桜の芽クリニック
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不妊検査 |
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特徴 |
女医在籍 駅近 不妊治療専門 18時以降も診療 土曜日診療 朝8時から診療 女性が担当 |
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ここがポイント
先進医療に対応し、不妊症の予防に力を入れているクリニック
桜の芽クリニックは不妊治療専門として今妊娠せずに悩んでいる方はもちろん、いずれ妊娠したいと思っている方も相談できるクリニックとして運営しています。
一般不妊治療から体外受精・顕微授精の高度生殖医療、アシスト・ハッチングやSEET法、二段階胚移植など幅広く対応しています。
妊娠するために検査を定期的に受け、予防を行う事に重点を置いており、妊娠しやすい身体づくりと共に妊娠できる身体を維持する取り組みを行っています。
桜の芽クリニックの紹介
桜の芽クリニックは不妊治療専門クリニックとして運営しています。
今妊娠せずに悩んでいる方はもちろん、いずれ妊娠したいと思っている方も相談できるクリニックを作りたいと思い日々、運営しています。
院長は大学病院で10年、産科を兼ね備えたクリニックの生殖医療科で10年、 計20年不妊治療に関わってきた経験があり、専門性の高い不妊治療を実施しています。
院長の不妊治療での理念
治療を行う上で、院長は2つの理念を提示しています。
1、実際に妊娠を考える前から、定期的に婦人科でチェックを受け自分の体について把握する事
婦人科検診を受けることで不妊症の原因がもし体にできていたとしても早期の治療が可能です。受診は20代からでも早すぎることはありません。
2、私って妊娠しにくいの?と思ったら、1年待たずにすぐ相談する事
妊娠を希望しているのに1年たっても妊娠しない状態“が不妊症と定義されていますが、不妊治療は年齢との勝負のような側面もあり、30代後半や40代の方は妊娠する確率が大きく減少していきます。
遅くても半年を目処に相談することをお勧めし、自然な状態を続けていいのか、積極的に治療を進めるべきか相談でき、治療法も自然に近い方法でのスタートから体外受精スタートまで、幅広く選べる可能性を提示しています。また、必要であれば卵巣機能などの検査も行えます。
不妊検査
ホルモン検査
妊娠に重要なホルモンを採血などで検査していきます。
ホルモンの分泌は月経周期の特定の時期にしか分泌されないため、何度か検査を分け調べていきます。ホルモン検査により排卵障害、卵胞発育障害の有無を推定することか可能です。
月経周期2~4日目に卵胞の発育や排卵に関係するFSH、LH、プロラクチンを、高温期中期に子宮内膜の着床環境に関係するE2,P4を測定して生きた黄体ホルモンなどが充足しているかを調べていきます。
超音波検査
潜水艦のソナーで使用されている超音波が物質に当たると反射する性質を利用し、体内で超音波を発生させ、反射した音波を子宮や卵巣を調べ排卵日を特定する検査です。
子宮全体の肥大、変形、腫瘤があるかなどの形状や状態と子宮腺筋症・子宮内膜・子宮内ポリープ、卵巣嚢腫などの疾患がないかを調べていきます。もし、疾患が見つかった場合には子宮鏡検査で詳しく調べていきます。
子宮内膜や卵胞の発育具合から排卵日を医学的に特定していきます。排卵直前の子宮内膜の厚さは8~10mm、卵胞は排卵する卵胞の大きさは18mm以上となるため現状の厚みから逆算して特定していきます。
通水検査
卵管という受精のために精子が通過する器官が炎症や詰まり、癒着により閉塞していないかを調べる検査です。
卵管は小さく超音波検査では詳しく調べれないため、生理食塩水を実際に卵管に流し込み、反対側から流れ出てくるかを調べていきます。
生理食塩水の通過する際、一時的に卵管が広がるため妊娠率が上がることがあります。
精液検査
男性不妊の検査で、マスターベーションで採取した精子を精液検査の診断基準として世界中で用いられていWHO(世界保健機関)の精液検査マニュアルを基準に調べていきます。
精液の量や精子濃度、運動率や尖頭が奇形になっていないか、DNAが損傷していないかを検査し基準と照らし合わせ、基準値よりも下回っていたら精子に何らかの異常があり、自然妊娠が難しい可能性があるため、詳しき調べていきます。
ただし、WHOのマニュアルに記載されている基準値は、1年以内に自然妊娠した男性の精液検査値の下位5%をもとに算出されているため、必ずしも妊娠ができないわけではありません。
クラミジア検査
クラミジア検査とは、性感染症の一つで感染した自覚症状が乏しいため、不妊検査を受けるまで気づかない人が多い感染症です。
感染に気付かないうちに進行することで卵管が閉塞してしまい、自然妊娠ができなくなることがあります。
クラミジアの抗原・抗体を検査することで過去と現在に感染があったかを調べ、もし陽性だった場合には通水検査で卵管の状態を観察していきます。
ヒューナーテスト
性交後試験ともいわれる検査で、女性の子宮頚管粘液と男性の精子の相性を調べる検査です。
排卵日周辺に行う検査で、性行為を行い数時間以内、もしくは翌朝の子宮頚管粘液を採取し検査していきます。
400倍の視野の顕微鏡で観察しながら、運動性の高い精子がどれくらいいるかを調べていきます。男性の精子は検査結果がぶれやすいため、悪い結果が出ても何度か検査を行います。
検査結果で悪い結果が続けば女性の体内に抗精子抗体ができていないかを調べていきます。
不妊治療
タイミング療法
タイミング療法とは、排卵日を特定することで最も妊娠率が高い排卵日周辺に合わせて性行為を行う不妊治療です。
排卵日の特定以外の特別な治療がなく自然妊娠とほとんど変わらない妊娠となります。そのため、体の負担が少なく不妊治療ではまずタイミング療法から行います。
