福田ウイメンズクリニック
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不育症 不妊検査 |
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特徴 |
女医在籍 駅近 不妊治療専門 土曜日診療 |
WEB |
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TEL |
ここがポイント
開院以来、体外受精・顕微授精・凍結胚移植による妊娠成功率は全国平均を上回る
福田ウイメンズクリニックは女性不妊症、男性不妊症、不育症を治療する不妊症専門クリニックです。
福田ウイメンズクリニックは開院以来、体外受精・顕微授精・凍結胚移植(生殖補助医療/ART)を実施し、妊娠成功率は全国平均を上回っています。
男性不妊症の治療にも取り組んでおり、無精子症等、高度男性不妊症については、専門医療機関泌尿器科との「連携システム」を採用して治療を行っています。
福田ウイメンズクリニックの紹介
福田ウイメンズクリニックは女性不妊症、男性不妊症、不育症を治療する不妊症専門クリニックです。福田ウイメンズクリニックは開院以来、体外受精・顕微授精・凍結胚移植(生殖補助医療/ART)を実施し、妊娠成功率は全国平均を上回っています。
男性不妊症の治療にも取り組んでおり、無精子症等、高度男性不妊症については、専門医療機関泌尿器科との「連携システム」を採用して治療を行っています。
一般不妊治療とは
一般不妊治療はタイミング法と人工授精を指します。現在、体外受精が増えている中で、認識的には減っているのではないかという方もいらっしゃいますが、一般不妊治療で妊娠するご夫婦がたくさんいるということ、患者さんにとって比較的簡単に受けられる負担の少ない治療法が一般避妊治療です。
どうしても体外受精よりも医療レベルが低く見られがちですが、女性ではタイミング法、人工授精ともに、成熟卵子の排卵をきちんと観察する排卵モニタリングが必須であり、男性では、人工授精の際に元気のよい精子を選ぶ精子洗浄濃縮法が大前提になります。一般不妊治療は高度な生殖医療に基づく治療であり、高度な医療という位置づけになっています。
1995年(平成7年)、福田ウイメンズクリニックで顕微授精(ICSI/卵細胞質内精子注入法)を受けたご夫婦2組が妊娠に成功しました。2組ともに、採卵(卵子採取)・精子採取、および胚移植時の2回のみの通院で妊娠され、赤ちゃんは元気に誕生しました。
1999年(平成11年)には、病院泌尿器科と連携のうえ、福田ウイメンズクリニックにて精巣精子(射精精子ではなく精巣より直接精子を採取する方法)を用いた顕微授精を施行したご夫婦が、妊娠・出産に成功されました。プライベートクリニックとしては神奈川県で初めての成功例で、妊娠41週で出生体重3000gを超える元気な赤ちゃんが誕生しました。
福田ウイメンズクリニックでは、医療施設としての清潔さはもちろんのこと、緊張感を抱いて受診する皆さんに、心と体を癒す安らぎの空間を提供することも医療の一環と考えております。
不妊検査
基礎体温検査
基礎体温とは人間が生きていく上で最低限のエネルギーしか使用していない状態を指し、寝ている時にあたります。しかし、不妊検査での基礎体温検査では毎日体温を計測する必要があるため、朝起きてい布団から出る前の体温を計測していきます。
基礎体温検査では通常の体温計では測れない細かい体温を計測するため、婦人用体温計を使用し舌で体温を計測していきます。
女性の体温はエストロゲンの影響で低温期、プロゲステロンの影響で高温期に変化します。この女性ホルモンは月経周期の特定の時期に分泌されるため、この温度変化を調べることで月経周期を把握でき排卵日を特定することが可能です。
経腟超音波検査
経腟超音波検査とは超音波検査の中の子宮や卵巣を調べることに特化した検査です。
超音波を体内で発生させることで、体内で反射した超音波を画像にし、モニターにリアルタイムで流し続けることで映像として観察します。
子宮内膜や卵胞がどれくらい厚みを持っているかにより排卵日まであとどれくらいかを予測します。また、子宮や卵巣を確認し疾患がないかを確認していきます。
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査とは卵管と呼ばれる精子が通過する2組の管を調べ閉塞していないかを調べる検査です。
卵管は非常に小さいため、超音波検査では調べることができず造影剤というX線で白く光る液体を使用し検査していきます。造影剤を卵管に流し込み、通過している時にレントゲンで検査していきます。
