臼井医院
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不妊検査 |
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特徴 |
女医在籍 駅近 不妊治療専門 18時以降も診療 土曜日診療 |
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ここがポイント
先進医療に対応している不妊治療専門クリニック
臼井医院は一般不妊治療であるタイミング療法や人工授精から体外受精、顕微授精などの高度生殖医療にまで対応している不妊治療専門のクリニックです。
子宮卵管造影、内視鏡検査、精子検査などの専門性の高い検査も実施することが可能で、特に体外受精に力を入れており、着床率向上をめざし、胚移植の際にはレーザーを用いたアシステッドハッチングやタイムラプスなどの先進医療まで診療が可能です。
臼井医院ではできるかぎり排卵誘発剤を使わない『自然周期』を基本とし、漢方などを使用し人間が本来持っている妊娠する力を高めることで妊娠できる環境を整えています。
臼井医院の紹介
「地域に根差した医療」
臼井医院は院長の臼井 彰 医師の父の代から運営されており、歴史の長いクリニックです。
人工授精、体外受精、顕微授精等、臼井医院で実施できる環境があることが特徴で通常婦人科診療はもちろん、超音波検査、子宮卵管造影、内視鏡検査、精子検査、不妊関係ホルモン等、外部に依頼することなく迅速に結果をお知らせすることができる医院です。
臼井医師の父は外科、母は小児科、兄は内科と麻酔科の医師と家族全員が医師という環境もあり、家族力を合わせ院を運営されてきた背景があります。医師が1人となってからは、産婦人科のみに絞ることになり、専門だった不妊治療に特化したクリニックとして再スタートしています。
体外受精にも着手
一般的な不妊治療はもちろん、特に体外受精に力を入れており、着床率向上をめざし、胚移植の際にはレーザーを用いたアシステッドハッチングという方法を導入し、子宮への着床を補助。また、培養器には先進医療であるタイムラプスシステムを採用しています。タイムラプスシステムにはカメラが内蔵されているので、胚の状態を見極める際に培養器から取り出す必要がないため、胚にかかる負担の軽減がなされています。
自然周期・低刺激周期を基本にした体にやさしい人工授精、体外受精
排卵誘発剤の頻回な使用は卵巣過剰刺激症候群を招く恐れがあり、女性の身体に対して大きな負担をかける可能性が高くなっています。臼井医院ではできるかぎり排卵誘発剤を使わない『自然周期』を基本とし、患者さんが本来持っている力を最大限引き出すための診療をもとに治療を行っています。
Zoomミーティング
新型コロナウイルスの影響により、毎月定期的に開催していた初診前ガイダンス 及びIVF説明会の開催は難しくなったことで新たにオンラインでの説明会を実施。Zoomを使用し、感染の確率を低くしながら患者様に不妊治療の理解を与えることができます。
不妊検査
ヒューナーテスト
ヒューナーテストとは排卵時期を特定し、排卵日周辺に性行為を行った後の数時間以内の子宮頸管粘液を調べる検査です。
400倍の顕微鏡で観察し、視野の中に良質な精子がいくついるかを検査していきます。男性の精子は体調により検査結果がぶれやすいため、悪い結果が出ても何度か検査を行い悪い結果が続けば女性の体内に抗精子抗体ができていないかを検討していきます。
抗ミュラー管ホルモン(AMH)検査
抗ミュラー管ホルモン(AMH)検査とは、発育過程の卵胞から分泌される女性ホルモンで女性の卵巣予備機能の指標を知る検査です。
AMHと卵巣の中にある卵子の数は相関関係にあり、AMHを計測することで妊活プランなどを検討していきます。AMHは月経周期に関係なく分泌されるためいつでも検査が可能です。
女性の卵子は生まれながらに数が決まっており増えることがありません。年齢とともに減少していくため卵子がどれくらい残っているかを計測することで妊活のプランを組んでいきます。
AMHが少ない場合には排卵誘発剤の使用を検討したり、体外受精から不妊治療を行う事があります。
超音波検査
超音波検査とは、物質に当たると反射する性質を持つ超音波をし使用し体内で反射した音波を基に映像を作成し、リアルタイムで子宮や卵巣の状態や形状を観察する不妊治療です。
子宮内膜や卵胞の厚みを調べることで月経周期のどの時期かを予測し、排卵日を特定していきます。また、子宮筋腫や子宮内ポリープが見つかった場合には子宮鏡検査でより詳しく調べていき、不妊症の原因になる場合には腹腔鏡検査で詳しく調べていきます。
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査とは、卵管という受精に重要な器官の通過性を調べる検査です。
卵管は非常に小さく、超音波検査でも調べることができないため造影剤というX線で光る液体を使用して観察していきます。
