慶愛クリニック
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不妊検査 |
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特徴 |
女医在籍 駅近 土曜日診療 日祝も診療 朝8時から診療 夜間も営業 土曜日も営業 18時以降も営業 |
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ここがポイント
アンケートから生まれた働きながら通いやすいシステム
慶愛クリニックは一般不妊治療から体外受精、顕微授精などの高度生殖医療まで診療を受けることが可能な不妊治療全般に対応しているクリニックです。
特に働きながら通う事が難しく途中でやめてしまう事も多い不妊治療の現実に対応し、夜間や土日の診療や検査などを行い、帰宅後に電話での検査結果の報告などを受けれる活気的なシステムが患者様のアンケートを基に生まれています。
慶愛クリニックの紹介
慶愛クリニックでは月・水・金曜日は平日8時から20時まで早朝から夜間までの診療や土日祝日の診療など患者様が働きながらでも通いやすい環境を用意しています。
働きながらではどうしても時間が限られている方も多いため、慶愛クリニックでは採血などを行い、そのまま、もしくは出勤された後の帰宅時にお電話での報告と治療相談をすることも可能です。
これは採卵日など月経周期上、日程を選べないことに対して患者様アンケートから出たい意見を反映した結果となります。
慶愛クリニックでは臨床遺伝専門医が院長含め3名在籍しており、1名は小児科医師で指導医の資格も所持していたり、護師・胚培養士にも不妊カウンセラーの資格を有しているスタッフがおり、助産師資格を有す看護師も在籍しているなど幅広いカウンセリングや診療が対応可能です。
不妊検査
ヒューナーテスト
ヒューナーテストとは排卵時期を特定し、排卵日周辺に性行為を行った後の数時間以内の子宮頸管粘液を調べる検査です。
400倍の顕微鏡で観察し、視野の中に良質な精子がいくついるかを検査していきます。男性の精子は体調により検査結果がぶれやすいため、悪い結果が出ても何度か検査を行い悪い結果が続けば女性の体内に抗精子抗体ができていないかを検討していきます。
抗ミュラー管ホルモン(AMH)検査
抗ミュラー管ホルモン(AMH)検査とは、発育過程の卵胞から分泌される女性ホルモンで女性の卵巣予備機能の指標を知る検査です。
AMHと卵巣の中にある卵子の数は相関関係にあり、AMHを計測することで妊活プランなどを検討していきます。AMHは月経周期に関係なく分泌されるためいつでも検査が可能です。
女性の卵子は生まれながらに数が決まっており増えることがありません。年齢とともに減少していくため卵子がどれくらい残っているかを計測することで妊活のプランを組んでいきます。
AMHが少ない場合には排卵誘発剤の使用を検討したり、体外受精から不妊治療を行う事があります。
精子クロマチン構造検査
精子クロマチン構造検査では顕微鏡で調べることができない精子のDNAを調べる検査です。
精子は酸化ストレスや高温、喫煙、生活習慣病などでDNAが損傷することがあります。特に男性不妊ではDNAとタンパク質の複合体であるクロマチンの損失が割合として多いといわれています。
そのクロマチンの度合いを計測するのが精子クロマチン構造検査です。
精子抗酸化力検査
顕微鏡では観察することができない精子の抗酸化力を検査していきます。酸化により精子がダメージを受け、DNAが損傷していくといわれています。
DNAは損傷すると受精率や妊娠率は低下し、流産する確率が上がります。濃度や運動性が良くてもDNAにダメージがあると妊娠に影響が出てしまいますが、通常の検査ではDNAまでは計測することができません。
精子抗酸化力検査は体内環境づくりのために、生活習慣やサプリメントの摂取などを検討していく指標となります。
超音波検査
超音波検査とは、物質に当たると反射する性質を持つ超音波をし使用し体内で反射した音波を基に映像を作成し、リアルタイムで子宮や卵巣の状態や形状を観察する不妊治療です。
子宮内膜や卵胞の厚みを調べることで月経周期のどの時期かを予測し、排卵日を特定していきます。また、子宮筋腫や子宮内ポリープが見つかった場合には子宮鏡検査でより詳しく調べていき、不妊症の原因になる場合には腹腔鏡検査で詳しく調べていきます。
