はらメディカルクリニック
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不育症 不妊治療手術 卵管鏡下卵管形成術 不妊検査 |
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特徴 |
女医在籍 駅近 不妊治療専門 |
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ここがポイント
先進医療による高度な体外受精や顕微授精
はらメディカルクリニックでは従来の顕微授精だけでなくPiezo-ICSI(ピエゾイクシー)と呼ばれる目には見えない微細な振動(ピエゾパルス)を用いて卵子の形を変形させることなく行う顕微授精が可能で顕微授精の課題であった卵子の負担を少なくすることが可能です。
スプリット(ICSI)と呼ばれる1回の採卵で採取された卵子を2つのグループに別け顕微授精と体外受精を両方同時に行う事で受精の確率が高い顕微授精と同時に発育や胚盤胞到達率、良好胚獲得率などが高い体外受精の両方を検討が可能です。
はらメディカルクリニックの紹介
1993年、都内初の日帰り体外受精のできる個人クリニックとしてはらメディカルクリニックは開業しました。
その後、顕微授精(ICSI)、精子選別法なども早期から取り入れ、現在では再生医療を日本で初めて不妊治療に応用した「子宮内膜再生増殖法ERP」も実施しています。
最短の妊娠を目的として、お身体の状態を正確に診療するために「着床不全外来」や「男性不妊外来」といった専門外来も設定しています。最新の医療を取り入れるとともに、本来わたしたちが持っている自然治癒力を高めるための東洋医学を用いたサロンも併設し、新進ともにリラックスし、負担が少しでも減る環境を心がけています。
豊富な臨床経験
日本は世界で最も不妊治療施設が多い国として有名ですが、その90%以上が年間採卵数300件以下の施設といわれています。はらメディカルクリニックは、年間1000件~1800件の採卵実績があり、臨床数も多く、実践数の多さ、それに草分けた分析からくる技術力の高さを強みとしています。
臨床数の多さからくる安定した培養体制は、胚培養士の技術力向上に繋がり、難しい症例にも対応な技術力と経験を生みだしています。
総合治療による質の高い不妊治療
科学的な近代西洋医学だけでなく、漢方や鍼灸といった東洋医学と補完医療の可能性を日々、模索しています、「着床不全外来」「泌尿器科外来」など専門医による多角的なアプローチと、クリニック併設の「鍼灸院」での施術といった「統合医療」を提案できる強みを生かせる治療を提案しています。
医療者と直接相談
はらメディカルクリニックでは「胚培養士」「看護師」「不妊カウンセラー」「臨床心理士」といった専門分野をもつスタッフに直接治療相談することができる体制を多く整えています。また「体外受精説明会」や「不妊治療の終結を一緒に考える会」「おしゃべり会」などの勉強会や患者交流の場を設け、医学的な側面と環境的な側面の両方からアプローチし、患者様の理解と信頼を両方とも育める環境を整えています。
不妊検査
甲状腺検査
甲状腺機能に異常がないかを調べる検査です。
甲状腺に異常がある場合には、妊娠しづらかったり、流産の可能性が高くなることが確認されています。妊娠した場合、赤ちゃんに発達障害がみられたり、母体の合併症などの症状がみられるため、不妊症の検査でも甲状腺検査を行い異常が見つかれば治療を行います。
クラミジア検査
クラミジア検査とは、性感染症の一つで感染したことに対して自覚症状がないことから、性行為で感染が広がり続け日本で最も感染が広がっている症状となります。
感染はクラミジアの中のクラミジア・トラコマティスと呼ばれる感染源が原因とされ、感染したまま放置した場合、卵管が閉塞してしまう可能性があり自然妊娠や一般不妊治療ができなくなることがあります。
抗体・抗原検査を行い感染が確認された場合には子宮卵管造影検査で詳しく調べていきます。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査
卵巣内にある卵子の数を調べ卵巣の予備機能を計る検査です。
AMHと発育過程の卵胞から分泌される女性ホルモンで、原始卵胞から発育する前胞状卵胞数と相関関係にあるといわれています。
女性の卵子は生まれた時にはすでに数が決まっており、それ以上増えることがありません。年齢とともに減少するため、卵子がどれくらい残存しているかをAMH検査で調べ、1年の妊活プランを決定していきます。
AMHは月経周期に合わせて分泌されるため、いつでも検査が可能です。
IVF術前検査
体外受精を受ける方を対象に排卵までに必ず行う検査です。
採卵手術で術後や術中に万が一容体が急変する場合に通常時の数値を保持しておくことで基準値を基に急変後の容体を把握していきます。
経腟超音波検査
経腟超音波検査とは、婦人科で行う超音波検査の一種で子宮や卵巣の状態や形状を調べることに特化した超音波検査となります。
