千葉メディカルセンター
診療内容 |
人工授精 体外受精 顕微授精 凍結保存 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不育症 不妊治療手術 腹腔鏡手術 不妊検査 漢方治療 |
---|---|
特徴 |
女医在籍 駅近 土曜日診療 駐車場 女性が担当 |
WEB |
|
TEL |
ここがポイント
不妊検査から手術、治療まで一貫として対応が可能
千葉メディカルセンターは特定不妊治療費助成事業指定医療機関となっており、一般不妊治療に合わせて体外受精や顕微授精などの治療が可能です。
不妊検査で異常が見つかった場合には内視鏡検査で詳しく調べ、もしも不妊症の原因になるようであれば内視鏡手術を行い、不妊の原因を取り除いてから不妊治療が行えます。
赤ちゃんを授かれた場合には分娩まで院内で行える環境が用意されています。
千葉メディカルセンターの紹介
2014年12月1日に千葉メディカルセンターは、新病院がオープンしました。
産婦人科は、お産、内視鏡手術、不妊治療を主に数多く取り扱っている、千葉市近郊では他に類を見ない特色のある病院です。内視鏡手術~不妊治療~分娩まで専門的かつ一貫した治療を受けることが可能です。
不妊外来を受診した患者さんには、まず原則としてホルモンの検査、卵管通過性の検査、ご主人の精液検査等の基本的検査を行います。
一般不妊検査
超音波検査
超音波検査は、超音波が壁に当たると跳ね返る性質があることを利用し、跳ね返った音波を基に画像を生成し、それをリアルタイムで画像にし続けることで映像にして子宮や卵巣を検査します。
超音波検査では、不妊治療で重要な排卵日を特定できる検査で、子宮内膜の厚さや卵胞の発育具合から特定します。また、子宮筋腫や卵巣の炎症など様々な症状を観察でき、事前に見つかれば治療を行い不妊の原因を取り除きます。
ホルモン採血検査
人間の体には様々なホルモンが分泌されており、人間の臓器や機能に対して多大な影響を及ぼしています。妊娠に対しても女性ホルモンが関係しており、月経周期に合わせて各ホルモンを採血でホルモンの分泌を検査していきます。
黄体ホルモンや卵胞ホルモンは女性の基礎体温である高温期と低温期に働きかけ、その周期で排卵日を特定します。また、卵胞の発育に関係する脳下垂体ホルモンを調べることで排卵障害などを確認します。
クラミジア検査
クラミジア感染とは、ラミジア・トラコマティスという細菌が子宮口から感染を起こす症状で、ほとんど症状がないため気づけば子宮頸管よりさらに侵入し、子宮、卵管を経由して、お腹の中で感染しています。卵管や卵巣周囲にフィルム膜様の癒着をつくり、卵管性不妊の原因となるため、これらを事前に検査し、取り除きます。
卵管通過検査
造影剤を用いて、超音波検査では調べることができない卵管の通過を検査します。卵管は非常に小さいため、X線を照射すると白く光る造影剤を流し込み精子の通過に見立て通過率をはかっていきます。
造影剤が通った後は卵管が広がり、精子の通過率がよくなるため、一時的に妊娠率が上がります。
子宮鏡検査
子宮協検査は不妊検査のスクリーニング検査の1つで不妊症や着床障害の検査です。他にも粘膜下筋腫や子宮内膜ポリープの有無、不正出血の原因などを計ることが可能です。
3〜5mm程度の大きさの細い専用内視鏡を使用し、子宮内に生理食塩水を流し入れ、子宮を膨らませてカメラで内部を確認しやすい状態にしてから内視鏡を挿入します。違和感がある人もいますが、痛みは小さなカメラのため、ほとんどありません。
ヒューナー検査
排卵期に合わせて性行為を行った数時間後の頸管粘液を採取し、400倍の視野を持つ顕微鏡で、観察し良質な精子が視野の中でどれくらいいるかを確認します。
精子は卵子と違い、毎回作られるため検査結果がぶれやすいので、治療の結果が悪くても数回検査を行っていきます。数回悪い結果が続いた場合は女性に抗精子抗体ができているかを検討します。
不妊治療
タイミング療法
タイミング療法とは排卵日を不妊検査で特定することで最も妊娠する確率が高い不妊治療です。
排卵日を特定する以外には重要な治療がなく、自然妊娠と変わらない妊娠が可能です。その反面、自然妊娠と変わらないため卵管因子や子宮因子などの不妊症の原因に対応が難しいです。
排卵誘発剤を使用することがあり、月経不順で排卵がいつ起こるかわからない方や排卵障害で排卵が上手く行えない方に対して使用します。
