帝京大学ちば総合医療センター
診療内容 |
人工授精 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不育症 不妊治療手術 腹腔鏡手術 卵管鏡下卵管形成術 不妊検査 漢方治療 |
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特徴 |
女医在籍 駐車場 女性が担当 |
WEB |
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TEL |
ここがポイント
臨床大学病院
帝京大学ちば総合医療センターは医療系全ての分野と情報・人材交流の豊富な「臨床大学病院」としての特色があり、総合病院の強みも合わさり専門性の高い専門外来や部門が連携し、総合的な治療を実施可能です。
不妊治療では自然な妊娠を重視した一般不妊治療に対応しており、タイミング指導や人工授精の診療を行っています。
帝京大学ちば総合医療センターの紹介
帝京大学ちば総合医療センターは1986年に「帝京大学医学部附属市原病院」として開院し、2006年には開院20周年を迎え、病院名を「帝京大学ちば総合医療センター」と称しました。
開院当初より救急医療に力を入れ、1996年災害拠点病院の指定を受けており、2004年にはヘリポートを開設し「千葉県ドクターヘリ事業」に参画しました。
ICU(集中治療室)、救命救急センターを有し、県内広域を対象に救命医療を実施しています。
医療系全ての分野と情報・人材交流の豊富な「臨床大学病院」としての特色があり、総合病院の強みも合わさり専門性の高い専門外来や部門が連携し、総合的な治療を実施可能です。
不妊治療では自然な妊娠を重視した一般不妊治療に対応しており、タイミング指導や人工授精の診療を行っています。
不妊検査
基礎体温検査
基礎体温検査では、毎朝おきて一番最初の体温を婦人用体温計を使用し計測し、基礎体温表に毎日記録することで女性特有の高温期と低温期の変化周期を調べる検査です。
女性特有の高温期と低温期の2つの体温変化はエストロゲンとプロゲステロンと呼ばれる女性ホルモンの分泌が関係しています。
この女性ホルモンは月経周期の特定の時期に合わせて分泌されるため、高温期と低温期の変化周期を調べることで排卵日を特定する指標とすることが可能です。
経腟超音波検査
経腟超音波検査とは、婦人科系の一般的な検査である超音波検査の子宮や卵巣に特化した検査です。
子宮や卵巣は骨盤の中に囲まれており、通常の超音波検査では調べることができないためプローブと呼ばれる超音波を発生させる機械を体の中に入れるて検査を行います。
体の中で超音波を流し、体の内壁や子宮、卵巣などの器官に反射した音波を基に映像としてモニターに映し出しリアルタイムで観察していきます。
子宮筋腫や子宮内ポリープなどの疾患が見つかれば。子宮鏡検査で詳しく調べます。位置や大きさから不妊症の原因や体に害がありそうであれば腹腔鏡手術を行っていきます。
子宮内膜や卵胞の厚みを調べることで排卵日を特定することが可能です。
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査とは卵管という受精時に精子が通過する器官が詰まりや炎症、癒着などを起こし閉塞していないかを調べる検査です。
卵管は非常に小さいため超音波検査でも調べることができないため、造影剤というX線で白く光る液体を卵管に流し、通過時にレントゲンや触診で観察します。
造影剤が通過する影響で、卵管が一時的に広がるため妊娠率が上がる傾向にあります。
クラミジア検査
クラミジアとは性感染症の一つでクラミジアの中のクラミジア・トラコマティスと呼ばれる病原菌が原因と言われている感染症です。
感染力が強く、感染した自覚症状がないことから感染が広がり、日本で最も感染が広がっている感染症と言われています。
感染しても気づかないまま放置してしまい、感染が進行して卵管に広がることでフィルムのような癒着ができてしまう事があります。
癒着ができると卵管が閉塞してしまい、自然妊娠ができなくなり体外受精などで対応しなければならなくなります。
抗原・抗体検査を行い陽性が確認された場合には子宮卵管造影検査を実施し、卵管の通過性を調べていきます。
ヒューナー検査
ヒューナー検査とは性交後試験とも呼ばれる検査で、女性の子宮頚管粘液と男性の精子の相性を調べる検査です。
女性の子宮頚管粘液は排卵日周辺になると子宮へ精子を通過させるために量が増えるとともに粘り気が増し、透明になっていきます。この時期の子宮頚管粘液を調べていきます。
排卵日周辺に性行為を行い、子宮頚管粘液を採取します。採取した子宮頚管粘液を数時間以内、もしくは翌朝に400倍の顕微鏡で観察し生きた良質な精子がどれくらいいるかを調べていきます。
男性の精子は新しく毎回、作られるため何度か検査を行い悪い結果が続けば女性の体内に抗精子抗体ができているかを検討していきます。
不妊治療
タイミング療法
タイミング療法とは排卵日を特定する不妊検査を行い、最も妊娠する確率が高い排卵日周辺に合わせて性行為を行う事で妊娠する確率を高める不妊治療です。
排卵日を特定する以外は自然妊娠と同じため、体の負担が少なく経済面でも優しいことから不妊治療のファーストステップとして行われることが多いです。
自然妊娠と変わらない治療のため、卵管因子や子宮因子などの不妊症の原因がある場合にはあまり効果が見込めません。
自然周期と排卵誘発剤を使用することがあり、排卵誘発剤を使用する時は月経不順や排卵障害の方、タイミング療法や人工授精などの治療で妊娠率を上げたい方が対象となります。
妊娠率は不妊症の方で1回5%となり、複数回行う事で妊娠を目指していきます。半年以上になると妊娠率が大きく下がるため、人工授精などにステップアップしていきます。
人工授精
人工授精とは排卵日を特定し、事前に採取し濃厚洗浄処置をした精子を排卵日周辺に合わせて子宮の奥に注入する不妊治療です。
カテーテルと呼ばれる細い管を膣から子宮へ差し込み、その中を精子が移動します。カテーテルの中を精子が移動することから子宮まで精子の離脱を抑えることが可能です。
人工授精は軽度の男性不妊の精子の量が少ない、運動性が悪い方に対応しています。また、EDなどの性行不良に対しても有効な治療法です。
妊娠率は不妊症の方で1回10%となり、複数回行う事で妊娠を目指していきます。半年以上になると妊娠率が大きく下がるため、体外授精などにステップアップしていきます。
診療時間
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〇平日:08:30-14:30 △土曜:08:30-11:30
アクセス
千葉県
市原市
姉崎3426-3
JR東日本 内房線 姉ヶ崎駅 バス 15分 帝京大学医療センター停留所下車