奈良クリニック
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不育症 不妊治療手術 不妊検査 漢方治療 |
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特徴 |
女医在籍 駅近 土曜日診療 日祝も診療 |
WEB |
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TEL |
ここがポイント
メディア掲載や監修が多い実力派クリニック
奈良クリニックは院長を中心にメディア露出が多く、書籍などの出版も多く取り扱っている注目のクリニックです。
不妊治療では一般不妊治療から高度生殖医療やプレコンセプションケア、卵子凍結まで高度な治療も幅広く対応しています。
タイムラプスなど高度な医療機器も取り入れており、不妊治療の設備環境も整っています。
奈良クリニックの紹介
奈良クリニックは不妊治療から妊娠・出産・婦人科までサポートしているクリニックです。お産に関しては今、年間800件を超える規模まで拡大しています。
不妊治療はタイミング療法や人工授精などの一般不妊治療から体外受精や顕微授精などの高度生殖医療までを対応しています。
医師は全員日本産婦人科学会専門医で女性医師が在籍しています。女性医師をご希望であれば対応できる環境があります。
麻酔科常勤医も在籍しているため、子宮卵管造影検査などでの痛みを伴う不妊検査や治療に対応が可能です。
不妊検査
血液検査
性感染症やホルモンの分泌を検査していきます。また、糖尿病などの全身の疾患がないかを検査していきます。
FSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体化ホルモン)、エストロゲン(卵胞ホルモン)などの妊娠に関わる女性ホルモンの分泌や母乳を分泌するプロラクチンや甲状腺ホルモンなどを検査していきます。
月経周期に合わせてホルモンはそれぞれの分泌する時期があるため、複数回に時期を分けて採決を行っていきます。
経腟超音波検査
経腟超音波検査とは、超音波が物質に当たると反射するソナーの現象を利用した検査です。
経腟プローブという細い棒状の機械を腟内に挿入し、体内で超音波を発生させ、体の内部で反射した音波を基に映像を作成し、子宮や卵巣の状態を観察します。
子宮筋腫や卵巣嚢腫、子宮内膜症などの症状が子宮や卵巣にできていかにかを確認し、できていた場合には位置や大きさを詳しく調べ不妊症の原因になっていないかを確認していきます。
子宮内膜の厚さ、卵胞の発育を計測し、排卵日があとどれくらいでくるかを医学的に特定していきます。
クラミジア感染症
性感染症の一つであるクラミジアに感染していないかを検査していきます。過去と現在に感染していないかを抗原・抗体検査を行い確認していきます。
クラミジアは、感染したときに自覚症状が乏しいことから感染したことに気づかない人が多く、検査で初めて気づくことも多いです。そのため、感染力が広く、日本では一番の性感染症と言われています。
クラミジアに感染した場合、卵管という受精するために精子が通過する管がフィルムのような癒着を起こし、閉塞しる可能性があります。この現象は卵管因子と呼ばれ不妊症の大きな原因となっています。
クラミジアが感染していた場合、子宮卵管造影検査を行い不妊症の原因を探っていきます。
子宮頚管粘液検査
子宮頚管粘液とは織物と呼ばれる子宮頚管から出る粘液です。
子宮頚管粘液は最近の侵入を防いだり、排卵期近くになると粘液の量が増え、透明度と粘り気が増し精子の子宮への移動を手伝う役割があります。
検査では、注射器で子宮頚管粘液を注射器で吸い取り、量、透明度、粘り気(糸の引き具合)、含まれる細胞の数を顕微鏡などを使用し検査していきます。
子宮卵管造・通水検査
子宮卵卵管造影検査、または通水検査は造影剤というレントゲンで白く光る性質をもった液体、もしくは食塩水を使用し卵管の通過性を調べる検査です。
