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東京医科歯科大学病院

診療内容

人工授精

体外受精

顕微授精

凍結保存

漢方処方

男性不妊/無精子症

不妊カウンセリング

不育症

不妊治療手術

腹腔鏡手術

不妊検査

特徴

女医在籍

助成金

駅近

WEB

http://www.tmd.ac.jp/medhospital/

TEL

03-5803-5684

東京医科歯科大学病院の紹介

One for All, All for Oneの精神で

東京医科歯科大学医学部附属病院の理念は、「安全良質な高度・先進医療を提供しつづける、社会に開かれた病院」です。「病める」方々に、心やすらぐ環境を提供しつつ、安全で優れた高度医療を、自らも開発しながら実践し続けることが当病院に求められている責務であると考えています。

教育関連の連携に力を入れており、全国的に産婦人科医の減少に歯止めがかからず、地域偏在がますます深刻になってきている現在、若い医師を産婦人科にリクルートし養成することは、大学病院の最も重要な責務の一つと考えています。

医療安全、患者対応、医療の社会性を含めた医学教育を行い、チーム医療の推進とそのリーダーシップを発揮できる医師を養成する必要があると考え若手医師を単なる労働力として捉えるのではなく、大学と教育関連病院が強固に連携し、どのような産婦人科医を養成するかという共通目標を持って協働しなければならないと思っております。

周産・女性診療科(分娩部)

4つに分けた診療部門は、それぞれ着実に実績を伸ばしています。周産期部門では寄附講座設立とNICU開設により診療がレベルアップし、婦人科腫瘍部門では悪性腫瘍と内視鏡下の手術の技術レベルが各専門医により格段に上がり、ともに活発化しています。生殖医療ではIVF-ET を含めた不妊治療が、女性医学では更年期外来を中心にホルモン補充療法や漢方療法などが盛んに行われております。

大学病院として技術的が高く、先端医療を率先として実践する印象を持つ方も多いですが、体外受精に偏らず不妊・不育の検査からタイミング療法、人工授精、体外受精まで患者さんにとって最適な治療方針を検討しオーダーメイドの不妊治療を行っています。

内視鏡手術

 

東京医科歯科大学病院では婦人科と連携し、不妊症の原因になる子宮筋腫、子宮内膜症性嚢胞、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープ等の婦人科疾患を手術の必要性評価を行い、迅速・丁寧に内視鏡を基本とする手術を行えるような環境を整えています。症状がある場合、多くは内視鏡手術と不妊治療を組み合わせて行うことで、妊娠の可能性は大きくなります。

また、病変部を単に切除するだけではなく手術後の妊孕性の温存(正常部分をいかに温存するか)が重要です。 内視鏡、腹腔鏡・子宮鏡手術を行うことで妊孕性の保全と周産期の安全性を常に意識しています。

不妊検査

東京医科歯科大学病院は、不妊症・不育症に関する着床前遺伝⼦異数性検査(PGT-A)の承認実施施設として認定されています。大学病院のため遺伝科も併設されており、PGT-Aに関してもしっかりお話を伺い、カウンセリングを行うことが可能です。

また不育症の精査や、妊娠後の出生前検査(NIPTは当院出産予定もしくは関連病院からの紹介症例にかぎる)なども同一施設内で受診することが可能です。妊孕性温存治療に関連して、遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)や、リンチ症候群などのカウンセリングも多数行っており専門家がゆっくり時間をかけてお話を伺うことが可能です。また月に1回の遺伝科のカンファレンスに参加し、情報共有を行っています。

超音波検査

超音波検査は、音波が壁に当たると跳ね返るエコーという性質を利用し、膣内に超音波を発生させる機器を入れ、反射を画像にすることでリアルタイムで膣内や子宮、卵巣の状態や形を検査する不妊検査です。