造影検査は痛みを伴うイメージがありますが近年ではあまり痛みが伴う事がないといわれています。また、痛みがひどく感じた場合には流すスピードや麻酔で緩和が可能です。
造影剤の影響で軽い閉塞は解消し、卵管が一時的に広がるため妊娠する確率が高まるといわれています。
クラミジア検査
クラミジア検査とは性感染症の一つで感染したことに対して自覚症状がないことから感染が広がりづけ今では日本で最も妊娠が広がっている感染症と言われています。
感染して気づかないために感染が進行してしまい卵管がフィルムのような癒着を引き起こし自然妊娠ができなくなることがあります。一般不妊治療でも対応ができないため、体外受精に切り替えていきます。
検査で陽性が確認されると子宮卵管造影検査を実施していき卵管の通過性を調べていきます。
ヒューナー検査
ヒューナー検査とは女性の子宮頚管粘液と男性の精液の相性を調べる検査で性交後試験とも呼ばれます。
女性の子宮頚管粘液は排卵日近くになると精子を受け入れるために透明度が増し粘度が高くなります。この状態の時に性行為を行い数時間、もしくは翌朝に採取した子宮頚管粘液を調べていきます。
400倍の顕微鏡で観察し、視野の中に良質で運動性の高い精子がどれくらいいるかを調べていきます。男性の精子は検査結果がぶれやすいため、悪い結果が出ても何度か検査を行います。それでも悪い結果が出続けた場合には女性の体内に抗精子抗体ができていないかを調べていきます。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査
AMHとは発育過程の卵胞から分泌される女性ホルモンで、卵子の数と相関関係にあるといわれており卵巣の予備機能の指標となります。
女性の卵子は生まれた時には200万個ほどの卵子の元となる原子卵胞がすでに出来上がっており、それ以上増えることがありません。思春期になると排卵が始まり1つの卵子が発育するために1000個ほどの卵胞が減少していきます。年齢と共に卵子は少なくなっていきますが、35歳をピークに減少幅が大きくなります。
この減少には個人差があるため、卵子があとどれくらい残っているかを調べていき、年間の妊活プランを組んだりAMHが少ない場合には卵子が少ないため排卵誘発剤を使用するかを検討したり体外受精から不妊治療を始めたりを検討していきます。
AMHが年齢に比べ多すぎる場合には多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性を疑います。
不妊治療
タイミング療法
タイミング療法とは、超音波検査や尿のLH値、子宮頚管粘液を状態などから排卵日を特定し、最も妊娠する確率が高い排卵日に性行為を行う事で妊娠する確率を増やす不妊治療です。
不妊検査以外の特別な治療がないことから体の負担が少なく不妊治療の中では経済的にも負担が少ないため、ステップアップ法では不妊治療のファーストステップとして行われています。
排卵は自然周期と排卵誘発剤の2つの手法があり、排卵誘発剤を使用する時は月経不順や排卵障害などで排卵が計画的に行われない場合に使用します。
妊娠率は5%ほどとなっており、妊娠した人は4~6回が多いことからも複数回行い妊娠を目指す不妊治療です。半年以上になると妊娠する確率が大きく下がりるため人工授精などに切り替えていきます。
人工授精
人工授精とは、排卵日を不妊検査から特定し、排卵日周辺に事前に採取し濃厚洗浄処置をした精子をカテーテルと呼ばれるストロー上の管を利用し、子宮の奥へ注入する不妊治療です。
カテーテルの中を精子が移動するため、子宮までの離脱を抑えることが可能です。そのため、男性不妊のEDなどの性行不良や精子の数が少なかったり運動性が悪い方に有効な治療法となっています。
妊娠率は10%ほどとなっており、タイミング療法と同じく妊娠した人は4~6回が多いことからも複数回行い妊娠を目指す不妊治療です。半年以上になると妊娠する確率が大きく下がりるため人工授精などに切り替えていきます。
体外受精
体外受精とは1978年にイギリスで初めて行われた不妊治療で、瞬く間に世界に広がりノーベル賞を受賞した活気的な治療法です。
日本でも近年、保険対象になったことから以前よりも受けやすい環境になり治療を行う数が増えてきています。
体外受精では排卵誘発剤を用いて、卵子を複数発育させることで良質な卵子を選別し治療していきます。選別した卵子は卵巣に針で穴をあけ吸引し取り出していきます。
取り出した卵子は培養液が入ったシャーレと呼ばれる容器に入れ精子を上から大量にふりかけることで受精を行います。あくまで受精は卵子と精子が自然に行います。
