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東京女子医科大学病院

診療内容

人工授精

体外受精

顕微授精

凍結保存

漢方処方

男性不妊/無精子症

不妊カウンセリング

不育症

不妊治療手術

腹腔鏡手術

卵管鏡下卵管形成術

不妊検査

漢方治療

特徴

女医在籍

土曜日診療

駐車場

女性が担当

WEB

https://www.twmu.ac.jp/info-twmu/index.html

TEL

03-3353-8111

ここがポイント

総合病院の強みを生かした専門の診療科

東京女子医科大学病院では総合病院の強みを生かした専門の診療科による高度な検査や治療、病院内で検査から治療を一括で行える環境があります。

不妊治療では一般不妊治療や体外受精・顕微授精などの高度生殖医療、子宮鏡下手術、腹腔鏡下手術などの不妊症の原因に対する治療が可能になります。

 

東京女子医科大学病院の紹介

東京女子医科大学病院は1900年に東京女医学校を前身とし、1952年に新制東京女子医科大学として運営して来ていました。そして、「新生 東京女子医科大学病院」として新たに運営を一新し診療を行っています。

総合病院の強みを生かした専門の診療科による高度な検査や治療、病院内で検査から治療を一括で行える環境があります。

不妊治療ではタイミング療法や人工授精などの一般不妊治療から体外受精や顕微授精などの高度生殖医療まで対応しています。また、子宮鏡下手術などの不妊症の原因を処置する手術が院内で受けることができます。

不妊検査

基礎体温検査

基礎体温検査では女性特有の高温期と低温期の変化の周期を毎日、婦人用体温計を使用し、朝一番最初に舌で計測する検査です。検査した体温を基礎体温表にしていきます

高温期はプロゲステロン、低温期はエストロゲンという女性ホルモンの分泌で変化しています。この女性ホルモンは月経周期に合わせて分泌されます。

そのため、高温期と低温期の変化周期を調べることで月経周期を把握することが可能で、排卵日を特定する指標とすることが可能です。

経腟超音波検査

経腟超音波検査とは、婦人科の一般的な検査の一種で子宮や卵巣を中心に観察していきます。

子宮や卵巣は骨盤に囲われているため、お腹からの超音波では調べることができにくく、体内に超音波を発生させるプローブと呼ばれる機械を体の中に入れて検査を行います。

超音波には物質に当たると反射する性質があり、これを利用し、体内の臓器や器官に反射した音波をモニターに映像として観察することで子宮や卵巣の形状や状態を観察します。

子宮筋腫や子宮内ポリープなどの疾患が見つかった場合には子宮鏡検査で詳しく調べていきます。また、子宮内膜や卵胞の厚みを調べることで排卵日を特定することが可能です。

子宮卵管造影検査

子宮卵管造影検査とは、卵管という精子が受精するために通過する2組の器官を調べ炎症や詰まり、癒着などを起こし閉塞していないかを調べる検査です。

卵管は非常に小さく超音波検査で調べることができないため、造影剤というX線で白く光る性質をもった液体を卵管に流し込み、通過する際にレントゲンと触診で卵管の中を詳しく調べていきます。

造影剤が通過するため卵管が一時的に広がることで妊娠率が上がる傾向にあります。また、痛みを伴う事がありますが造影剤を流すスピードや麻酔などで調整することが可能です。

クラミジア検査

クラミジア検査とは、性感染症の一つで感染した自覚症状がないことから感染が気づかずに広がり続けており、日本で今、最も感染が広がっている感染症と言われています。

感染の自覚症状がないため、検査を受けるまで気づかず、感染が卵管まで進行し閉塞してしまう事があります。卵管が閉塞すると自然妊娠ができなくなるため、体外受精などでの不妊治療を行わなければならなくなります。

