昭和大学病院

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東急池上線旗の台駅徒歩7分

東京都品川区旗の台1-5-8

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基本情報口コミ

ポイント
病院の紹介
費用
診療方針
診察時間
アクセス

昭和大学病院

診療内容	人工授精体外受精顕微授精凍結保存漢方処方男性不妊/無精子症不妊カウンセリング不育症不妊治療手術腹腔鏡手術不妊検査
特徴	女医在籍駅近
WEB	http://www.showa-u.ac.jp/SUH/
TEL	03-3784-8000

昭和大学病院の紹介

昭和大学は、「患者さん本位の医療」、「高度な医療の推進」、「医療人の育成」という3つの理念を掲げ日々、診療をしています。

チーム医療を要とし、多職種が垣根を超えて議論することで様々な角度からの見解を交えて意見が平面から立体にしていき患者様の最適を見つけていく診療方法を大事にしています。

リプロダクションチーム

昭和大学のリプロダクションチームの特色は大学病院であることを活かし、他かと連携することで専門性の高さを維持しながら、内科疾患合併や難治性不妊症などに対して高度な不妊治療を実施が可能なことです。

完全自然周期採卵から薬剤を用いて排卵誘発、腹腔鏡技術認定医による腹腔鏡手術など患者様に必要な治療を昭和大学では院内で治療が可能です。

プレコンセプションケアを組むことで計画的な治療を受診することが可能で、合併症などを院内で治療することで不妊症の障害を取り除いてから治療を実践することができます。

不妊検査

基礎体温

不妊検査の基礎体温とは、朝起きて一番最初の布団から出る前の体温を指します。通常の体温計ではなく婦人用体温計で小数点第2位までを計測し、婦人用体温計を使用します。

女性の体温は高温期と低温期に分かれており、これは女性ホルモンの分泌が影響しています。月経周期に合わせてエストロゲンとプロゲステロンと呼ばれるホルモンが分泌されることで女性の体温が変化するため、この高温期と低温期の周期を調べることで不妊治療で重要な排卵日を特定する手掛かりになります。

超音波検査

超音波検査とは、体内で超音波を発生させることで子宮や卵巣の状態や形状を観察し、疾患などを見つけたり排卵日を特定する検査です。

超音波は物質に当たると反射する性質があり、この性質を利用して体内で超音波を発生させ臓器や内壁に反射した音波を基に映像を作成し体の内部を観察していきます。

子宮や卵巣に子宮筋腫や子宮内ポリープがあるかを観察し、もしもあった場合は子宮鏡検査を実施し、治療を行います。また、子宮内膜や卵胞がどれくらい発育し厚みができているかを観察し、排卵日を特定します。

子宮卵管造影検査

子宮卵管造影検査とは卵管という受精するために精子が通過する小さな器官がクラミジアなどで炎症やフィルムのような癒着ができ閉塞していないかを調べる検査です。

卵管は超音波検査でも調べることができないほどの小さな器官で、造材剤というレントゲンで光る液体を膣から卵管に流し込み調べていきます。卵管通過時にレントゲンを当てることで卵管の中を造影剤がスムーズに通過するかで卵管の中に異常がないかを検査します。

造影剤が通過する際、一時的に卵管が広がるため妊娠率が高くなるといわれています。

クラミジア検査

現在、日本で最も広がっているといわれるクラミジアの抗体・抗原検査を行い過去と現在にクラミジアに感染してことがあるかを調べる検査です。

クラミジアは感染した場合、自覚症状がないことから感染したことに気づかないことが多くブライダルチェックや不妊検査で初めて気づくことも多いです。

クラミジアが感染すると受精に重要な卵管が癒着を起こし精子が通過できなくなることがあり、この場合は通常の妊娠が難しくなります。感染が確認された場合、子宮卵管造影検査を行い卵管の通過性を調べていきます。

子宮内フローラ

子宮は無菌と思われていましたが最近の研究で子宮の中にも菌があることが発覚しました。子宮内に様々な菌が存在し妊娠に影響を及ぼしています。

最近の集まりが花畑のように見えることからフローラと呼ばれています。子宮内フローラが乱れると妊娠に影響があり、病原性微生物が侵入しやすくなり、受精卵を排除する可能性があります。

綿棒などを用いて子宮内腔液を採取し、細菌のDNAを検査していきます。

タイミング療法

不妊検査で排卵日を特定し、排卵日周辺の妊娠がしやすいタイミングに性行為を行う事で妊娠を目指す不妊治療です。

排卵日を特定する以外には特に重要なことはないため、自然妊娠と基本的には変わりません。そのため、不妊治療のファーストステップとなっています。

月経不順などで月経がずれる場合は排卵誘発剤を用いて排卵を調整します。

排卵日に性行為を行った場合、不妊症でなくとも4回に1回ほどの妊娠の確立と言われているためタイミング療法も複数回行う事が前提となります。
主に４~6回ほどで妊娠する方が多く、それ以上になると妊娠の確立が大きく減るため人工授精などにステップアップしていきます。

人工授精

人工授精とは、排卵日を医学的に特定しその日に合わせて精子を事前に採取し、採取した精子を濃厚洗浄処置した後にカテーテルという細い管を用いて子宮の奥まで移送します。

子宮まで精子をショートカットできるため精子の離脱率を減少させることができ、精子が薄かったり運動率が悪くてもカバーが可能です。また、EDなどの性行不良でも精子を人工的に送り込むため有効です。