受精卵になったらタイムラプスに入れ、胚になるまで培養し女性の体内に肺移植を行います。
受精の過程を体外で行うため、不妊症の大きな原因である卵管に問題があっても対応が可能です。また、精子を上から卵子に直接振りかけるため精液の中に数が少なかったり、運動性が悪くても対応が可能です。
顕微授精
顕微授精とは、顕微鏡で観察しながらガラス針に精子を入れ、卵子に直接刺して受精させる不妊治療です。受精率が高く、世界で最も行われている不妊治療と言われています。
顕微授精の優れている点は妊娠率が高いこと以外に卵子と精子が1つずつあれば妊娠が可能という点です。そのため、今まで対応が難しかった男性の無精子症に対して精巣に1つでも精子があれば対応が可能です。
杉山産婦人科 丸の内では顕微授精はPiezo-ICSI(ピエゾ)法で実施しており、通常は鍼で卵子に注入する時に先端が平らなピペットを使用し、細胞膜を軽く押した時点で振動(ピエゾパルス)をかけることにより卵子へのダメージを減らすことにより卵子の負担が減少し、妊娠率が通常の顕微授精よりも高くなることが可能です。
Piezo顕微授精法は、受精率が83%を超え卵子が少なくても妊娠が可能なため、高齢の方でも妊娠する確率が高くなる可能性があるため推奨しています。
Geriタイムラプスインキュベーター
Geriタイムラプスインキュベーターとは受精卵を培養し胚にするための培養最新機器です。
今までのインキュベーターの問題であった観察するために開閉をしなければならず外気にそのたびに触れるために受精卵に負担を与えてしまう事を解消し、開閉することなく常に胚を観察できることが特徴です。
タイムラプスの最大の特徴は加湿培養が可能となり、より良好な培養成績を得ることが可能であり、AI解析ソフトを導入することによりD3胚の段階で胚盤胞まで待たずに、どの受精卵が望ましいかの判断することが可能です。
ED(勃起不全・勃起障害)
EDは専門的には「十分な勃起やその維持ができずに満足な性交が行えない状態が持続または再発すること」と定義されています。
そのため、勃起できない状態はもちろん、維持ができない、硬さが不十分で満足な性交が行えない状態をEDと定義しています。
器質性ED
身体に何かしらの障害があり、物理的に勃起ができない症状です。血管障害・神経障害・内分泌機能低下の3つの原因が考えられます。
血管障害は生活習慣病や前立腺の外科的手術による血管障害、神経障害の場合は何かしらの理由で脳からの伝達神経に損害が起こった場合、内分泌機能低下は、加齢やストレス、飲酒、喫煙などでホルモンバランスが崩れた場合に起こります。
心因性ED
精神的問題で起こるEDです。
ストレスや夫婦・パートナーとの関係や精神疾患が原因の場合が多いようです。神経の性的な興奮がうまくペニスに伝わらないため勃起ができない症状で、30~40歳に多いようです。
薬剤性ED
服用している薬の作用が原因となって起きるEDで精神安定剤や抗うつ薬といった精神疾患の薬や高血圧の治療等で使われる「降圧剤」、男性ホルモン剤の副作用が原因です。
また、脂質異常症治療薬、呼吸器官・アレルギー用剤なども原因の可能性があります。
男性不妊治療
男性不妊とは、不妊の原因が男性にあることを指し、EDなどや精巣に関しての支障である造精機能障害や精子の通路が詰まったりしている精路通過障害などがこれに当たります。
不妊症の原因は女性の側にあると思われがちですが、原因不明や男女両方の場合を含むと男性側が原因の場合が50%と言われています。
原因はさまざまと言われており体質の問題から喫煙や男性の加齢、過度のアルコール摂取、肥満、ストレス、高温環境などの外的要因になることもあります。
造精機能障害
造成機能障害とは男性の不妊の原因の多くの割合を占める症状です。
精子の数が少ない乏精子症や運動性が悪い精子無力症、精液の中に精子が全くない無精子症などがあります。多くの人が勘違いをしていますが、無精子症は精液の中に精子がないだけで体内に精子が1つもないわけではありません。
無精子症の方でも精巣の中に1つでも精子があれば顕微授精で理論上は妊娠ができる可能性があります。
先天性が原因の場合もありますが、精索静脈瘤などの病気でも造成機能に障害が出てしまう可能性があります。
精路通過障害
精子の通過する路である精管が狭かったり詰まっているために、精子が射精されても射出された精液中に精子がみられない症状となります。
無精子症と同じ症状ですが、精液の中に精子が混じっても精管で戻ってしまうという原因が違うため注意が必要です。
院長紹介
院長
福田 勝
経歴 |
