奥田産婦人科
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 漢方処方 不妊カウンセリング 不妊検査 漢方治療 |
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特徴 |
駅近 不妊治療専門 18時以降も診療 土曜日診療 |
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奥田産婦人科の紹介
奥田産婦人科では、赤ちゃんが出来ないとお悩みの方の相談を受け付けております。
不妊治療では「大切なあなただから」というコンセプトのもとタイミング療法や人工授精などの一般不妊治療だけでなく体外受精や顕微授精などの高度生殖量に対して対応が可能です。
プレコンセプションケア
プレコンセプションケアとは、将来のライフプランに向き合い、健康や生活習慣と向き合う事で改善を目指すヘルスケア。体や生活習慣を改善することや正しい体の知識を身に着けることで妊娠につなげていきます。
今、プレコンセプションケアが重要になっている背景は、肥満や高齢出産などのリスクのある妊娠や高齢などで不妊の増加や生理不順を特に気にしなかったり生理痛を我慢していることが知らず知らずのうちに不妊につながっていることが挙げられます。
不妊検査
超音波検査
超音波検査とは、超音波が壁に当たると反射する性質を利用し体内の状態を映像で観察する検査です。
膣に細い棒状のプローブを挿入し、超音波を発生させます。子宮や卵巣に反射した超音波をモニターに表示し形状や状態を観察します。通常は1~2分ほどで行いますが、個人で子宮や卵巣の状態が変化するためプローブを様々な方向に動かすことがあり、症状により時間がかかることもあります。
抗ミューラー管ホルモン(AMH)検査
AMHとは、胎児の初期段階から分泌されるホルモンで卵巣の予備機能を知るための指標になる検査です。
女性の卵子は男性の精子と違い、生まれた時から数が決まっており、増えることがありません。また、年齢がたつにつれ卵子は減少していきます。AMHは卵子の発育に関連しており、卵子が残り少ないと低めにでます。また、高すぎると多くの場合、多嚢胞性卵巣症候群のような状態です。成長中の卵胞が多い場合は排卵誘発剤の効果も高まります。
このAMHにより、超音波検査や下垂体ホルモン検査と合わせて卵巣の予備機能を知ることで、治療方針を提供していきます。比較的新しい検査のため、保険対象ではありません。
ヒューナーテスト
ヒューナーテストとは性交後試験ともいわれる検査で、子宮頚管粘液がしっかりと精子の進行を手助けをしているかを調べる検査です。
タイミング療法と同じく行う検査で、排卵日、もしくは数日前の妊娠しやすいタイミングで性行為を行った後の女性の子宮頚管粘液を採取し、400倍の視野の顕微鏡で観察し良好な精子がいくつあるかを検討していきます。
男性の精液は毎回、新しく作られるため検査結果がぶれやすいため、こちらは悪い結果がでても数回は検査をしていきます。悪い結果が続くようであれば抗精子抗体ができていないかを検討していきます。この抗精子抗体は3%ほどの女性が見られる現象です。
近年では、アメリカの生殖医学会でもこの検査の有用性は否定的な見解がでています。検査時期による検査結果のずれが大きな原因と言われていますが、検査の正確性・再現性の低さや実際検査不良のかたの自然妊娠例も多数でているため、この検査はあまり推奨を当院でしておりません。
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査とは、超音波検査でも調べることができないほど細かい卵管という2つの管の通過性を調べる検査です。
卵管は、精子が受精するために通過し、受精卵が子宮に還るために通過する重要な器官です。この卵管はクラミジアなどの性感染症などによりフィルムのような癒着や詰まりを起こすことで卵管を閉塞してしまうことがあり、不妊症の大きな原因となっています。
造影剤は、X線で白く光る性質があるため卵管を通過している時にレントゲンを当てることで造影剤がきちんと卵管を通過するかどうかや卵管の中に異常がないかを調べることが可能です。
卵管を造影剤を流れるときに、卵管が広がるため一時的に妊娠率が上がることができます。
子宮鏡検査
