恵比寿ウィメンズクリニック
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 |
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特徴 |
女医在籍 駅近 土曜日診療 日祝も診療 朝8時から診療 |
WEB |
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TEL |
ここがポイント
自然妊娠に焦点を置いた治療
恵比寿ウィメンズクリニックでは、高度生殖医療(体外受精や顕微授精)を中心に行うクリニックが多くなってきている中で、自然妊娠に焦点を置いた治療を行っています。
不妊検査を綿密に行う事で不妊症の原因をできる限り探り、治療を行う事で自然妊娠や一般不妊治療での妊娠率を上げています。体外受精や顕微授精も治療を行っています。
恵比寿ウィメンズクリニックの紹介
恵比寿ウィメンズクリニックでは、高度生殖医療(体外受精や顕微授精)を中心に行うクリニックが多くなってきている中で、自然妊娠に焦点を置いた治療を行っています。
不妊治療に対応しているクリニックは近年、増えていますが必要な検査を実施せずに行っているケースが多々見受けられ、それにより自然妊娠や一般不妊治療での妊娠ができない状態が見受けられます。
原因がわからないものも多いですが、検査で原因がわかれば自然に近い形で妊娠をさせることができる場合も多いです。原因がわかっていない方やステップアップが必要な場合には、適切な時期にアドバイスすることにより自然妊娠の確立を大きく上げることが可能です。
また、不妊治療を続ける環境も重視して運営しています。不妊治療は近年では保険対象など制度が整ってきていますが、不妊治療を続けることに対して多くの問題が残っています。女性の仕事と治療の両立を考え、土日診療や平日は夜21時まで診療を行っており、SNSを用いた予約時間の確認を行えるようにし、待ち時間を待合室ではなく近くのカフェでゆったりとお待ちいただけるシステムを構築しています。
不妊検査
基礎体温検査
基礎体温検査とは毎朝おきて一番最初の体温を計測し、記録していくことで女性特有の体温変化である高温期と低温期の2つの体温変化を調べる検査です。
女性の体温はエストロゲンとプロゲステロンと呼ばれる女性ホルモンの分泌により変化します。この女性ホルモンは月経周期に合わせて分泌されるため、高温期と低温期の変化の周期を調べることで月経周期のどの時期にいるかを把握し、排卵日を特定する指標とすることが可能です。
経腟超音波検査
経腟超音波検査とは婦人科の疾患を調べるための超音波検査の一種で、超音波が物質に当たると反射する性質を利用した検査です。
プローブと呼ばれる機械を体内に入れ超音波を発生させ、反射した音波を基に映像をモニターに映し出し、子宮や卵巣の状態や形状を観察していきます。
子宮筋腫や子宮内ポリープなどの疾患が見つかれば子宮鏡検査で詳しく調べ、場合により腹腔鏡検査で取り除いていきます。また、子宮内膜や卵胞の発育具合を観察し、厚みからあとどれくらいで排卵日が来るかを予測し、排卵日の時期を特定していきます。
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査とは、卵管という精子が通過する2組の器官が詰まりや炎症などを起こし閉塞していないかを調べる検査です。
卵管が閉塞してしまうと事前妊娠ができなくなり、一般不妊治療でも妊娠することができなくなるため体外受精に切り替えてるか卵管鏡下卵管形成術で卵管を開通する必要があります。
卵管は非常に小さいく超音波検査でも調べることができないため、造影剤というX線で光る液体を膣から卵管に流し込み、通過している時にレントゲンで撮影したり触診で異常がないか調べていきます。
造影剤が流れる際、痛みを伴う事がありますが流すスピードや麻酔で緩和することが可能です。また、一時的に卵管が広がるため妊娠する確率が増加するといわれています。
クラミジア検査
クラミジア検査とは、日本で最も感染が広がっている性感染症です。
感染しても自覚症状がなく検査を受けるまで気づかない人が多いことが特徴で、感染したまま放置しておくと卵管にフィルムのような癒着を引き起こし閉塞する可能性があります。
クラミジアの中のクラミジア・トラコマティスと呼ばれる感染菌が原因のため、抗原と抗体を検査し感染が過去か現在に確認されると子宮卵管造影検査で卵管が閉塞していないか通過性を確認します。