超音波を発生させるプローブと呼ばれる機械を体の中に入れることで体内で超音波を発生させ、反射した音波をモニターに映しリアルタイムで映像として観察することが可能です。
子宮内膜や卵胞がどれくらいの厚みを現時点で持っているかを確認し、排卵日があとどれくらいで来るか時期を特定したり、子宮筋腫や子宮内ポリープなどの疾患ができていないかを調べることが可能です。
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査とは、卵管が詰まりや癒着、閉塞などを起こし自然妊娠や一般不妊治療ができない状態になっていないかを調べる検査です。
卵管は非常に小さいため、超音波検査で調べることができないことから造影剤というX線で白く光る液体を使用し検査します。
子宮口から造影剤を注入し、卵管を移動中にレントゲンで撮影し卵管の中に異常がないかを調べていきます。造影剤が通過する際に卵管を広げることから一時的に妊娠率が高くなることがあります。
子宮鏡検査
子宮鏡検査では直径約3mmのファイバースコープを子宮に入れ、直接観察する検査です。
子宮鏡検査は子宮卵管造影検査や経腟超音波検査で異常が見つかった場合に行っていきます。子宮内膜ポリープや子宮筋腫、形態異常がないかを観察し、もし見つかった場合には腹腔鏡手術で取り除いていきます。
ERA EMMA ALICE
ERAは胚移植時期に子宮内膜を採取し遺伝子解析を行い着床が可能な時期(着床の窓)を調べる検査です。
胚移植は標準的な着床受容期で行いますが、着床の時期は個人差がありそれぞれ時期が異なるため着床の時期を調べ膣坐薬の開始を調整することで、最適な時期に胚移植を行う事が可能です。
子宮内の着床に適した乳酸菌の割合を調べる検査(EMMA)、不妊症・不育症の原因となる慢性子宮内膜炎の細菌の有無を調べる検査(ALICE)もも実施しています。
精液検査
精液の中の精液量、精子濃度、精子運動率、DNA,尖頭が奇形でないかなどをコンピューターにて解析する検査です。
不妊症の原因は女性にあるといわれていますが、男性が不妊症の原因も50%のため、精液検査は重要です。総合的に判断しタイミング療法、人工授精、体外受精のどれを選択するかを検討していきます。
不妊治療
タイミング療法
不妊検査で排卵日を特定し、妊娠する確率が最も高い排卵日に性行為を行う事で妊娠する確率を上げる不妊治療です。
完全自然排卵周期で行う場合は自然に分泌されるホルモンにより卵胞が発達し、排卵を起こします。
排卵障害や月経不順で排卵が上手く行われない場合には排卵誘発剤を用いるときがあり、卵胞発育を促し排卵の確率を高め黄体の機能改善を施します。
タイミング療法とは、排卵日を特定すること以外は自然妊娠と変わらないため、不妊検査で異常がなければまずはタイミング療法から行う事が多いです。
排卵誘発
排卵誘発は服薬や注射で行う場合があり、LHサージ誘起と呼ばれるhCG注射または点鼻薬を使用することもあります。
黄体補充では黄体機能の低下による妊娠率の低下を減らすため、自然の内因性プロゲステロンで黄体を維持するか黄体補充を行う事で大勝していきます。
原因としてLHパルスの異常、LHサージレベルピークの低下や持続時間の異常などがあります。
人工授精
人工授精とは、名前を聞くと人工で行う治療と思われがちですがタイミング療法と同じく自然な妊娠に近い不妊治療です。
排卵日を不妊検査で特定し、排卵日周辺に合わせて精子を事前に採取し濃厚洗浄処置をしておきます。排卵日前後にカテーテルと呼ばれるストロー上の管を膣から子宮まで差し込み精子を注入します。
精子がカテーテルの中を移動するため、離脱を減少させることが可能で妊娠率を上げることができます。また、男性の精子の量が少なかったり、運動性が悪い場合に有効な治療法です。
人工授精もタイミング療法も複数回行う事で妊娠を目指す治療で半年ほど行い、妊娠につながらなければ体外受精などにステップアップしていきます。
体外受精
体外受精とは、妊娠の過程で受精のサイクルを女性の体内ではなく体外で行う事で妊娠率を大幅に上げている不妊治療となります。
受精の過程を人工的に行いますが、受精自体は精子と卵子が自然に行います。保険対象になったことからも症例が増加しており、多くの赤ちゃんが体外受精で生まれてきています。
体外受精ではまず排卵誘発剤を用いて卵子を複数発育させます。良質な卵子を選別し、場合によっては使用しない卵子は凍結して次回以降で使用できる状態にしておきます。選別した卵子が入っている卵巣に穴をあけ、卵子を吸引し取り出します。
取り出した卵子をシャーレという容器に移し、大量の精子を複数ふりかけ受精させます。受精はあくまで卵子と精子が自然に行います。受精した受精卵を胚になるまでタイムラプスインキュベータ―で胚になるまで培養し、妊娠に都合の良い時期に胚移植を行います。
体外受精では女性の体外で受精を行うため、卵管性不妊などに有効な不妊治療です。
顕微授精