卵管は精子や受精卵が通過する2組の管で、非常に小さいため超音波検査では調べることができません。そのため、造影剤などの液体を実際に卵管に流し、通過するかを確認していきます。
食塩水では卵管が実際に通過するかを調べますが、造影剤の場合は通過時点でレントゲンを当てることで卵管の内部を調べていきます。
造影検査を行う事で軽い症状であれば解消することがあります。また、造影剤が通過する影響で卵管が一時的に広がり妊娠率を上げることが可能です。
子宮鏡検査
ファイバースコープという内視鏡を子宮口から挿入し、体の内面から宮内膜に異常がないか確認する検査となります。
超音波検査や子宮卵管造影検査を行い、異常が見つかった場合に行う検査で子宮口内に筋腫やポリープがある疑いが出た場合に詳しく調べ必要な治療をを行っていきます。
ヒューナー検査
ヒューナー検査とは、性交後試験とも呼ばれる検査で女性の子宮頚管粘液と精子の相性を調べる検査です。
タイミング療法と同時に行う検査で、排卵日に性行為を行い数時間以内の子宮頚管粘液を採取し、400倍の視野で観察します。観察した子宮頚管粘液の中に良質な精子がいくついるかを観察します。
男性の精子は新しく毎回作られるため、検査結果がぶれやすくその日の体調により悪い結果が出ることもあります。そのため、何度か検査を行い悪い結果が続けば女性の体内に抗精子抗体ができることを疑っていきます。
精子クロマチン構造検査
見た目ではわからない精子核内の異常(精子クロマチンの欠陥やDNAの損傷など)を調べる検査となります。
通常の精液検査では調べることができないDNAのレベルでの状態を検査していきます。
子宮内フローラ検査
昔は子宮内は無菌と考えられていましたが現在、子宮の中にも菌が存在していることが分かりました。腸内の菌の集合体「腸内フローラ」のように子宮にも子宮内フローラが存在していると認識されています。
この子宮内フローラですが、子宮内の善玉菌が少なくなり雑菌が増えると免疫機能が働きはじめます。そうすると妊娠に重要な胚を異物として取らることで着床や妊娠に重要な問題が引き起ります。
タイミング療法
タイミング療法とは、排卵日を医学的に特定することで最も妊娠に対して高いタイミングで夫婦の営みを行い妊娠率を高める不妊治療です。
自然な妊娠に最も近い不妊治療のため、不妊治療では特別な理由がない限り最初に行う不妊治療となります。
自然な排卵と排卵誘発剤の2通りがあり、排卵誘発剤を用いるときは月経不順や排卵障害など排卵が上手く行えない時や妊娠率を高くしたい時に使用します。
タイミング療法の妊娠率は5%前後と言われており、4~6回ほどで妊娠する率が高く、それ以上になると人工授精などのステップアップを検討していきます。
人工授精
人工授精とは、排卵日をまず特定しその日に合わせて精子を事前に採取します。採取した精子を濃厚洗浄処置した後に細い管を用いて精子を子宮に細い管を用いて移送します。
精子を人工的に子宮に送り込むため、子宮までの精子の脱落がないことから精子の量や運動率が多少悪い男性不妊に対して有効です。
人工授精も自然な妊娠に近いため、卵管因子などの問題があれば対応が難しいです。
妊娠率は10%前後と言われており、4~6回ほどで妊娠することが多く、それ以上になると妊娠率が大幅に下がるため体外受精に切り替えていきます。
体外受精
体外受精とは、高度生殖医療と呼ばれる不妊治療の一種です。通常、女性の体内で行う受精の過程を女性の体外で行う不妊治療で、卵管を精子や受精卵が通過しないため、卵管因子に対して有効な不妊治療です。
1978年にイギリスで行われた不妊治療で、ノーベル賞を受賞しています。妊娠率の高さや卵管因子などの症状に有効なことから世界中に広まり、今は二本では保険対象となっています。
体外受精は、まず排卵誘発剤を用いて卵子を急速に発育させ、良質な卵子を選別します。選別した卵子を卵巣に針で穴をあけ吸引し取り出し、シャーレという容器に取り出し、精子を上から振りかけ受精させます。
受精させた受精卵をタイムラプスで培養し、胚になるまで育て妊娠の都合の良いタイミングで戻します。
よく体外受精は通常の妊娠と比べて赤ちゃんに異常が起きると心配する方がいますが、大きな問題は確認されていません。