ヒューナー検査
ヒューナー検査とは性交後試験ともいわれる検査で女性の子宮頚管粘液と男性の精子の相性を調べる検査です。
不妊検査で排卵日を特定し、排卵日周辺に合わせて性行為を行い数時間以内、もしくは翌朝に至急異形管粘液を採取し検査します。400倍の顕微鏡で観察し、視野の中に精子がいくついるかを調べていきます。
男性の精子は毎回新しく作られるため、その日のコンディションい左右されるため悪い結果がでても何度か検査を行います。検査を行い悪い結果が続けば女性の体内に抗精子抗体ができていないかを検査していきます。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査
AMHは発育過程の卵胞から分泌される女性ホルモンで卵子と相関関係にあるといわれており、卵巣予備機能を計測するための指標とすることが可能です。月経周期に関係なく分泌されるためいつでも検査が可能です。
女性の卵子は生まれた時に数が決まっており、年齢とともに減少し質も低下していきます。AMH検査を行う事で体内に卵子があとどれくらい残っているかを計測し、年間の妊活プランを検討していきます。
AMHが低いと卵子の残り数が少ないため、排卵誘発剤を控えたり体外受精からスタートするなどの対応を行います。また、多すぎる場合にはPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)を疑います。
不妊治療
子宮筋腫の治療
子宮筋腫は子宮の筋肉にできる良性のこぶで4人に1人は子宮筋腫ができているといわれています。
子宮筋腫はもし確認されても位置や大きさなどによりますが自然妊娠ができている方も多いです。ただし、女性ホルモンの分泌により肥大化する可能性があるため、経過観察が必要となります。
妊娠中も切迫流産、切迫早産、胎盤の異常、発育障害などの原因になることがあるため、もし発見された場合には子宮鏡検査でより詳しく調べ腹腔鏡手術で取り除いていきます。
子宮内膜症の治療
子宮内膜症とは子宮内膜と同じ細胞が子宮以外の場所にできてしまう病気です。
約10人に1人の確率で子宮内膜症があるといわれ生理痛などの痛みを伴います。子宮内膜症になると不妊の原因となる可能性が高く、半分以上の方が不妊と関係があるといわれています。
卵巣チョコレート嚢腫の治療
卵巣チョコレート嚢腫は卵巣にできる子宮内膜症の一種で卵巣腫瘍になります。卵巣チョコレート嚢腫を治療する時は時期を慎重に決定する必要があります。
AMH検査などで卵子の残り数や卵子の年齢などを計算し、子宮内膜症の手術と不妊治療のどちらを優先にするかを決める必要があります。
子宮内膜症は治療後も再発したり、卵巣チョコレート嚢腫は悪性の癌になる可能性もあるため、閉経まで経過を観察する必要があります。
一般不妊治療
タイミング療法
タイミング療法とは排卵日を不妊検査から特定し、妊娠に最も確率の高い排卵日周辺に合わせて性行為を行う事で妊娠する確率を上げる不妊治療です。
排卵日を特定するための不妊検査以外は特別な治療はなく体や経済的負担が少ないことから不妊治療ではファーストステップとして位置づけられています。
排卵には自然周期と排卵誘発を起こす場合があり、服薬や注射で月経不順や排卵障害の方に対して排卵を起こさせます。また、妊娠率を上げるために使用することがあります。
タイミング療法の妊娠率は1回が5%前後と言われており、半年ほどの累計で50%ほどの妊娠率と言われています。半年行い妊娠が難しければ人工授精に切り替えていきます。
人工授精
人工授精とは、排卵日を不妊検査で特定しそれに合わせて精子を事前に採取。濃厚洗浄処置をしておき排卵日前後に膣からカテーテルと呼ばれる細い管を子宮まで差し込み、その中を移動させる不妊治療です。
人工という名前ですが、あくまで精子を子宮まで運ぶ過程のみ人工で受精自体は自然妊娠と同じサイクルであり自然妊娠と変わらない治療です。
精子が子宮までの離脱を防ぐため、精子の数や運動性が悪い方に有効な治療でEDなどの性行不良の方でもマスターベーションで精子を採取するため妊娠が可能です。
人工授精も複数回行い妊娠を目指す不妊治療で、半年ほど試して妊娠ができなければ体外受精に切り替えていきます。
体外受精
体外受精とは、通常が女性の体内で行う受精の過程を女性の体外で行う事で卵管因子などの不妊症の原因に関係なく受精を行い妊娠率を上げる不妊治療です。