顕微授精とは、顕微鏡で観察しながらガラスの鍼に精子を入れ、直接卵子に注入する不妊治療です。
顕微授精の優れている点は高い妊娠率と理論上は精子1つに対して卵子1つで妊娠することが可能です。これにより今まで対応が難しかった男性不妊の無精子症に対して対応が可能となりました。
顕微授精は受精の過程を人工的にショートカットしているため、卵管を精子が移動することがなく卵管因子に対しても有効です。妊娠率が高いことから世界で最も治療されている不妊治療と言われています。
卵子に精子を注入する際に太い針を刺さなければならないため、卵子の負荷が大きくストレスにより卵子が変性してしまう可能性があります。体外受精よりも受精する確率は大きいですがの後の発育や胚盤胞到達率、良好胚獲得率などは体外受精より低い傾向にあり、体外受精と切り分ける必要があります。
スプリット(ICSI)と呼ばれる1回の採卵で採取された卵子を2つのグループに別け、体外受精と顕微授精の療法を行う治療やPiezo-ICSI(ピエゾイクシー)と呼ばれる目には見えない微細な振動(ピエゾパルス)を用いて卵子の形を変形させることなく精子を注入する高度な顕微授精の治療法もあります。
院長紹介
院長
宮﨑 薫
https://www.haramedical.or.jp/tagline/interview
経歴 |
医学博士 日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医・指導医 日本生殖医学会認定 生殖医療専門医 日本内分泌学会認定 内分泌代謝科専門医 経歴 2004 年 慶應義塾大学医学部卒業 2013 年 慶應義塾大学大学院医学研究科修了 2013 年4 月 東京歯科大学市川総合病院産婦人科助教 2014 年4月 慶應義塾大学産婦人科助教 2017 年10 月ノースウェスタン大学産婦人科(米国シカゴ)研究助教授 2018 年10 月荻窪病院産婦人科勤務 2020 年5 月 医療法人社団暁慶会 はらメディカルクリニック 院長就任 |
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(はらメディカルクリニックのHPより)
口コミ
【医師の説明】
医師が1名であることから忙しいということが感じられるようです。「質問がしにくかった」という声もありますが、質問をしたことについてはしっかりと回答をもらえ安心感につながっているという声も多くなっています。事前にメモなどで質問事項をまとめておくと良さそうです
・説明は不足気味。医師はばたばたと忙しそうだった。ただ,そのことは自覚があるらしく,看護師やカウンセラーからのサポートは十分だった。(20代女性)
・質問にきちんと答えてくださる先生だった。いつも納得して通院していた。(30代女性)
【医療技術】
治療に対する選択肢が豊富であり、最先端技術を含め多数の症例実績があるようです。それぞれが適切な治療であると感じ、治療内容や技術に対する評価はほとんど高評価です。痛みに対しても、他のクリニックより痛くないと感じている患者様もいます。
・中々私個人では結果がでないので医療技術があるのかないのか正直なところ分からないが、これだけひっきりなしに患者さんがきているし卒業されているのであれば、技術はあるのではないか。(30代女性)
・必要最低限の適切な診療で非常に好感が持てた(40代女性)
【医療設備】
医療設備を含め、院内環境の良さについて高評価です。また、最先端医療がおこなえる最新機器などの設備も十分にあると感じている人は多く、治療をおこなうに際し安心感にもつながっている面があります。
・不妊治療の病院で有名なこともあり、最新の機械等が揃っており安心できた(30代女性)
・いろいろな治療法にチャレンジ出来る設備、体制はあり、スタッフの皆さんが努力されていると思う。(40代女性)
【待ち時間】
インターネットを使った予約システムがあり、利用しやすいとの声は多数です。しかし、予約を取っても待ち時間があることは多く、週末などはどうしても混みあうようです。平日夕方はほとんど待ち時間がないようですので混み具合を予測しながらの日程調整がスムーズかもしれません。
・日によって違うが,どれくらいの人数待っているかが分かるシステムなのでよかった。時間が掛かりそうなときは,外出もできるので便利。(20代女性)
・待ち時間はそれほど長くはなく、予約システムも病院内の機械、電話、パソコンやスマホからも行えて便利だった。(30代女性)
【スタッフの対応】
スタッフの対応については、ほとんど高評価です。親切丁寧な対応であり、言葉遣いについてもスタッフ教育が行き届いていると感じる人が多いようです。「プライバシーへの配慮も十分に考えられている」という声も上がっています。
・ホテルのように言葉遣いや対応が丁寧だった。(30代女性)
・スタッフのクォリティは都内一といっても過言ではない。ホテルのフロントのような丁寧さがある。看護婦さんもとても親切で毎回気持ちよく通院できている。(30代女性)
診療方針
