済生会 横浜市東部病院
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不妊治療手術 腹腔鏡手術 不妊検査 |
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特徴 |
女医在籍 |
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ここがポイント
国家資格や認定資格を取得したエキスパートによる不妊治療
日本生殖医学会生殖医療専門医が在籍しており、スタッフは国家資格に加えて認定資格を取得しており、生殖医療専門医制度認定研修施設・生殖補助医療実施医療施設として登録されているため、大学病院レベルの不妊症検査、治療を受けることが可能です。
不妊治療では一般不妊治療から体外受精・顕微授精の高度生殖医療に関して対応が可能です。
済生会 横浜市東部病院の紹介
済生会横浜市東部病院は平成19年3月30日に開院し、地域に根差した中核病院としての立場を確立すべく職員一同取り組んでまいりました。
平成20年には地域医療支援病院に指定され、地域の先生方には、済生会横浜市東部病院の連携登録医療機関・登録医として多くのご支援を頂戴しております。
さらに、私たちは、済生会横浜市東部病院と周辺の医療機関との「顔の見える」緊密な医療連携を育て、当地が人々にとってより安心して暮らせる地域になるための下支えになりたいと願っております。
済生会横浜市東部病院は日本生殖医学会生殖医療専門医が在籍しており、生殖医療専門医制度認定研修施設・生殖補助医療実施医療施設として登録されておるため、大学病院レベルの不妊症検査、治療を受けることが可能です。
医師(生殖医療専門医2名)、看護師(不妊症看護認定看護師、生殖医療コーディネーター)、臨床検査技師(生殖補助医療胚培養士、認定臨床エンブリオロジスト、体外受精コーディネーター)など国家資格に加えて、さらに生殖医療に関する知識・技術を習得し、認定資格を取得したスタッフが治療に当たっています。
不妊検査
経腟超音波検査
超音波が物質に当たると反射する性質を利用することで、体内で超音波を発生させ、体の中で反射した超音波を基に映像として観察する不妊治療です。
子宮や卵巣の状態や形状を観察することで、子宮筋腫や子宮内ポリープが見つかった場合には子宮鏡検査で詳しく調べていきます。
また、子宮内膜や卵胞の厚みを調べることでどれくらいで排卵日が来るかを特定していきます。
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査とは、卵管という精子が受精するために通過する2組の器官の通過性を調べる検査です。
卵管は非常に小さく、超音波検査でも調べることができないため、造影剤というX線で白く光る液体と使用し、卵管を通過する際に触診とレントゲンで調べていきます。
卵管に異常があり精子が通過できない場合には体外受精を検討していきます。卵管が通過する際に多少の詰まりなどは解消され、一時的に卵管が広がるため、妊娠率が上がるといわれています。
クラミジア検査
クラミジア検査とは、性感染症の一つで感染したことに対して自覚症状がないことから感染が気づかないまま広がり続け、日本で最も感染が広がっている感染症と言われています。
気づかないまま感染し、卵管まで感染さ進行することで卵管にフィルムのような癒着を引き起こすことで精子が通過できなくなる可能性があります。
クラミジアの中のクラミジア・トラコマティスと呼ばれる感染菌の抗原・抗体を調べ、陽性が確認された場合には子宮卵管添え憂い検査を実施していきます。
ヒューナー検査
ヒューナー検査とは性交後試験とも呼ばれる検査で、女性の子宮頚管粘液と男性の精子の相性を調べる検査です。
子宮頚管粘液は排卵日が近くなると精子を子宮に送り込む手助けができるように粘度が増し、透明度が上がるなど性質を変化させます。
この時期の子宮頚管粘液を検査するため、排卵日周辺に性行為を行い、子宮頚管粘液を採取し、数時間以内、もしくは翌朝に検査を行います。
400倍の顕微鏡で観察し、視野の中にどれくらい生きた精子がいるかを調べていきます。男性の精子は毎回、新しく作られる関係から検査結果がその日のコンディションに左右されやすいため、悪い結果が出ても何度か検査を行います。
悪い結果が続けば、女性の体内に抗精子抗体ができていないかを検討していきます。