検査では膣から卵管に造影剤を流し込む、卵管の通過時にレントゲンで卵管の中をスムーズに造影剤が通過しているかを確認していきます。
卵管が閉塞していたり狭まっていると造影剤が通過した際に痛みが伴う事があります。造影剤の流すスピードを調整したり、場合により麻酔などで緩和することがあります。
造影剤が通過した影響で一時的に卵管が広がるため妊娠率が上がる傾向があります。
クラミジア検査
クラミジアとは性感染症の一つで感染しても自覚症状がないことから今、日本で最も広がっている病原菌です。
クラミジア検査とは、クラミジアの中のクラミジア・トラコマティスと呼ばれる病原菌の抗原・抗体を検査していきます。
クラミジアに感染すると卵管がフィルムのような膜を作り癒着をしてしまうことがあり、自然妊娠ができなくなります。陽性が確認された場合には子宮卵管造影検査を行い、卵管の通過性を確認していきます。
子宮頸がん検査
子宮頸がんとは、子宮の入り口にできるがんのことで、年間約11,000人が子宮頸がんにかかり、約3,000人が子宮頸がんで亡くなっているといわれています。
子宮頸がんの原因はHPVと近年、判明しており子宮頸部に2年以上持続して感染していた人から発生します。通常、HPVは感染しても自然に消滅しますが、一部残り続け子宮頸がんに進行していきます。
子宮頸がんの検査では2通りの検査があり細胞診とHPV検査を行います。検査の方法は一緒で子宮の入り口である子宮頸部の細胞を綿棒などで擦り取ることで検査していきます。
HPVワクチンによっていくつかの種類のHPV感染を予防でき、日本では小学校6年から高校1年相当の女性が定期予防接種の対象となっています。
不妊治療
タイミング療法
タイミング療法とは、不妊治療のファーストステップと言われており自然妊娠とほとんど変わらない治療法です。
まず不妊検査で最も妊娠の確率が高い排卵日を医学的に特定し、排卵日周辺に合わせて性行為を行う事で妊娠を目指す不妊治療です。
排卵には自然排卵と排卵誘発剤を使用することがあり、月経不順など排卵に支障がある場合に使用したり、妊娠率を上げるために使用します。
タイミング療法は、複数回行う事を前提としており妊娠する方の多くは4~6回ほどで妊娠されています。半年以上になると妊娠できる確率が減少しますので人工授精などに切り替えていきます。
人工授精
人工授精とは、排卵日を特定し事前に排卵日に合わせて精子を採取、濃厚処置をした後に洗浄をしておきます。排卵日周辺にカテーテルと呼ばれる細い管を膣から子宮まで差し込み、精子を移送させます。
精子がカテーテルの中を通過するため途中での離脱を減少させることが可能です。そのため、男性不妊の精子の量が少なかったり運動率が悪い方に対して有効な治療法です。また、EDなどの性行不良も事前にマスターベーションで採取するため対応が可能です。
人工という名前ですが、受精や妊娠のサイクルは自然妊娠と変わりません。
体外受精
体外受精とは通常、女性の体内で行う受精の過程を人工的に女性の体外で行う不妊治療です。
体外受精では排卵誘発剤を使用し、卵子は複数の卵子を発育させ良質な卵子を選別します。選別した卵子が入っている卵巣に針で穴をあけ卵子を休診し取り出します。
取り出した卵子を容器に入れ、上から大量の精子を振りかけることで受精させます。あくまで受精自体は精子と卵子が自然に行います。受精して、受精卵になった後にインキュベーターを使用し胚になるまで培養します。
肺になった後に妊娠に都合の良い時期に女性の体内に戻し妊娠を待ちます。女性の体外で受精を行うため卵管因子などの不妊症の原因に有効です。
顕微授精
顕微授精とは、卵子と精子が1つあれば理論上妊娠が可能が活気的な不妊治療です。
ガラスの鍼に精子を1ついれ、卵子に直接注入することで受精を行います。今までの不妊治療と違い、受精自体を人工的に行うため妊娠率が高く、世界で最も行われている不妊治療と言われています。
男性不妊で今まで対応ができなかった精液の中に精子が1つもいない無精子症に関して、1つでも精子が精巣にあれば妊娠することが可能です。
顕微授精は高い妊娠率を誇りますが、クリニックの設備や医師の腕、患者様の容態により大きく変化します。クリニック選びは重要な指標となります。
院長紹介
院長
臼井 彰
https://doctorsfile.jp/h/60187/df/1/
(臼井医院のHPより)
口コミ
【医師の説明】
説明会が開催されているようです。治療全般についての説明は説明会でというスタンスでもあるようです。個々に対する説明については必要な場合におこなうとのことで、特に説明事項がない場合もあるようです。質問については、丁寧な回答があるとのことです。
・無口な先生で、あまり先生の方から説明とかはなかったが、こちらが質問すると丁寧に答えてくれた。(30代女性)
・質問しないと細かいことは教えてくれなかったが、聞くと返答して頂けた。(30代女性)
【医療技術】
不妊治療分野においては有名な先生であるようで、実績は十分!と言えそうです。あまり説明がないので不安に思ってしまった方もいるようですが、治療内容についてはしっかりと最新の技術までをおこなえるとのことで適切・的確であったと感じている方が多くなっています。