子宮鏡検査とは、超音波検査などで異常があった場合に行う制度の高い検査です。子宮検査用の内視鏡を子宮の入り口から挿入し、生理食塩水を流して子宮を膨らませた後に子宮を調べていきます。子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮奇形、子宮内の癒着など様々な症状を観察していきます。
子宮鏡検査は、5~10分ほどで行われます。子宮鏡は非常に小さいため基本的には痛みはほとんどないといわれています。
不妊治療
タイミング療法
タイミング療法とは、不妊治療におけるファーストステップとしての治療です。基本的には超音波検査や子宮頚管粘液の状態、基礎体温などから排卵日を特定し、排卵日に合わせて性行為を行う事で妊娠を目指す特別な外科的治療がない治療法となります。
排卵日を特定する以外、特に目立った方法はなく自然に近いことから体に優しい治療法です。タイミング療法には排卵誘発を起こす場合があり、排卵が月経不順や排卵障害などでうまく行われない場合、排卵誘発剤を排卵を起こすことで妊娠率を高める治療を行いm指す。
基本的にタイミング指導は複数回行う治療となります。例え、排卵日を特定できたとしても自然な妊娠で4回に1回ほどの確立のため、4~6回ほど行う事で妊娠になるパターンが見受けられます。6回行い妊娠できない場合は次のステップに変更することをお勧めします。
人工授精
人工授精は、タイミング療法の次に行う事が多い不妊治療のセカンドステップの役割が高い治療法です。
基本的にはタイミング療法と同じで排卵日をまずは特定します。人工授精では男性が排卵日に合わせて事前に精子を採取し、医療機関に渡します。預かった精子は消毒と濃厚処置を施し、排卵日に女性の膣に細い管を入れ、体の内部に処置した精子を入れます。
この時にタイミング療法よりも子宮の奥に注入します。この奥に入れる処置と精子が子宮の奥まで人工的に注入される過程からタイミング療法よりも妊娠率が高くなっています。
人工授精は妊娠率が10%から15%と言われており、タイミング療法と同じく複数回行う治療となります。人工という名前ですが、妊娠自体は通常と同じサイクルのため自然な妊娠に近いです。
体外受精
体外受精とは、1978年にイギリスで初めて行われた活気的な治療法で、通常女性の体内で行われる妊娠のサイクルを女性の体外で人工的に行う事で妊娠率を高める治療です。過程を人工的に行う治療のため、受精自体は自然に行います。
体外受精は、小さな針で卵巣に穴をあけ卵子を吸引し取り出します。卵子を取り出したらシャーレという容器に移します。シャーレに取り出された卵子に対し、精子を複数ふりかけるように上から覆いかぶせ受精させます。受精した受精卵は胚培養士が培養し、胚に育てます。胚に変化した受精卵は女性の体内に戻され妊娠を待ちます。
体外受精は妊娠率が高いことから瞬く間に世界に広がった治療ですが、高額のため受けることができる人が限られていました。しかし、令和4年に日本でも保険対象になったことで今後の増加が見込まれている治療です。
顕微授精
顕微授精とは、1992年にベルギーで行われた治療で妊娠率が高いところで70%を超える治療法です。難しい治療のため、クリニックの設備や胚培養士の経験などで妊娠率が左右される治療となっています。
顕微授精は細いガラスの鍼に精子を入れ、直接卵子に注入します。卵子に負担が大きくストレスの高い治療法ですが、それを有り余って補うほどの妊娠率の高さから今では世界で一番多い治療法となっています。現在では鍼灸などと並行して行う事で妊娠率を高める働きができることが分かっています。
診療時間
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午前/9:00~12:00 午後/17:00~20:00 ※水曜午後・土曜日午後・日曜・祝日、休診 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
人工授精(洗浄・濃縮) |
¥21,000 |
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体外受精 |
¥315,000~ |
※料金は税込み表示です。 ※上記はおおよその料金となります。詳細はクリニックへお問い合わせください。
アクセス
大阪府
茨木市
竹橋町15-8
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