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査とは、卵管という受精に重要な器官の通過性を調べる検査です。
卵管は非常に小さく、超音波検査でも調べることができないため造影剤というX線で光る液体を使用して観察していきます。
検査では膣から卵管に造影剤を流し込む、卵管の通過時にレントゲンで卵管の中をスムーズに造影剤が通過しているかを確認していきます。
卵管が閉塞していたり狭まっていると造影剤が通過した際に痛みが伴う事があります。造影剤の流すスピードを調整したり、場合により麻酔などで緩和することがあります。
造影剤が通過した影響で一時的に卵管が広がるため妊娠率が上がる傾向があります。
クラミジア検査
クラミジアとは性感染症の一つで感染しても自覚症状がないことから今、日本で最も広がっている病原菌です。
クラミジア検査とは、クラミジアの中のクラミジア・トラコマティスと呼ばれる病原菌の抗原・抗体を検査していきます。
クラミジアに感染すると卵管がフィルムのような膜を作り癒着をしてしまうことがあり、自然妊娠ができなくなります。陽性が確認された場合には子宮卵管造影検査を行い、卵管の通過性を確認していきます。
子宮頸がん検査
子宮頸がんとは、子宮の入り口にできるがんのことで、年間約11,000人が子宮頸がんにかかり、約3,000人が子宮頸がんで亡くなっているといわれています。
子宮頸がんの原因はHPVと近年、判明しており子宮頸部に2年以上持続して感染していた人から発生します。通常、HPVは感染しても自然に消滅しますが、一部残り続け子宮頸がんに進行していきます。
子宮頸がんの検査では2通りの検査があり細胞診とHPV検査を行います。検査の方法は一緒で子宮の入り口である子宮頸部の細胞を綿棒などで擦り取ることで検査していきます。
HPVワクチンによっていくつかの種類のHPV感染を予防でき、日本では小学校6年から高校1年相当の女性が定期予防接種の対象となっています。
不妊治療
タイミング療法
タイミング療法とは、不妊治療のファーストステップと言われており自然妊娠とほとんど変わらない治療法です。
まず不妊検査で最も妊娠の確率が高い排卵日を医学的に特定し、排卵日周辺に合わせて性行為を行う事で妊娠を目指す不妊治療です。
排卵には自然排卵と排卵誘発剤を使用することがあり、月経不順など排卵に支障がある場合に使用したり、妊娠率を上げるために使用します。
タイミング療法は、複数回行う事を前提としており妊娠する方の多くは4~6回ほどで妊娠されています。半年以上になると妊娠できる確率が減少しますので人工授精などに切り替えていきます。
人工授精
人工授精とは、排卵日を特定し事前に排卵日に合わせて精子を採取、濃厚処置をした後に洗浄をしておきます。排卵日周辺にカテーテルと呼ばれる細い管を膣から子宮まで差し込み、精子を移送させます。
精子がカテーテルの中を通過するため途中での離脱を減少させることが可能です。そのため、男性不妊の精子の量が少なかったり運動率が悪い方に対して有効な治療法です。また、EDなどの性行不良も事前にマスターベーションで採取するため対応が可能です。
人工という名前ですが、受精や妊娠のサイクルは自然妊娠と変わりません。
体外受精
体外受精とは通常、女性の体内で行う受精の過程を人工的に女性の体外で行う不妊治療です。
体外受精では排卵誘発剤を使用し、卵子は複数の卵子を発育させ良質な卵子を選別します。選別した卵子が入っている卵巣に針で穴をあけ卵子を休診し取り出します。
取り出した卵子を容器に入れ、上から大量の精子を振りかけることで受精させます。あくまで受精自体は精子と卵子が自然に行います。受精して、受精卵になった後にインキュベーターを使用し胚になるまで培養します。
肺になった後に妊娠に都合の良い時期に女性の体内に戻し妊娠を待ちます。女性の体外で受精を行うため卵管因子などの不妊症の原因に有効です。
顕微授精
顕微授精とは、卵子と精子が1つあれば理論上妊娠が可能が活気的な不妊治療です。
ガラスの鍼に精子を1ついれ、卵子に直接注入することで受精を行います。今までの不妊治療と違い、受精自体を人工的に行うため妊娠率が高く、世界で最も行われている不妊治療と言われています。
男性不妊で今まで対応ができなかった精液の中に精子が1つもいない無精子症に関して、1つでも精子が精巣にあれば妊娠することが可能です。