患者様に寄り添いながら、 最新医療を駆使して妊娠を叶えたい 医師とは、社会への価値の還元、つまりは生涯で患者様に貢献した差分が価値になると考えています。そのためには、研究と臨床がペアになる必要があります。 当院ではこのペアを高い次元で実践し、患者様に寄り添いながら、培ってきた最新の医療技術を使って妊娠という成果をお返しできたらと思います。 「最先端の医療で最短の妊娠を」という方針のもと、患者様第一の医療を信条とし、患者様それぞれの身体の状態、さらには社会的状況などに応じて、患者様一人一人に合った、tailor made な治療を提供いたします。
診療時間
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前/8:30~12:00 午後/12:00~18:30(金12:00~14:00、土12:00~15:00) ※祝日は午前のみの診察です。 ※祝日午後・日曜、休診 ※WEBによる完全予約制です。上記時間内に受付を済ませてください。 ※日曜日も胚培養、胚凍結を行っています。 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
人工授精-AIH |
¥20,000 |
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採卵+媒精+培養3日目まで |
¥125,000 |
新鮮胚移植 |
¥40,000 |
顕微授精(ICSI)追加費用 |
¥18,000 |
培養 |
3日目まで受精卵1個~5個:¥46,000、3日目まで受精卵6個以上:¥51,500 |
胚凍結 |
胚(受精卵)凍結/1個:¥25,000 |
胚融解料 |
当院にて凍結した胚、1個につき:¥18,000、凍結未受精卵融解料:¥20,000 |
レーザーアシステッドハッチング |
受精卵1個につき:¥18,000 |
胚移植 |
凍結融解胚移植:¥70,000 |
精子検査 |
¥8,400 |
精子凍結 |
¥10,800 |
※その他詳しい料金体系につきましては、HPをご参照ください。
アクセス
東京都
渋谷区
千駄ヶ谷5-8-10
JR山手線 代々木駅 徒歩5分
JR中央本線 千駄ヶ谷駅 徒歩5分
都営大江戸線 国立競技場駅 徒歩5分
駅からのアクセス
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JR北口もしくは都営大江戸線A3出口を出て、左折します。そのまま100mほど直進すると大きな十字路に行き当たります。
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信号の先に交番・宝くじ売り場が見えるので、そちらに向かって横断歩道を渡り、宝くじ売り場を左手に見ながら直進します。
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途中踏切がありますので、渡って引き続き直進します。
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更に直進すると明治通りに行き当たりますので、進行方向を変えずに信号を渡ります。
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最後の信号は渡らず、道路に挟まれて中洲状になっているところで左折します。
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左折して道なりにすすむと到着です。左手に看板が見えます。
近所の不妊治療クリニック
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ファティリティクリニック東京
17件
東京都渋谷区東3-13-11 A-PLACE恵比寿東1F
JR山手線 恵比寿駅 徒歩6分
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恵比寿ウィメンズクリニック
2件
東京都渋谷区恵比寿南1-4-15 恵比寿銀座クロスビル5階
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン 恵比寿駅 徒歩1分
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恵比寿つじクリニック
7件
東京都渋谷区恵比寿南1-14-10 福隆ビル3F
JR埼京線 恵比寿駅 徒歩2分
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日本赤十字社医療センター
3件
東京都渋谷区広尾4-1-22
東京メトロ日比谷線 広尾駅 徒歩15分
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篠原クリニック
2件
東京都渋谷区笹塚3-58-18
京王線 笹塚駅 徒歩6分