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不育症の治療とは?検査をもとに行う3つの治療法

      2015/12/08

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不育症」とは、妊娠しても流産や死産を繰り返してしまう状態を指します。ここでは不育症治療について、代表的な3つの治療法をご紹介していきます。

不育症の治療|診察から治療まで

不育症の治療においては、まず産婦人科の一般診察を受け、内分泌検査、子宮形態検査、自己抗体検査、凝固系検査、染色体検査などの不育症検査が行われます。その後、検査で見つかったリスク因子に対応した治療が行われるようです。

不育症の治療|3つの治療法

代表的な3つの不育症治療についてご紹介します。

(1) 内分泌(ホルモン)療法

プロゲステロンが足りないとき、あるいはプロラクチンが高いときは、基本的には薬物療法が行われます。しかしプロラクチンが高く、原因が下垂体腫瘍の場合は、手術をすることもあるようです。甲状腺機能の異常や肥満、糖尿病が原因の場合は、ライフスタイルの改善や食事療法、あるいは薬物療法が行われるようです。

(2) 子宮奇形手術

先天的な子宮奇形や子宮内腔を変形させる子宮筋腫などがある場合、手術を行うことがあります。

(3) 抗凝固療法

血栓と関係する自己抗体を持っている、または凝固能の亢進や凝固因子の異常がある場合、抗凝固療法を行うことがあります。具体的には、低用量アスピリン(飲み薬)やヘパリン(注射)を必要に応じて使うようです。

不育症の治療|原因不明の場合でも妊娠する可能性は高い

30年前は不育症のほとんどは原因不明とされていましたが、現在では不育症の約7割になんらかのリスク因子が突き止められているようです。そして適切な治療を受けることで、高い確率で妊娠することができるようになっていると言われています。また原因不明(偶発だと思われる流産)の場合でも、無治療で次の妊娠に臨み、妊娠・出産に成功する確率は一定存在すると言われています。

不育症と診断されたとしても、信頼できる病院・クリニックの診察を受け、前向きに治療に臨むことで道が開けることも十分にあるようです。