体外受精は1978年にイギリスで初めて成功事例が確認されると妊娠率の高さから瞬く間に世界に広がり、近年は保険対象になりノーベル賞を受賞するなど世界に影響を与えています。
体外受精では排卵誘発剤を用いて卵子を複数発育させ、その中から良質な卵子を選別し卵巣に穴をあけ選別した卵子を吸引し取り出します。取り出した卵子を容器に移し大量の精子を上から振りかけることで受精を行います。
受精した受精卵は胚培養士がタイムラプスで胚になるまで培養します。そして女性が妊娠に良いタイミングで肺移植を行い妊娠に結び付けます。
顕微授精
顕微授精は1992年にベルギーで初めて成功事例が確認された真新しい技術ですが、妊娠率が非常に高いことから世界で最も行われている不妊治療と言われています。
顕微鏡の視野で観察しながらガラスの鍼の先端に精子を入れ、卵子に直接注入し受精させます。今までの治療と違い受精の過程を人工的に行います。これにより理論上では精子と卵子が1つずつあれば妊娠が可能なため、今まで対応ができなかった男性の無精子症に対して対応が可能です。
院長紹介
院長
堤 麻衣
経歴 |
平成13年 北海道大学医学部卒業 平成13年~ 京都大学医学部産婦人科研修医 京都医療センター 平成14年~ 静岡県立総合病院産婦人科 日本産婦人科学会 産婦人科専門医取得。 平成19年~ 米国オハイオ州立大学産婦人科Visiting scholar 平成20年 倉敷中央病院産婦人科 平成25年~ 梅ヶ丘産婦人科 |
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(恵比寿ウィメンズクリニックのHPより)
診療方針
多くの婦人科の病気が妊娠と関係しています。不妊の原因にもなるような婦人科の病気を早期発見し早期に治療をする、または定期的に検診を行うことで、将来妊娠を希望されたときに困らないよう当院が手助けができたらと思い、日夜診療を行っています。 当院は、不妊治療を行うクリニックですが、不妊症の患者様だけではなく、妊活をこれから頑張ろうというご夫婦、「将来子供が欲しいけど、私は大丈夫かしら?」と心配を抱く独身女性、そして女性の病気で悩まれている方など様々な方がご来院いただけます。 女性は生まれた時に卵子の数や妊娠可能な時期が決まっていますが、このことは検査を行わなければ知ることができません。 「妊活チェック」は、将来の妊娠に向けた人間ドックのようなもので、ご自身の体をきちんと知るためにあります。ご自身のことを知ることで、将来の妊娠も視野に入れたライフプラン設定を一緒に考えれる医院であれればと思っております。
診療時間
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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夜間 |
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午前 / 8:00~13:00(第3日曜日、休診) 午後 /17:00~21:00(△土曜日15:00~17:00) ※木曜・第3日曜日・祝日、休診
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
人工授精 |
平日午前中・土曜:21,000円、平日午後・日曜:22,000円 |
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体外受精・顕微授精 |
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・初診料 |
2,000円 |
・初診血液検査 |
15,000円 |
・感染症検査 |
7,000円 |
体外受精(採卵から妊娠判定まで) |
280,000円(顕微授精を行った場合は費用加算 (+最大約150,000円)) |
顕微授精 (採卵から妊娠判定まで) |
280,000円〜410,000円(卵子の数によって減額制度あり) |
凍結胚移植 |
100,000円 |
※料金は全て税別表記です。 ※詳しい料金に関しては、HPをご参照ください。
アクセス
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