排卵には自然周期で行う場合と排卵誘発剤で発育を促す場合があります。排卵誘発剤は服薬と注射などやクロミッドなど様々な種類があり、医師の処方で行います。
妊娠率は5%と言われており、半年ほどの累計で50%ほどの妊娠率と言われています。半年以上になると妊娠する確率が減るため、人工授精に切り替えていきます。
人工授精
人工授精とは排卵日を検査で特定し、排卵日周辺に合わせて事前に採取した精子をカテーテルと呼ばれる柔らかい管を用いて子宮の奥に注入する不妊治療です。
精子は濃厚洗浄処置をしておき、カテーテルの中から子宮へ移動させます。そのため、精子の離脱数が少なく、男性不妊の軽度の運動性が悪い、数が少ないなどの症状に対応が可能です。
妊娠率は10%と言われており、半年以上になると妊娠する確率が減るため、体外授精に切り替えていきます。
体外受精
体外受精とは女性の体内で行う受精の過程を女性の体外で行う事で受精の確率を大きく上げる不妊治療です。
排卵誘発剤を用いて卵子を複数発育させ、良質な卵子を選別していきます。選別した卵子を卵巣に穴をあけることで卵子を吸引し取り出します。
取り出した卵子を培養液が入っている容器に取り出します。卵子の上から大量の精子を振りかけることで受精を行います。この時、あくまで卵子と精子が自然に受精を行います。
受精した受精卵はタイムラプスインキュベーターで培養し、胚になった後に女性の体内に肺移植を行います。
女性の体外で受精を行うため、卵管因子や子宮因子などの影響を受けず、また男性不妊の精子の量や運動性が悪い、EDなどの性行不良にも対応ができる治療です。
1978年にイギリスで初めて行われてから、急速に世界中に広がりノーベル賞を受賞した活気的な治療となります。
顕微授精
顕微授精とは、1992年にベルギーで初めて行われた不妊治療で世界で最も行われている不妊治療と言われています。
顕微授精はガラスの鍼に顕微鏡で観察しながら精子を入れ、卵子に直接注入する不妊治療です。
従来の不妊治療と違い受精を人工的に行い、理論上では男性の精子と女性の卵子が1つずつあれば妊娠が可能です。そのため、卵管因子や子宮因子への対応、精子の数や運動性、EDなどの性行量に加えて、今まで対応が難しかった無精子症に対して精巣に1つでも精子があれば妊娠が可能です。
先進医療
アシステッドハッチング
アシストハッチングとは、胚の外殻にある透明帯に穴をあけたり薄くすることで胚の孵化と着床を補助する技術です。
胚が着床するためには透明帯を破り孵化をする必要があります。しかし、高齢や凍結が原因で透明帯が固くなり破れないことや時間がかかりすぎ着床に支障が出てしまう可能性があります。
このように透明帯が固くなり、破ることが難しく支障が出る場合にはアシスト・ハッチングを行い透明帯を切開することで孵化を手助けし、着床しやすくなるようにしていきます。
SEET法
SEET法とは採卵周期に培養を行った受精卵と培養液を凍結しておき、胚盤胞移植の2~3日前に培養液を融解させ、カテーテルを用いて子宮内腔に注入します。
自身の胚培養に使用した胚因子を含む胚培養液を使用する方法を子宮内膜刺激胚移植法、一般培養液を使用する方法を簡易法としていきます。
培養液に含まれる胚由来因子により、子宮は受精卵を着床しやすい状態になります。
妊娠率についてまだ正確なデータは存在しません。しかし、アメリカ生殖医学会の論文(Fertility and Sterility:米国不妊治療専門領域で権威のある学会誌 )によると、SEET法では着床率が92%、臨床妊娠率が80%と、通常の胚盤胞移植よりも高い妊娠率になることが報告されています。
診療時間
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 |
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月曜・水曜 8:00~15:00 火曜・木曜 8:00~13:00、17:00~19:00 *金曜 8:00~13:00 △土曜 8:00~13:30 ※日曜・祝日 当院から指定した方の処置のみ
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
人工授精 |
23,000円 |
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精子凍結 |
12,000円 |
凍結精子融解 |
3,000円 |
体外受精① 完全自然及びそれに準ずる周期に採卵した時かかる費用 |
この他 採血+超音波検査で10,000~20,000円かかります。(個人差があります) |
ー採卵 |
1・2回目:78,000円、3・4回目:68,000円、5回目以降:48,000円 |
ー精子調整・受精・初期培養 |
1・2回目:105,000円、3・4回目:85,000円、5回目以降:75,000円 |
ー胚移植 |
1・2回目:70,000円、3・4回目:50,000円、5回目以降:50,000円 |
ー顕微授精 |
40,000円 |
ー麻酔 |
40,000円 |
体外受精② 刺激周期に採卵した時かかる費用 |
この他、採血+超音波検査+排卵誘発剤で約35,000~55,000円かかります(個人差があります) |
-採卵 |
1・2回目:98,000円、3・4回目:88,000円 |
-精子調整・受精・初期培養 |
1・2回目:135,000円、3・4回目:115,000円 |
-胚移植 |
1・2回目:70,000円、3・4回目:50,000円 |
-顕微授精 |
60,000円 |
-麻酔 |
40,000円 |
※金額はすべて税別表記です。 ※その他詳細な費用等については、HPをご参照ください。
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