は、治療法と合わせてそのときの副作用についてもご紹介したいと思います。

不妊治療の副作用①|薬による副作用

不妊治療でまずはじめに行われることが多い治療法は、「タイミング法」という治療法です。排卵時期を調べ、その時期に合わせて性行為を行います。タイミング法では、排卵誘発剤という薬によって排卵日を調整することもあるようです。薬の副作用には個人差があるようですが、排卵誘発剤の副作用としては嘔吐や頭痛、下痢や疲労感などがよくある症状だと言われています。他にもめまいやほてり、むくみやうつなどの症状もあるようです。なお、排卵誘発剤の副作用の中でも「卵巣過剰刺激症候群」という病気は、卵巣が腫れて腹部に水が溜まるようで、特に気をつけておいたほうがよいと言われています。不妊治療では排卵誘発剤やホルモン治療をすることが多いので、副作用が重くなると入院することもあるようです。

不妊治療の副作用②|人工授精における副作用

タイミング法でなかなか妊娠に至らない場合、基本的には人工授精という不妊治療にステップアップすると言われています。人工授精は直接パートナーの精子を卵巣近くへ注入するため、薬より重い副作用が出ることもあるようです。副作用は下腹部痛や軽い膣出血が特に多いそうで、それ以外では子宮や卵管の炎症が起きるケースや、精子に多くの細菌が含まれていたら感染症になるケースもあると言われています。感染症予防として抗生剤を事前に飲むこともあるようです。また、人工授精でも排卵誘発剤を用いることが多いようなので、排卵誘発剤の副作用にも気をつけたほうがよいかもしれません。

不妊治療の副作用③|体外受精における副作用

タイミング法でも人工授精でも妊娠が難しい場合や、高齢不妊の方であまり時間の余裕がない場合、体外受精に取り組む方が多いといいます。体外受精とは、体外へ摘出した精子と卵子を人為的に受精させ、その受精卵を子宮へ注入し戻すという不妊治療法です。体外受精では、採卵時ごくまれに、腹腔内出血や膀胱出血を引き起こすことがあったり、腟内の細菌が腹腔内に入ることで骨盤内感染症のような発熱や腹痛などの症状が起こったりするようです。また、黄体ホルモンの増加による体重増加やむくみなどの副作用も起こりうるといいます。そして体外受精においても排卵誘発剤を用いることが多いので、卵巣過剰刺激症候群には特に気をつけたほうがよいそうです。