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不妊治療薬エストラーナとは?

      2015/12/18

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不妊治療では投薬治療は一般的なようです。不妊治療に用いる薬には様々なものがありますが、今回は「エストラーナ」という薬についてご紹介します。エストラーナは、更年期障害の症状緩和や不妊治療にも用いられる薬です。効果や副作用を以下で見ていきましょう。

※エストラーナは久光製薬株式会社が製造していますが、エストラジオールを主成分とした薬としては、株式会社ヤクルトの「フェミエスト」や、富士製薬工業株式会社の「ル・エストロジェル」というものもあります。担当医の指示に従い処方を受けるのがよいでしょう。

不妊治療で使用するエストラーナとはどんな薬?

不妊治療にも用いられるエストラーナは楕円形をしたパッチ型の貼り薬です。貼った箇所から皮膚を通して薬効成分が体内に吸収される仕組みになっています。吸収された成分は血液に取り込まれて効果を発揮し、女性ホルモンの低下を補う働きをします。

 

エストラーナの主成分は、卵巣から分泌されるエストラジオ―ルというホルモンだそうです。これは女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)の成分の一つのようです。主には、更年期障害や卵巣欠落症状による、ほてり・発汗・泌尿生殖器の委縮、閉経後の骨粗鬆症の治療など不足したエストロゲンを補う目的で使用されています。

不妊治療薬エストラーナの効果

エストラーナは、不妊治療では卵胞ホルモンの数値をあげるために使用します。卵胞ホルモン(エストロゲン)は、子宮内膜を厚くフカフカにするために重要なホルモンのようです。子宮内膜が薄いと着床しにくいそうで、着床しても流産の可能性が高いとも言われています。そのためエストラーナを使用し、子宮内膜を厚くして妊娠の可能性を高めるようです。診断する医師によって貼る場所は異なるようですが、下腹部おへそ周りに貼るよう指導されることが一般的です。ホルモン補充周期にはエストラーナ薬の枚数も増えるなど、タイミングで変わることがありますので、使用に際しては医師の指示を守って貼るのがよいでしょう。

不妊治療薬エストラーナの副作用

不妊治療薬エストラーナには主に、乳房緊満感、乳房痛、不正出血、消退出血、帯下、貼った所の紅斑・かゆみなどの副作用が報告されているようです。

 

貼った場所に発疹が出たり皮膚炎になるのを防ぐには、
・同じところに貼らないように気をつける
・貼るところを十分保湿しておく
・貼る前には汗を十分ふき取っておく
ことが大切と言われています。

 

また、呼吸困難、蕁麻疹、全身けいれん怠感(アナフィラキシー)脚のいたみ、浮腫、胸の痛み、息切れ (血栓性静脈炎)などすぐに使用を中止しなくてはいけないような、酷い副作用が出たという報告もされたことがあるようです。体に合う合わないの個人差がありますので、副作用が出たらすぐに使用を中止し医師に相談することをおすすめします。