人工授精は10%ほどの妊娠率と言われており、4~6回ほどで妊娠する確率が高く、それ以上になると妊娠できる確率が大幅に下がるため体外受精に切り替えていきます。

体外受精

体外受精とは女性の体外で人工的に受精の過程までを行う不妊治療です。

排卵誘発剤で卵子を複数排卵させ良質な卵子を選別し、卵巣に穴をあけ取り出します。取り出した卵子は容器に移し精子を複数かけることで受精をさせます。

受精卵を胚培養士がライムラプスに入れ培養し、胚になった後に女性の体内に肺移植を行います。体外受精は体外で受精の過程を行うため卵管が詰まっていて精子が通過できない状態でも関係がなく、卵管因子に対して有効な不妊治療です。

顕微授精

顕微授精とは、ガラスの鍼に精子を入れ卵子に直接受精をさせる不妊治療です。

1992年に初めてベルギーで成功事例が確認された不妊治療で、まだ新しい不妊治療ですが今までの不妊治療と違い受精を人工的に行う事で妊娠率が高い結果が出ています。そのため、世界の70%の不妊治療が今や顕微授精と言われています。

顕微授精は理論上は精子1つに対して卵子が1つでも妊娠が可能なため、今まで対応できなかった無精子症に対しても精巣に1つでも精子があれば妊娠が可能です。

口コミ

【医師の説明】

老舗の大学病院であることからも、信頼感などが厚く医師の説明など十分であるという声が上がっています。ただ、大学病院であるがゆえ、とも言えますが、担当医制ではなく複数医師の見解が違うことで戸惑ってしまうこともあるようです。
・先生の説明はよかったと思います。強いていえば、担当の先生が曜日によって違うことがあり不安なこととか聞きやすい、聞きにくい先生があると思います。漢方の処方も受けてみたかったですが、上手く言えませんでした。看護師さんが優しかったです。（40代女性）
・昭和の先生は納得するまで説明してくれて旦那も一緒の時も旦那にも治療の勧め方など詳しく言ってくれた。体温表などもじっくり見てくれて、いつが排卵日かなど分かりやすく教えてくれた。ただ行く曜日によって先生が違う人の時もあるので、担当じゃない先生にはなんとなく話しづらいと思う時もあった。（30代女性）

【医療技術】

不妊の原因をとことん調べてくれるという声があります。大学病院でもあるため、様々な方向からのアプローチがあり、十分に納得のできる治療であったという声が多くなっています。医療技術はNo.1という声も上がっています。
・何度かの人工授精を繰り返し、診断受ける中で体温が低いことを伝えると体温を上げる薬を処方して頂いたり、人工授精のタイミングがなかなか合わないため、月に２回実施したり、適切な診療を行って頂いていると感じています。（30代男性）
・医療技術は他の病院と違って断然に良いと思った。　不妊の原因をとことん調べてくれて治療してくれたり、薬など適切な診療をしてくれる。先生も技術があり、いろいろな方法で妊娠しやすい体へ治療してくれる。医療技術に関しては完璧だと思った。（30代女性）

【医療設備】

不妊治療を含めた妊娠に関する設備が、とても充実しているとのことです。最先端技術と最先端設備が整っていると感じている方が多く、厚い信頼感があると言えそうです。
・最先端の設備に関しては一番ぐらいの病院だと思う。いつも患者さんでいっぱいなので、医療設備などが整っているからではないかと思う。　不妊はいろいろな原因の人がいるので医療設備が整っているとこは、それなりの治療が受けれるので昭和はいいと思った。（30代女性）
・昭和大学病院は大学病院なだけに設備も充実しているように感じます。ただ、具体的な設備において何が優れているかは他の病院・クリニックと比較していないためわかりません。また一度妊娠した際に、産前検査で日本で数少ない新型の出生前検査を受けれることを聞きました。（30代男性）

【待ち時間】

予約制とのことですが、とても患者数が多く待ち時間が長いという声が多く上がっています。すんなりと診察を受けられてしまう日もあるようですが、基本的には1-2時間ほどは待つとのことです。あとどれくらいかは掲示板で分かるようですので、1Fの喫茶店で時間を過ごすという方もいます。
・待ち時間は混雑してる時は長かったです。案外すんなり診てもらえる日もありましたが。あれだけの人が受診すると待つ時間が長いのも仕方ないかなと思います。忙しくてあまり話しづらい雰囲気になるより、少し待ち時間が長くても丁寧に受診してもらえばと思っています。（40代女性）
・昭和大学病院はいつも予約番号を受け取り順番が確認できるため、いつ呼ばれるかわからないまま待たされることで無駄に時間が長く感じることがありません。番号が遅く、待ち時間が長い場合は１階の喫茶店で時間をつぶすこともできるので時間を有効利用できます。待ち時間そのものについても一般の大学病院やクリニックよりも短いように感じます。（30代男性）

【スタッフの対応】

適切であったという声がある一方、少し気になる点を挙げている方もいます。大学病院でもあり、病院全体でとても多くの患者さんが日々受診しているのかと思います。どうしても事務的であったり、冷たく感じてしまったりすることがあるようです。
・大学病院としてのレベル感では普通だと思うが、全体的に冷たくてあっさりしていた。（40代女性）
・良かったです。嫌な感じはなかったです。（40代女性）