クラミジアの中のクラミジア・トラコマティスと呼ばれる感染菌を対象とし、抗原・抗体を検査し、陽性になると子宮卵管造影検査で詳しく調べていきます。

フーナーテスト

性交後試験とも呼ばれる検査で、女性の子宮頚管粘液と男性の精子の相性を調べる検査です。

女性の子宮頚管粘液は排卵日周辺になると男性の精子を子宮に通す補助を行うため、粘り気が増し透明度が高くなっていきます。この状態でフーナーテストを行っていきます。

排卵日周辺に性行為を行い、数時間、もしくは翌朝の子宮頚管粘液を採取し400倍の顕微鏡を観察し生きた運動性の高い精子がいくつあるかを検査していきます。

男性の精子は毎回、新しく作られるため何度か検査を行い、悪い結果が続けば女性の体内に抗精子抗体ができていないかを調べていきます。

不妊治療

タイミング療法

タイミング療法とは、排卵日を特定することで最も妊娠する確率が高い排卵日周辺に合わせて性行為を行う不妊治療です。

排卵日を特定する検査以外は自然妊娠と変わらない妊娠のため、体の負担が少なく不妊治療のステップアップに関してファーストステップになります。

排卵には自然周期と排卵誘発剤を使用するパターンがあり、通常は自然周期で行いますが月経不順や排卵障害などの方には排卵誘発剤を用いることがあります。

妊娠率は5%ほどと言われており、妊娠される方は4~6回ほどで妊娠される方が多い傾向があります。半年ほど試して妊娠されなければ人工授精にステップアップしていきます。

人工授精

人工授精とは排卵日を検査で特定し、事前に採取した精子を濃厚洗浄処置をした後にカテーテルという柔らかい管を用いて子宮の奥まで注入する不妊治療です。

カテーテルの中を精子が移動することから精子の子宮までの離脱を防ぐことで妊娠率を上げる不妊治療です。

人工授精はタイミング療法で妊娠に結び付かなかった方、精子の数が少ない、運動性が悪い、性行不良の方に有効な治療法です。

人工授精の妊娠率は10%ほどとなっており、人工という名前ですが自然妊娠に近い治療です。妊娠される方は4~6回ほどで妊娠される方が多い傾向があります。半年ほど試して妊娠されなければ体外授精にステップアップしていきます。

体外受精

体外受精とは、排卵まで育てた卵子を体外に取り出し、精子と受精を行い、受精卵になった後に分割し体内に戻す不妊治療です。

1978年にイギリスで初めて行われた不妊治療で、妊娠率の高さと卵管因子や子宮因子などの不妊症の原因に対応できることから世界中に急速に広まり、ノーベル賞を受賞した不妊治療です。

体外受精では排卵誘発剤を用いて複数の卵子を発育、選別した後に選別した卵子を卵巣に穴をあけ吸引し取り出します。

取り出した卵子の上から大量の精子を振りかけることで受精を行い、受精卵にします。受精卵を胚培養士がタイムラプスで培養することで胚に育てていきます。

胚に培養された後は、妊娠に都合の良いタイミングで胚移植を行っていきます。

体外受精ではタイミング療法や人工授精などで妊娠に結び付かなかった人、卵管因子や子宮因子などの不妊症の原因にある方、高齢の方などが対象となります。

顕微授精

顕微授精とは体外受精の一種で、1978年にベルギーで初めて成功事例が確認された真新しい技術ですが、今や世界中で最も行われている不妊治療と言われています。

顕微鏡で観察しながら培養士が選別した精子をガラスの鍼に入れ、排卵誘発剤で卵子を複数発育させ、その中から選別した卵子に直接注入していきます。

今までの不妊治療と大きく違う点として、受精自体も人工的に行う点と卵子と精子が1つずつあれば理論上では妊娠が可能な点です。

卵管や子宮などを介せず受精させるため、卵管因子や子宮因子に対して有効で、特に今まで対応ができなかった男性の無精子症に対して精巣に1つでも精子があれば妊娠が可能な点が大きなメリットと言えます。

診療時間

曜日
午前

午後

夜間

平日  9:00~16:00 土曜  9:00~12:00(第3土曜日除く) 休診日: 日曜・祝日・第3土曜日 創立記念日:12月5日 (12月5日が日曜日の場合は12月6日) 年末年始:12月30~1月4日

アクセス

東京都 新宿区 河田町8番1号


大江戸線 若松河田駅下車 徒歩5分 新宿線 曙橋駅下車 徒歩12分


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