昭和51年 順天堂大学医学部卒業 順天堂大学医学部大学院卒業 医学博士 (順天堂大学 昭和61年) 米国カリフォルニア大学産婦人科学教室留学 順天堂大学医学部産婦人科学教室講師 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医 日本生殖医学会 認定生殖医療専門医 順天堂大学医学部産婦人科非常勤講師 東邦大学医学部産婦人科非常勤講師 |
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(福田ウイメンズクリニックのHPより)
口コミ
【医師の説明】
通常は看護師さんに詳しい説明を受けるようですが、自分から質問すれば丁寧に答えてもらえるようです。医師は一人だけであり忙しそうなので医師には中々質問しにくい、といった声も聞かれますが、質問した際には真摯に丁寧な説明を受けられるようです。
・医師からの説明はありますが、いつもお忙しそうで、なかなか、質問はできません。しかし、頑張って質問した時には、丁寧に説明いただけます。(40代女性)
・質問した内容に対して適切に回答していただきました。(30代女性)
【医療技術】
ベテランの先生のもとで適切な治療がなされている、という声が多く聞かれます。適切な技術があり、ドクターの腕の良さがあるからこそたくさんの患者さんが集まってくる、と感じている方もあり、このクリニックの先生は排卵日を逃さない、という患者さんもいらっしゃるほどです。
・市大センターの若い医師に比べれば、さすがベテランの先生だと思います。(40代女性)
・診察に行くたびに数十人の患者が待っている状態なのはドクターの腕の良さだと思う。口コミ通りです。1回目の人工授精で妊娠できたのが何より腕の良さだと思うので感謝しています。(40代女性)
【医療設備】
こじんまりしたプライベートクリニックでありながら、治療前の検査段階に対応した設備は充分に揃っているようです。採精室の環境はあまり良くなかった、という声も聞かれます。
・福田ウィメンズでは人工授精でパーコール法を使用出来たので妊娠につながったと思う。医療設備が整っていたので良かった。(40代女性)
・どのような設備があるのかよくわからなかったが、きっちりと検査等してもらっていたので、適切な設備が配備されていたとおもう。(20代女性)
【待ち時間】
予約制ではないため、待ち時間は長いようです。土日は特に長くなるという声があります。しかし思いついたときに受診出来るといった利点もある、という意見もきかれます。診察の予約はないものの、必要な処置に関するものは予約制のようです。
・待ち時間がすごく長い。待合室が狭いため、椅子も足りなくて立ったまま待っていたこともあるし、待ち時間に関しての配慮はなかったと思う。(20代女性)
・土日は3時間待ちは当たり前。席も少なく、というか場所が広くないのでこれ以上増やせないと思うが立って何時間も待たなくてはいけない。(30代女性)
【スタッフの対応】
スタッフは親しみやすく、電話でも来院時でも親切な対応を受けられるようです。外国語を話せるスタッフがいてよかった、という声もきかれます。
・電話での質問なども親切に対応して頂きました。不安になる事も多いので安心できたが、話が診察を待ってる患者に聞こえてしまうのがちょっと嫌でした。(40代女性)
・スタッフの方たちは電話の対応も、來院時もとても親切に対応してくれた。外国語を話せる方がいたのが印象的だった。(20代女性)
診療時間
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午前 / 9:30〜12:30 午後 /15:00〜18:00 ※祝日・日曜、休診 ※卵巣刺激のための注射は日曜日・祝日も行います。 ※予約制ではありません。直接受付してください。 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
パーコール人工授精 |
¥16,000 |
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体外受精 |
(初回):¥300,000、(2回目以降)¥250,000 |
顕微授精 |
(初回)¥350,000、(2回目以降)¥300,000 |
胚盤胞培養 |
¥20,000 |
二段階移植 |
¥40,000 |
アシステッドハッチング(レーザーによる) |
¥30,000 |
受精卵凍結保存 |
¥80,000 |
受精卵融解移植 |
¥40,000 |
精子凍結保存 |
¥20,000 |
※料金は税抜表示です。 ※その他詳しい料金体系につきましては、HPをご参照ください。
アクセス
神奈川県
横浜市戸塚区
品濃町549-2 三宅ビル7F
JR横須賀線 東戸塚駅 徒歩2分