聖母病院
診療内容 |
人工授精 凍結保存 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不育症 不妊治療手術 腹腔鏡手術 卵管鏡下卵管形成術 不妊検査 |
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特徴 |
女医在籍 土曜日診療 駐車場 |
WEB |
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TEL |
ここがポイント
ミッション系病院による自然に近い形での不妊治療
聖母病院はミッション系の病院で産婦人科をはじめ、内科、外科、整形外科、耳鼻科、皮膚科、眼科、精神科など幅広い診療内容に対応しています。
不妊治療ではタイミング療法と人工授精に対応しており、一般不妊治療を中心とした不妊治療を展開しています。
腹腔鏡手術や子宮鏡下手術、経腟手術に対応しているため、婦人科系の疾患や不妊検査での異常が見つかった場合でも院内で対応が可能です。
聖母病院の紹介
聖母病院は1931年12月21日に国際聖母病院として開院したミッション系の病院で、基本理念を「「愛をもって病める人を癒されたキリストにならい、国籍、信仰、貧富を問わず、心の通う医療を提供して病める人々の身体的、精神的、社会的、霊的ニーズをみたす」として日々、診療を行っています。
今から85年前、病院創立当時の医療水準では病気を治すことよりも心身のケアと癒しに尽力することが多かったことでしょう。しかし医療技術が進歩し治せる病気が格段に多くなった現在でも、ケアと癒しの重要性が失われることなく運営をしています。
産婦人科をはじめ、内科、外科、整形外科、耳鼻科、皮膚科、眼科、精神科など幅広い診療内容に対応しており、近年では内科系・外科系の急性期医療および母子医療を中心とし、医療・介護サービスを地域で包括的に提供する”地域包括ケア”に注力しております。一昨年には緩和ケアチームが始動し、昨年には総合診療科が着任いたしました。
聖母病院の産婦人科では妊婦さんとのコミュニケーションエラーがないように、担当医制を取っています。行政と協力した産後のサポート体制の充実も当院の大きな特徴の一つとなっています。
不妊検査
基礎体温検査
基礎体温とは、不妊治療では朝起きて一番最初の体温を計測し、毎日記録することで排卵日を特定する指標とする検査です。
女性の体温は高温期と低温期の2つの体温に変動しており、これはエストロゲンとプロゲステロンと呼ばれる女性ホルモンの分泌が関係しています。
この女性ホルモンは月経周期の特定の時期に合わせて分泌されるため、この高温期と低温期の2つの相の変化を調べることで月経周期を把握することが可能であり、排卵日を特定していく指標とすることができます。
経腟超音波検査
超音波が物質に当たると反射する性質を利用し、体内で超音波を発生させることで子宮や卵巣の状態や形状を観察する不妊検査です。
体内で反射した音波を映像として観察し、モニターに映し出すことでリアルタイムで確認していきます。
子宮筋腫や子宮内ポリープなどの疾患が確認できた場合には、必ずしも不妊症の原因にはならないので子宮鏡検査で詳しく調べていきます。
子宮内膜や卵胞の厚みを調べ、排卵日があとどれくらいで来るかを計測していきます。
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査とは、卵管という受精時に精子が通過する器官が詰まりや炎症などで閉塞していないかを調べる検査です。
卵管は非常に小さく、超音波検査でも調べることができないため造影剤というX線で白く光る性質をもった液体を卵管に流し込み触診とレントゲンで検査していきます。
造影剤が通過する影響で卵管が一時的に広がるため妊娠率が上昇するといわれています。
クラミジア検査
クラミジア検査とは性感染症の一つであるクラミジアの抗原・抗体を調べる検査です。
クラミジアの中のクラミジア・トラコマティスと呼ばれる感染菌に過去と現在、感染していないかを調べ、感染していた場合には卵管がフィルムのような癒着を引き起こし閉塞している可能性があるため、子宮卵管造影検査を実施していきます。
不妊治療
タイミング指導
不妊治療でまず最初に行う事が多い治療で、不妊検査を基に最も妊娠する確率が高いといわれている排卵日を特定し、排卵日周辺に合わせて性行為を行う不妊治療です。
排卵日の特定以外は自然妊娠と変わらないため、体の負担が少なく、経済面でも優しい治療となります。
自然周期と排卵誘発剤を使用した排卵方法があり、排卵誘発剤を使用する場合には月経不順や排卵障害などの方に主に使用します。
妊娠率は一回で5%ほどと言われており、妊娠するためには4~6回ほどでに妊娠することが多いです。半年以上試して妊娠が進まなければ人工授精に切り替えていきます。
人工授精
人工授精とは、排卵日に合わせて事前に採取した精子を濃厚洗浄したのちに排卵日周辺に膣から子宮へ精子を移送する治療です。
カテーテルと呼ばれる柔らかい管の中を精子が移動することにより、精子の子宮までの離脱を抑えていきます。
男性不妊の精子の量が少なかったり、運動性が悪い方にも有効な不妊治療で、妊娠率は10%ほどとなっています。
複数回行い妊娠する傾向がありますが、半年以上になると妊娠する見込みが大きく減少するため人工授精に切り替えていきます。
院長紹介
院長
宮越 敬
経歴 |
1992年慶応義塾大学医学部卒業後、同大学産婦人科学教室に入局。東京歯科大学市川総合病院産婦人科、さいたま市立病院産婦人科など、慶應義塾大学関連病院勤務を経て、2009年同大学医学部産婦人科学専任講師に着任。2020年4月より聖母病院副院長、2022年4月同病院長に就任。日本産科婦人科学会産婦人科専門医。 |
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(聖母病院のHPより)
診療時間
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午前/受付時間 8:00~11:00 午後/受付時間 12:30~14:00 ※月・火・土の午後/第3土曜・日曜、休診 ※完全予約制となります。 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
アクセス
東京都
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