顕微授精
顕微授精とはガラスの針に精子をいれ、卵子に直接注入する不妊治療です。。
顕微授精は1992年にベルギーで行われた比較的新しい技術ですが、妊娠率の高さや理論的に精子と卵子が1つずつで妊娠できるため世界中で最も多く行われている不妊治療と言えます。
精液の無精子症に対して精巣から精子が採取できれば妊娠できるなど、従来の不妊治療では対応できなかった症状に有効です。
顕微授精は高度な技術が必要なため、クリニックの設備環境や医師や胚培養士の経験や技術により妊娠率が変わり、高いところであれば70%の妊娠率を出しているところもあるようです。
体外受精の設備
タイムラプスインキュベーター
インキュベーターとは胚を培養するための機械で、胚の培養を観察をしていきます。
従来のインキュベーターは胚を観察するために一度、開閉をしインキュベーターの外に出さなければなりませんでした。これは外気に当たることで環境が変化しストレスを与えるという欠点がありました。
タイムラプスインキュベーターは開閉することなく胚の培養状況を確認できるため、胚にストレスを与えることをできる限り少なくしています。
紡錘体可視化システム
染色体を正しく分配する働きをしている微小器管の集まりである紡錘体を観察するシステムです。
普通の顕微鏡ではみえない紡錘体を紡錘体可視化システムの特別なレンズとフィルターを通し、紡錘体が染色体を正常に分配するように努力しています。
ホルモン補充療法
ホルモンは加齢と共に減少していきます。そのホルモンを補うのがホルモン補充療法です。
エストロゲン(女性ホルモン)の低下が主な原因で自律神経が乱れ、月経が乱れてしまいます。注射や内服により女性ホルモンを補う事で妊娠を緩和させます。
漢方療法
漢方は不妊治療の西洋医学とは違い東洋医学の基とする治療法です。
東洋医学では西洋医学のように患部にアプローチすることではなく体質改善や自己治癒能力の改善を主とています。
漢方を処方するうえで患者様一人一人に合わせた処方を行います。食生活や生活習慣、体質など様々な情報をヒアリングさせていただき患者様に合わせた処方を行っていきます。
体の内部の血流をよくすることで新鮮な酸素を全身に行きわたらせ、老廃物を回収することで体の機能を改善していきます。卵巣や子宮の働きを改善することで卵子の質を上げて妊娠率を上げていきます。
体外受精などの併用で漢方治療を行う事で妊娠率を改善することが近年ではエビデンスが上がっています。
プラセンタ療法
プラセンタとは、胎盤のことを指し赤ちゃんを育てる栄養が豊富な器官です。
アミノ酸やたんぱく質、ビタミン、ミネラル、酵素、脂質、糖質、ムコ多糖類、核酸、細胞増殖因子、サイトカインなど多数の栄養を詰まっており、細胞の代謝や分裂を促進させます。
プラセンタはホルモンバランスを整える作用があり、子宮内膜の厚みを作る手伝いや卵子の質を高める効果があります。
診療時間
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午前/9:00~11:30 午後/14:00~16:30 休診日:木曜午後・日曜午後・祝日
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
人工授精 |
5,460円 |
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精子凍結保存管理料 |
3,000円~5,000円 |
精子凍結保存維持管理料 |
2,100円 |
新鮮精子加算 |
新鮮精子加算 |
採卵術 |
9,600円 |
体外受精:IVF |
9,600円 |
顕微授精:ICSI |
11,400円~ |
精子凍結 |
22,000円 |
PICSI |
33,000円 |
卵子活性化 |
33,000円 |
精巣内精子(TESE精子) |
66,000円 |
アクセス
東京都 目黒区 目黒1-26-1 中目黒アトラスタワー
東急東横線・東京メトロ日比谷線 中目黒駅より徒歩2分