子宮鏡下手術の一連の流れは?
2015/11/24
2015/11/24
子宮鏡下手術とは、内視鏡を子宮の入り口から挿入し、子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどの病変を子宮鏡の先端にある電気メスで切除する手術のことです。
子宮鏡下手術は身体への負担が少なく、痛みも残りにくいと言われています。不妊治療の一環として行われることが多い手術ですが、手術前後ではどのようなことに気をつけたら良いのでしょうか?
子宮鏡下手術|術前の過ごし方
子宮鏡下手術後の入院期間は3日間が一般的だと言われています。基本的には手術前日の入院になるようです。術前には医師からの説明がおこなわれるようで、その際は家族の同席が必要になる場合もあるかもしれません。術前説明は症状や医師によって異なりますが、主に手術の際の注意点・不妊治療への効果を改めて説明してくれるようです。また、前日の夕方、又は当日の朝にラミセル®やダイラパンS®を子宮口に留置する子宮頚管拡張や、抗生剤の投与も始まると言われています。
子宮鏡下手術|手術当日の過ごし方
子宮鏡下手術は、比較的短時間で終わる手術のようで、簡単な切除や剥離であれば30分~1時間程の処置になるようです。手術が終わったら、当日は、ベットで安静にしておくのが良いそうです。術中は自分が思っているよりも体力を消耗しているので、寝ることで体力を回復させるのも良いかもしれません。それから、医師と今後の不妊治療の計画や次回の不妊治療の予定について話し合うことになるようです。
子宮鏡下手術|術後の過ごし方
子宮鏡下手術後は血液検査があり、そこで問題がなさそうであれば退院となるようです。術後の回復が早いので、翌日の午前中には退院できる場合もあるそうです。退院の翌日から仕事に復帰できることもあるそうで、仕事が忙しいキャリアウーマンの方の受診も多いと言われています。ただし、感染症には気をつけなればならないようで、下腹部の痛みなどがある場合にはすぐに受診するのが良いかもしれません。また、子宮鏡下手術では、子宮内が綺麗になるので不妊治療の効果も向上しやすいと言われています。主治医と相談の上、適切な治療を進めていくのが良いようです。
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