真島クリニック
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不育症 不妊検査 |
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特徴 |
女医在籍 助成金 |
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真島クリニックの紹介
真島クリニックはこの地で75年、産婦人科として地域の皆様とともに、いのちを育むお手伝いをしてまいりました、アットホームな雰囲気のクリニックです。 真島クリニックでは不妊治療の成果により、赤ちゃんを授かりたいと願う多くのみなさまのお悩みにお応えしております。
不妊治療の保険適用
2022年4月に不妊治療が保険適用になりました。対象となる治療は、タイミング法、人工授精、採卵、体外受精、顕微授精、胚培養、胚移植、胚凍結保存とかなりの不妊治療が適用となっています。
保険診療と自費診療を併用で使用することはできませんのでご注意下さい。そのため、保険治療では治療が制限されているのが現状です。
ただし、真島クリニックでは認可施設のため特別に、保険診療で認められている治療(子宮内膜スクラッチや子宮内膜刺激法(SEET法)
、子宮内膜細菌叢検査(EMMA/ALICE)、子宮内膜受容能検査(ERA)、タイムラプス撮像法による受精卵の胚培養)では、先進医療として以下の自費診療を併用することができます。
不妊治療検査
基礎体温
不妊検査では、排卵日に合わせて検査や治療をすることが多く、基礎体温や超音波検査、ホルモン検査などで排卵日を特定していきます。基礎体温とは、体がエネルギーを発生させず自然なままの状態での体温を指し、就寝時がこれに当たります。しかし、実際には就寝時に体温を計ることが難しいため、体が起きたばかりで布団から出る前の起床時に計ることが一般的です。
女性の体温はホルモンの関係で推移し、高温期と低温期に分かれます。黄体ホルモンにより高温期が、卵胞ホルモンの影響で低温期になるのですが、この周期により排卵日を特定することが可能です。この温度の変化は凄く小さいため、通常の体温計では体温の測定が難しく、婦人用体温計で計ります。
超音波検査
超音波検査では、膣内にプロープと呼ばれる器具を入れ、超音波を体内で発生させ、検査します。超音波にはエコーという音波が壁に当たると反射する性質があるのですが、これを使用し、反射した音波を画像にし、映像にリアルタイムで移しこむことで子宮や卵巣の状態を確認できます。
ヒューナーテスト(性交後テスト)
ヒューナー検査とは女性が排卵日前に出す透明で粘り気のある膣分泌物である頸管粘液(子宮口の粘液)を採取し、顕微鏡意を使用し400倍の視野で観察し、精子がその視野の中にどれくらい存在しているかを検査する不妊治療です。
男性の精液は状況により結果がぶれるため、結果が不良であっても2~3回検査の受けなおしを実施します。女性の身体に「抗精子抗体」という抗体が産生されることで、運動精子がゼロになるケースもあります。男性の精子が女性の体内で異物として考えられ、排除するために、精子の動きを止めたり、受精能力をなくしたりする働きを持つ抗体を生み出してしまうわけです。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査
AMH(抗ミュラー管ホルモン)とは、卵胞から分泌されるホルモンで、卵巣が赤ちゃんになる可能性のある卵子をいくら所有しているかを計るホルモンです。男性の精子と違い、女性の卵子は増えることがありません。子供のころに原子卵胞が出来上がっており、思春期と共に発育します。排卵するまでの発育を開始したごく初期の卵胞から分泌されるのが抗ミュラー菅ホルモンです。
抗ミュラー菅ホルモンは、卵胞の数が多ければ高い値を、少なければ低い値をだすため、卵巣予備能の指標と考えられています。値が高ければ排卵誘発をする際も影響がでやすい傾向にあります。
子宮卵管造影
子宮の入り口から造影剤を入れて検査を行います。造影剤はX線に当てると白く光る性質があり、その性質を生かし子宮の内腔(中のかたち)や卵管、骨盤内の状態を検査します。造影剤の影響で、卵管が広がるため、しばらくは妊娠がしやすい傾向があります。
一般不妊治療
タイミング指導