AMH検査
AMHとは発育過程前の卵胞から分泌される女性ホルモンで、女性の体内にある卵子と相関関係にあるといわれていることから女性の卵巣予備機能を調べる指標となります。
女性の卵子は生まれながらに数が決まっており、それ以上増えることがありません。年齢とともに減少していき、35歳以上になると大きく減少していきます。
この減少には個人差があるため、AMH検査でどれくらいの卵子が残っているかを調べ、妊活プランの参考にしていきます。
不妊治療
タイミング療法
タイミング療法とは、排卵日を不妊検査で特定することで最も妊娠する確率が高い排卵日周辺に合わせて性行為を行う事で妊娠率を上げる不妊治療です。
排卵日を特定する以外に重要な検査はないため、自然妊娠と同じサイクルでの妊娠となり体の負担が少ない治療です。
排卵には自然周期の排卵と排卵誘発剤を使用することがあり、排卵誘発剤を使用する時は主に月経不順や排卵障害に対して使用します。
タイミング療法で妊娠する場合には複数回行う事で妊娠する率が多く、実際に妊娠した人の多くは4~6回ほど行い妊娠しています。
人工授精
人工授精とは、不妊検査で特定した排卵日に合わせて事前に精子を採取し、濃厚洗浄しておきます。
排卵日周辺に精子をカテーテルと呼ばれる柔らかい管を膣から子宮まで差し込み、その中から子宮に注入します。
精子がカテーテルの中を移動することで、子宮までの離脱を防ぎ妊娠率を上げる治療で、軽度なら男性不妊の精子の量が少なかったり、運動性が悪くても妊娠が可能です。
タイミング療法と同じく複数回行う事で妊娠する率が多く、実際に妊娠した人の多くは4~6回ほど行い妊娠しています。
体外受精
体外受精とは、通常は女性の体内で行う受精の過程を体外で行う事で妊娠率を大きく上げる不妊治療です。
1978年にイギリスで初めて成功事例が確認されてから急速に世界に広がり、ノーベル賞を受賞した活気的な不妊治療です。
排卵誘発剤を使用し、卵子を複数発育させ、良質な卵子を選別していきます。選別した卵子が入っている卵巣に穴をあけ、吸引し取り出します。
取り出した卵子を培養液が入っている容器に取り出し、上から大量の精子を振りかけることで受精させます。あくまで受精は卵子と精子が行います。
受精した受精卵をタイムラプスで培養することで胚にした後に女性の体内に肺移植を行い妊娠を待ちます。
顕微授精
顕微授精とは、顕微鏡の視野で観察しながら精子をガラスの鍼に入れ、卵子に直接注入することで受精させる不妊治療です。
1992年にベルギーで初めて成功事例が確認されてから比較的新しい治療で、経過観察が必要と言われていますが妊娠率の高さから世界で最も行われている不妊治療と言われています。
顕微授精は理論上、精子1つと卵子1つがあれば妊娠できるため、今まで対応ができなかった男性不妊の無精子症に対して精巣に1つでも精子があれば対応が可能です。
また、卵管を通過する必要がないため卵管因子などの疾患に対しても有効な治療法です。
診療時間
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午前 / 8:30〜11:00 午後 /14:00〜15:30 △・・・午後は再診受付時間です。 ※時間は受付時間です。 ※土曜・祝日・日曜、休診 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
人工授精 |
約¥11,000 |
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体外受精関連 |
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採卵 |
¥100,000 |
精子調整料 |
¥40,000 |
顕微授精 |
¥60,000 |
卵活性化 |
¥10,000 |
受精卵長期培養 |
¥40,000 |
胚移植 |
¥60,000 |
受精卵凍結保存 |
¥60,000 |
精子凍結保存 |
¥30,000 |
凍結保存延長料(胚) |
¥20,000/年 |
凍結保存延長料(精子) |
¥10,000/年 |
凍結受精卵融解 |
¥50,000 |
アシストハッチング |
¥30,000 |
※その他詳しい料金体系につきましては、HPをご参照ください。
アクセス
神奈川県
横浜市鶴見区
下末吉3-6-1
JR南武線 尻手駅 徒歩20分