不妊治療の手術って?どんな方法があるの?
2015/10/15
2015/10/15
不妊治療を行う上で、手術を行い妊娠を可能にすることもあります。では、不妊治療の手術はどんな方法で行われていくのか、わかりやすく解説していきましょう。
不妊治療の手術の大半は腹腔鏡下手術
不妊治療における腹腔鏡下手術は、全身麻酔もしくは局所麻酔をかけて行われます。お腹の中に炭酸ガスを入れて膨らませたり、腹部を釣り上げる器械を使ってお腹をつりあげるなどの方法がありますが、子宮や卵管、卵巣などにおいて妊娠を妨げている異常がないかどうかを確認しながら行うことができるという特徴があるようです。不妊治療が思うようにいかなかった理由が一番わかる方法とも言われています。
不妊治療として子宮鏡下手術が行われることも
腹腔鏡下手術と類似するところはあるものの、不妊治療の際に子宮粘膜に筋腫があったり子宮内膜ポリープなどがあり、それが妨げとなって妊娠しにくいということが分かった場合、これらを摘出するために子宮鏡下手術というものが行われることがあるようです。
不妊治療で手術を行うメリットは?
不妊治療の一つとして手術を行うことにより、自然妊娠することができる確率を高めることができると言われています。これらの治療においては、卵管が閉塞していたり細菌が感染したことにより起こる癒着や、多くの女性に見られる子宮内膜症などの改善にも役立つそうです。手術は精度の高い不妊治療の一つとも言われているので、自然妊娠を希望している方に取っては最良の方法と考えられることもあります。不妊の原因を探り、原因が分かった上で治療を行っていくことができるため、本来人間が持つ生殖機能を回復させるという部分においても、良い方向へ進むことも多いようです。
この他にも体外受精という方法で妊娠を可能にすることもありますが、これは手術などの治療をしたことで卵管などの機能が低下してしまう恐れがある際に有効に働くようです。自身の体を良く調べた上でどういった方法を取り入れていくのかを、家族や医師とよく相談しながら決めていくことが、妊娠を可能にする近道ではないでしょうか。
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