・シート法やアシステッドハッチングなどの技術が先進的だと思った。(30代女性)
・先生にお任せして治療を行っていき、結果的に1度で妊娠することができたので、適切な治療だったと感じています。技術面でも1度での成功だったため適切だったと思います。ただ先述したように、先生は具体的な話をせずに進んでいったのでお任せはしていたものの少し不安になってしまうこともありました。(20代女性)
【医療設備】
治療をおこなうにあたって、必要な設備は適切に配置されていたという声が多くなっています。待合室や診察室は綺麗であり、特に不満や不安を感じることはなかったという声もあります。
・最先端かどうかはわかりませんが、途中で診察室や待合室がリニューアルされました。看護師さんや培養士さんたちもたくさんいらっしゃったので、しっかりした医療機関だと思います。(20代女性)
・大きな病院ではないので最先端という感じではなかったが、待ち合い、診察室などきれいで特に不満はなかった。(30代女性)
【待ち時間】
予約制ではあるものの、待ち時間についてはとても長いという声が多く上がっています。ただ、クリニック側の配慮や工夫は感じられるそうです。外出可能で、順番が近くなると携帯に連絡をくれるとのことです。
・待ち時間は長かったが、待っている間、外出OKで、自分の診察時間が近づくと、携帯に連絡をくれるので助かった。(30代女性)
・携帯に連絡をもらえたのでそんなには待たなかった。(40代女性)
【スタッフの対応】
感じの良い方が多いという声が上がっています。受付スタッフのおしゃべりが気になるという方もいますが、愛想が良く対応については丁寧であるという声も多く上がっています。
・電話対応や受付の対応はとてもよかった。(30代女性)
・スタッフの方たちはみんな感じがいい人ばかりでした。治療のことや少し不安になったりして電話をしたときは看護師さんが電話に出てくれて、優しく話してくださいました。受付の方はたまに世間話をしているのが目につきましたが、常に受付に来局があるわけではないので、話してしまうのもしかたのないことかなと思いました。(20代女性)
診療方針
生殖医療は決してマニュアル通りにはいかない世界ですが、無限の可能性に溢れています。患者さん一人一人としっかりと手とたずさえ、ひとつずつ確かな信頼関係を結んでいくことこそが大切な世界です。患者さんを家族の一員のようにより身近な存在として感じながら、身体にやさしく無理のない治療法を選択してまいります。たくさん卵胞を作るためのだけの無理な卵巣刺激は行わず、一人一人に合ったオーダーメードの治療を基本スタイルとしています。
診療時間
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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午前 |
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夜間 |
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午前 / 9:30〜12:30 午後 /14:00〜18:30(火・金/14:00~16:00 土/14:00~15:30) ※水曜・祝日・日曜、休診 ※診療は時間予約制です。 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
人工授精 濃縮洗浄法(エコー含む) |
¥19,000- |
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体外受精受診料 初回のみ |
¥50,000- |
採卵費用 |
¥50,000- |
培養料 |
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ー基本料A (採卵数1個) |
¥10,000- |
ー基本料B (採卵数2個) |
¥20,000- |
ー基本料C (採卵数3個) |
¥30,000- |
移植料 超音波下胚移植 |
¥60,000- |
特殊技術料 |
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ー顕微授精 (5個以上は金額が異なります) |
¥40,000- |
ー胚盤胞追加培養 |
¥30,000- |
ー受精卵凍結技術料 (卵の凍結を希望される方のみ) |
¥30,000- |
ー融解技術料 融解時に申し受けます。(移植料は別に必要です) |
¥30,000- |
ー静脈麻酔料 |
¥40,000- |
※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
アクセス
東京都
足立区
東和2-12-18
JR常磐線 亀有駅 徒歩10分