顕微授精は高い妊娠率を誇りますが、クリニックの設備や医師の腕、患者様の容態により大きく変化します。クリニック選びは重要な指標となります。
院長紹介

(慶愛クリニックのHPより)
口コミ
【医師の説明】
感じの良い先生、分かりやすくイメージのしやすい説明など好印象の声が続いています。とても忙しそうに見えるものの、「質問はありますか?」と必ず聞いてくれるそうです。また初診時には不妊治療についてのひと通りの説明がある本をくださるとのことです。
・こちらの聞いたことには答えてくれるし、とにかく明るくて前向きになれる先生。(30代女性)
・忙しそうなので短時間ではありましたが、こちらからの質問には的確に答えてくれたと思います。分かりにくいところはイメージしやすいように言い換えてくださったりもしたので、説明には満足しています(30代女性)
【医療技術】
個々の状況を踏まえた上で、なるべく身体に負担のかからない治療方針の提案がされるとのことです。とても人気のあるクリニックで実績も十分、高い技術があると感じている方が多いように見受けられます。
・無麻酔での採卵でしたが、採卵に使う針が細いことと、先生の腕がいいので、強い痛みを感じることもなく、あっという間に採卵が終わりました。培養士さんたちも、卵の状態に応じて、体外受精(ふりかけ式)か顕微か考えて下さり、とても信頼できると思います。(20代女性)
・とても高い技術をもっている病院だと思う。(30代女性)
【医療設備】
最近リニューアルされたクリニックとのことです。とても綺麗で清潔感のある設備が整っていることで好評の声が続いています。医療設備についても、最新機器の導入などを含めて適切な設備があると感じている方が多いです。
・去年の11月に施設が新しくなって、設備もきれいで新しい。(30代女性)
・最先端の設備かどうかはわかりません(他の医院に通っていないため、比較できないので)。設備自体は清潔でしたし、治療を受けるなかで不安や不快さを感じたことはありませんでした。(30代女性)
【待ち時間】
予約制ではあるものの、待ち時間はとても長いという声が上がっています。血液検査の結果待ちやエコーの順番待ちがほとんどかもしれません。基本的に待ち時間の見込みが長い場合には外出OKとのことで、カフェやランチで時間を過ごす人もいるようです。
・採卵や移植はそんなに待ちませんでしたが、基本的に受付順なので、休みの日は三時間まちとかもありました。先生も走り回っていらっしゃいました。採血の結果が出るまで外出してもいいと言われて、待ち時間にランチをしたりしていました。(20代女性)
・待ち時間はとにかく長い。平日で3~4時間。休日5~6時間。(30代女性)
【スタッフの対応】
にこやかで優しいスタッフが多いようです。感じが良い、親切丁寧といった声が多く好印象・高評価と言えそうです。
・看護師さんの注射や点鼻薬の説明も丁寧で、わかりやすかったです。卵のグレードや分割状況は培養士さんから説明していただけます。質問にも簡潔に答えてくださいました。受付の方はいつも優しく、明るい印象でした。(20代女性)
・電話応対も受付での応対も丁寧です。あまり愛想のない方も中にはいますが、間違いがないよう丁寧に仕事をなさっているのが伝わってくるので、特に不便さを感じたことはありません。(30代女性)
診療時間
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前/9:00-12:00(土9:00-14:00 日10:00-12:00) 午後/17:30-19:30 ※火曜午後・木曜午後・土曜午後・日曜午後、休診 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
採卵費用 |
初回:¥140000、2回目以降:¥110000 |
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初期培養 |
基本費用:¥40000 |
胚移植費用 |
¥60000 |
顕微授精費用 |
卵子 1~5個まで:¥30000、6~10個まで:¥50000、11~15個まで:¥70000、16個~:¥90000 |
胚盤胞培養 基本費用 |
¥20000 |
胚凍結保存費用 |
¥20000 |
※料金は税抜き表示です。 ※その他詳しい料金体系につきましては、HPをご参照ください。
アクセス
東京都
豊島区
東池袋1-12-8 富士喜ビル4階
東京メトロ丸ノ内線 池袋駅 徒歩3分