子宮ポリープや子宮筋腫、卵巣の腫瘍など様々な症状を見つけれるほか、子宮内膜の厚さや卵胞の状態から排卵の時期を特定するのに役立ちます。

子宮卵管造影検査

子宮造影検査とは、X線を当てながら造影剤を子宮に注入し、主に卵管などの状態を観察する不妊治療です。緒音音波検査では、卵管を確認することができないですが、造影剤はX線透視を行うことで白く光るため、卵管が正常に流れているかなどを確認することができます。卵管に造影剤を流すことにより、卵管が一時的に広がり妊娠がしやすくなる傾向があります。

MRI検査

MRI検査とは、X線やCTでは検査すことが難しい臓器の形や異常を確認する検査です。子宮筋腫、卵巣嚢腫などの腫瘍があるなどに行い、強力な磁気の力で体の中を見ていきます。

不妊治療

タイミング療法

不妊検査でのスクリーニング検査により、排卵日を特定しその排卵日に性交を行う不妊治療です。不妊治療のステップアップ形式での一番目に行うことが多い不妊治療で、排卵日を特定する以外は通常の自然妊娠と変わりません。タイミング療法は体の負担が少なく後遺症がほとんどない不妊治療です。

月経不順や排卵がうまく行えないときなどは排卵誘発剤を用いて排卵を誘発することがあります。自然妊娠のため、卵管の詰まりや無精子症などの症状は解決ができなく、半年ほど行って妊娠ができなければ人工授精に切り替えることが多いようです。

人工授精

人工という名前ですが、実際には自然妊娠に近く、タイミング療法と違う点は精子を子宮に入れる工程です。不妊検査で特定した排卵日かその前日に事前に用意した精子を細い管で卵巣に直接注入します。

タイミング療法や自然妊娠より卵巣の奥に入れることため、タイミング療法よりも妊娠率が高いですが、妊娠自体はタイミング療法と同じく自然な妊娠の力に任せるため、卵管の閉塞には対応ができません。タイミング療法と違い、精子を直接注入するため、精子の量が精液に少ない方には効果が高い不妊治療です。

生殖補助医療 (ART)

体外受精

体外受精とは一般不妊治療より高い妊娠率を誇り、保険対象になったほか、多くの自治体では助成対象となっている不妊治療で効果の高さから近年、普及が著しい不妊治療です。

体外受精では、小さい針を卵巣にさし、卵巣から直接卵子を吸引し、取り出します。その卵子を容器に入れ、事前に採取した精子を卵子に振りかけ受精を目指し、受精した受精卵を胚になるまで育てた後に妊娠の最適なタイミングで女性の体内に戻します。

精子が子宮に入り、受精するまでの作業を体外で行うことでそこまでのステップをある程度安定させることができるため妊娠率が一般不妊治療より高くなっています。

顕微授精

顕微授精は顕微鏡を用いて行う不妊治療で、当院では細胞膜を軽く押した時点でパルスをかけることで卵子へのダメージを軽減することができる最新の顕微授精法であるピエゾ法を採用しています。このピエゾ法は卵子に優しいといわれる術式で、細い針で透明帯を貫通させるのが従来の顕微鏡に対し、透明帯を押すことなく囲卵腔に達することができ細胞膜を軽く押した時点で細胞膜は容易に穿破できるため卵子に負担が少ない不妊治療となります。

顕微授精は、体外受精と違い、精子が1つあれば理論上妊娠できます。そのため、精子が少ない方や無精子症と判断されても精巣などに1つでも精子があれば妊娠を目指せます。また、卵子を取り出し受精させるため卵管が炎症や詰まりがあった場合でも顕微授精を受けることが可能です。

タイムラプスシステム(Geri)

東京医科歯科大学病院では2019年9月にタイムラプスインキュベーターを導入しています。

タイムラプスシステムとは胚の連続観察が可能になり、受精や発生の正常、異常を判断することができるききであり、Geriタイムラプスインキュベーターとは、常に胚を観察できることで、受精の状態を正確に判断できる培養最新機器です。従来のタイムラプス培養器では不可能だった加湿培養が可能でり、顕微授精や体外受精では胚培養において妊娠率に大きな影響がでます。

アクセス

東京都 文京区 湯島1-5-45


東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅 徒歩1分 JR中央本線 御茶ノ水駅 徒歩3分 東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 徒歩5分


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