泉医院
診療内容 |
不妊カウンセリング 不妊検査 |
---|---|
特徴 |
駅近 土曜日診療 |
WEB |
|
TEL |
ここがポイント
泉医院は不妊治療では不妊検査を中心に行っています。超音波検査などのスクリーニング検査に加えてAMH検査を実施しており、妊活プランをオーダーメイドで最適に組めることが特徴です。
月経困難症に対しての診療に強みを持っており、治療することで卵管因子などの不妊症の原因になる可能性を減少させます。
泉医院の紹介
泉医院は平成3年2月2日に開院したクリニックで、立川駅北口からすぐのホテルエミシア東京立川1階のホテルの一角に診療所があります。
大病院ではできない時間に限られないきめ細かい医療をできるように日々、診療を行っています。産婦人科を専門とし、内科的な合併にも対応ができるように内科を開設しています。
産科も取り扱っていますが、医院自体が大きくないため分娩は提携病院、医院へ紹介し、経過を本院で観る体制をとっています。
不妊検査
基礎体温
不妊治療の基礎体温検査とは、朝起きて一番最初の体温を計測し、毎日記録することで女性の体温の独特の変化を調べる検査です。
女性の基礎体温は女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲストロンにより低温期と高温期の2相の体温に変化しています。この女性ホルモンは月経周期に合わせて分泌されるためこの体温変化の周期を調べることで排卵日を特定する指標にすることが可能です。
経腟超音波検査
超音波検査とは、超音波が物質に当たると反射する性質を利用し、体内で超音波を発生させソナーのように体の内部を観察する検査です。
反射した音波を基に画像を作成し、リアルタイムで流し続けることで映像にすることで子宮や卵巣の状態を観察していきます。
子宮内膜は排卵日に18〜20mmほどの厚みになるといわれており、着床は7mm以上あればしやすくなるといわれています。また、卵胞も18〜22mmで排卵が来るといわれており、この子宮内膜と卵胞の厚みを調べることで排卵日を特定していきます。
子宮筋腫や子宮内ポリープができていないかを観察し、もし疾患が見つかれば子宮鏡検査でより詳しく調べていきます。
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査とは、卵管という精子が受精するために通過したり受精卵が子宮に戻るために通過する2組の管が閉塞して精子や受精卵が通過できない状態になっていないかを調べる検査です。
卵管は非常に小さいため超音波検査でも調べることができないため、造影剤というX線で白く光る性質をもった液体を膣に流し込んで確認します。卵管を造影剤が通過時にレントゲンで確認し、卵管の中を造影剤がスムーズに通過するかを確認することで卵管の中に異常がないかを確認できます。
子宮卵管造影検査では、卵管が広がったり子宮に刺激があることから痛みを伴う事があります。流すスピードや麻酔などを使用することで痛みを緩和することも可能です。また、卵管が広がることで妊娠しやすくなる傾向があります。
クラミジア検査
クラミジア検査とは性感染症の一つであるクラミジアを調べる検査です。クラミジアは多数の種類がありますが、その中のクラミジア・トラコマティスという感染菌を調べていきます。
クラミジアに感染すると卵管にフィルムのような癒着を引き起こす可能性があり、自然妊娠ができなくなる可能性があります。
クラミジアは生きた細胞に入り込み、細胞質内で分裂増殖を行う特徴があり、細胞を壊した後に細胞外へと増殖していきます。感染しても自覚症状が乏しいことから感染しても気づいていない人が多く検査をして初めて気づく人が多いようです。
クラミジアの女性の感染確率は50%以上の確率で感染するといわれており、またHIV(エイズウイルス)への感染リスクが3~5倍に増加するなど不妊症以外の多くのリスクがあります。
クラミジアの抗原・抗体検査を行い、感染が確認されると子宮卵管造影検査を行い卵管が閉塞してないかを調べていきます。
ヒューナー検査
ヒューナー検査とは性交後試験とも呼ばれる検査で、女性の子宮頚管粘液と男性の精子の相性を調べる検査です。
タイミング指導と同時に行う検査で不妊検査で医学的に排卵日を特定し、排卵日周辺に合わせて性行為を行い、数時間以内の子宮頚管粘液を採取し検査していきます。
400倍の顕微鏡で観察し、視野の中に良質な精子がいくついるかを調べて検査していきます。男性の精子は新しく毎回作られるため検査結果が体調などによりぶれやすいため、悪い結果が出ても何度か検査を行います。
悪い結果が続けば女性の体の中に抗精子抗体ができていないかを調べていきます。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査
AMHは、女性ホルモンの一種で発育過程の前の卵胞から分泌されます。AMHの分泌は月経周期は関係ないため、検査はいつでも可能です。
AMHは卵巣の中にある卵胞の数と比例するため卵黄の予備機能を調べる指標とすることが可能です。
卵子は生まれながらに数が決まっており増えることがありません。生まれた時には卵子の元となる原子卵胞ができあがっており、月経が始まると発育し、FSH(卵胞刺激ホルモン)に反応することで成熟卵胞になり、約190日かけて排卵し減少していきます。
AMH値は採血により調べていきます。AMHが低いと卵子が残り少ないため、妊活を体外受精から始めるなどの対応を検討することがあります。特にAMH値は20代前半をピークに加齢とともに低下していき、30代後半で大きく減少するため注意が必要です。
タイミング指導
タイミング指導とは、不妊検査の超音波検査や尿のLH値、子宮頚管粘液の状態など様々な情報を基に医学的に排卵日を特定し、最も妊娠する確率が高いといわれる排卵日周辺に合わせて性行為を行う事で妊娠率を高める検査です。
排卵日を特定する検査以外は自然妊娠と変わらない不妊治療で特別な理由や高齢などでない限りは不妊治療はまずタイミング指導から行う事が多いようです。
排卵障害や月経不順で排卵日の特定が難しい場合には排卵誘発剤を用いて排卵を起こす方法があります。服薬や注射などの種類があり、メリットとデメリットがあるため説明をよく確認しましょう。
タイミング指導は不妊症でなくても排卵日の性行為で妊娠する確率は4回に1回のため、複数回行う事が前提となります。タイミング指導で妊娠した人の多くは4~6回ほどで妊娠することが多く、それ以上になると妊娠する確率が減少するため人工授精などにステップアップを検討していきます。
診療時間
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 |
9:00~12:00 |
9:00~12:00 |
|
9:00~12:00 |
9:00~12:00 |
9:00~12:00 |
|
午後 |
15:00~18:00 |
15:00~18:00 |
|
15:00~18:00 |
15:00~18:00 |
|
|
夜間 |
|
|
|
|
|
|
|
予約制 休日:水曜・日曜・祝日 ※土曜日は予約のみ
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
妊娠反応 |
¥1,100 |
---|---|
子宮頸がん検査 |
¥3,400 |
超音波検査 |
¥1,100 |
膣分泌物培養検査 |
¥1,100 |
クラミジア抗原検査 |
¥3,300 |
クラミジア、淋菌同時検査 |
¥4,000 |
AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査 |
¥8,800 |
甲状腺機能検査 |
¥2,200 |
アクセス
東京都 立川市 曙町2-14-16 ホテルエミシア東京立川1階
JR立川駅北口より徒歩5分