タイミング指導とは、不妊治療のステップアップ式で一番最初に行う不妊治療で、超音波検査や基礎体温、ホルモン検査から排卵日を医学的に特定し、性交を行うことで妊娠を目指します。自然妊娠に排卵日を特定する以外は同じなため、体の負担が少ないことが特徴で後遺症の心配もほとんどありません。その反面、卵管の詰まりや精子の異常など妨げがある場合、妊娠率が一気に下がることが特徴です。
月経不順などで排卵日がずれたりして特定できない場合は、排卵誘発剤を用いて妊娠率を高めることがあります。
人工授精
人工授精とは、精子を卵子に直接注入する不妊治療です。超音波検査などの不妊検査を基に排卵日を特定し、排卵日に合わせて事前に用意した精子を細くて柔らかい管に入れ、卵巣に注入します。この時にタイミング指導や自然妊娠の時よりも卵巣の奥に精子が入るように注入します。
人工という名前ですが、精子を卵巣に入れる過程が違うのみで後は自然妊娠と同じです。人工授精は、精子の動きが悪かったり、EDなど性交不全な場合に有効な治療です。しかし、タイミング指導と同じく卵管の詰まりや精子の無精子症などには効果的ではありません。
体外受精
体外受精とは、正式名称が体外受精・胚移植(IVF-ET)と言い、高度生殖医療の一つです。体外で精子を卵子に受精させることを言います。体外で受精した受精卵を胚に培養し、子宮内に戻すことを胚移植といいます。
体外受精-胚移植法は、1978年イギリスで初めて成功し、日本では4年後に実践され、成功しました。妊娠率の高さから現在では大病院だけでなく、クリニックのような一般診療所まで実施されています。
体外受精は、卵巣刺激、採卵、培養(受精)、胚移植、黄体機能補充の5つのプロセスに分かれます。最大のハードルは胚移植後の着床で、こちらは未だに未知の部分が多いですが、現在では着床の成績を良くするには、胚移植の前に子宮内膜を厚くすること、きれいに卵割している受精卵を戻すことなどの条件がわかっています。
体外受精では、最終的に2個まで(原則1個)のきれいに分割した受精卵を戻すことが理想的と考えます。そのため、採卵の際に複数の卵を採取する必要があり、排卵誘発剤の内服や注射をして卵胞を刺激していきます。
顕微授精
顕微授精とは、1992年にベルギーのPalermo博士から始まった不妊治療で、卵巣にある卵胞に穴をあけ、中の液体ごと卵子を吸引します。卵子を綺麗にした後に卵子をインキュベーターに入れて培養します。精子をマスターベーションで採取し、細いガラスの針で精子を卵子に注入します。顕微授精が終わった後は受精した受精卵を培養し、胚にした後に体内に戻します。
顕微授精の妊娠率は高く最大70%と言われていますが、クリニックの設備環境や胚培養士の熟練度など様々な環境が影響するため、妊娠率の振れ幅が大きいのが特徴です。
アシストハッチング
アシスト・ハッチングとは、胚が着床しやすいように透明帯の孵化を補助するためのシステムで、一部に穴をあけたり薄くしたりする機能です。胚を包む透明帯は分裂し、水分を蓄え、胚盤胞に育成されます。そして透明帯が軟らかく薄くなることで亀裂ができ、胚盤胞が外へ脱出(ハッチング)して、子宮内膜に着床するようになるのですが、凍結融解胚は、新鮮胚に比べてこの透明帯が硬くなり、ハッチングするのに時間がかかります。それを補助する施術です。
診療時間
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午前 / 9:00〜12:00 午後 /15:00〜17:00 ※水曜・土曜午後・祝日・日曜、休診 ※予約制 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
人工授精(IUI) |
¥14,000~ |
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体外受精・胚移植(採卵+採卵3日目までの胚培養) |
¥275,000円~ |
ー採卵3日目~6日目までの胚培養 |
プラス¥50,000 |
ー顕微授精 |
プラス¥50,000~ |
アシストハッチング(A.H.) |
¥22,000 |
エンブリオグルー |
¥8,000円 |
胚凍結(Vitrification法) |
¥30,000~ |
凍結胚融解・胚移植 |
¥80,000 |
※ 排卵誘発にかかる費用は別料金です。 ※ 胚凍結は、凍結にかかる費用以外に、保存費用がかかります。(1ヶ月¥2,000(税別)) ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
アクセス
東京都 足立区 関原1-21-2
東武伊勢崎線 梅島駅 徒歩20分