妊娠するためには複数回行う事が前提で、妊娠する方は4~6回ほどで妊娠する方が多いようです。
人工授精
人工授精とは、事前に採取した精子を排卵日周辺に合わせて子宮の奥に人工的に注入する不妊治療です。
精子はマスターベーションで採取し、濃厚洗浄処置をした後にカテーテルと呼ばれる柔らかい管を用いて子宮の奥まで注入していきます。
カテーテルの中を精子が移動するため子宮までの精子の離脱率を抑えることが可能です。そのため、男性不妊の軽度の精子の数が少なかったり運動性が悪い、EDなどの性行不良に有効な治療法となります。
妊娠するためにはタイミング療法と同じく複数回行う事が前提で、半年以上試して難しければ体外受精を検討していきます。
体外受精
体外受精とは女性の体内で行う受精の過程を女性の体外で人工的に行い、胚に培養した後に胚移植で女性の体内に戻す不妊治療です。
女性の体外で受精を行うため、卵管因子や子宮因子に対して有効な治療法です。
まず排卵誘発剤を使用し、卵子を複数発育させ良質な卵子を選別します。選別した卵子は卵巣に穴をあけ吸引して取り出します。
取り出した卵子を容器に入れ、精子を上から大量にふりかけ受精させます。あくまで受精は卵子と精子が自然に行います。
受精した受精卵を培養するためにタイムラプスに入れ、培養し胚にしていきます。胚になった後は妊娠に都合の良いタイミングで胚移植を行っていきます。
顕微授精
顕微授精とは、ガラスの鍼に精子を顕微鏡で観察しながら入れ、卵子に直接注入する不妊治療です。
顕微授精では理論上、精子が1つ卵子が1つで妊娠が可能なため今まで対応ができなかった無精子症に対応ができ、不妊症の大きな原因である卵管因子や子宮因子にも対応できることから妊娠率が高く、世界で最も行われている不妊治療と言われています。
1992年にベルギーで初めての成功事例が確認されてから日が浅く経過検証が残っていますが、妊娠率が30%〜70%と高く、異常も大きくは確認されていません。
口コミ
【医師の説明】
医師が開催する不妊治療についての説明会を受けることが必須とされているようです。そのため、納得した上で治療を勧めることができたという声があります。患者数の多い人気のクリニックのため、どうしても診察の時間は短くなりがちですが、簡潔ではあるものの説明についてはしっかりとあるとのことです。
・医師からは納得のいくアドバイスを受けられた(40代男性)
・納得できる説明がありセミナーがわかりやすかった(40代女性)
【医療技術】
顕微受精までおこなえるクリニックであり、適切な技術があるという声は多くなっています。さまざまな検査をおこなえることと、検査についての説明も丁寧に受けられることから技術面に対する安心感もあると感じている方もいます。
・高齢でのスタートだったので、即、顕微授精からスタートしたが、そのおかげで不妊治療を始めてから早い段階で妊娠することができたので、適切で最善な診療だったと思う(40代女性)
・血液検査、超音波診断、通気通水テストなど、医師からではなく担当の看護師さんからきちんと説明があり安心できました。(30代女性)
【医療設備】
新しいクリニックでもあり、全体的に綺麗で清潔とのことです。また、顕微受精までをおこなうことができるため、医療設備についても最新の設備、十分な設備があると感じている方が多くなっています。
・詳しくはわからないけど、新しい病院だったので最先端だったと思う。(30代女性)
・最先端の設備があったかはわからないが、適切な医療設備が配備されていたと思う(40代女性)
【待ち時間】
患者数が多い割には待ち時間が少なく感じたという声もあり、相対的に待ち時間が短いという声が多くなっています。タイミング次第では、とても混んでしまいハマったように長い待ち時間になってしまうこともあるようですが、クリニック全体でシステムの共有などで待ち時間の短縮を図っていると見受けられます。
・病院全体で、予約システム、受付システムなどをATMのような機械でやっていて、それはとても画期的だと思いました。患者さんが多い割に、待ち時間は短いと感じました。(30代女性)
・新しくなったので、待ち時間はわかりやすくなった。(30代女性)
【スタッフの対応】
クリニックがリニューアルされた時に、様々な面でオートメーション化されているようです。そのため、スタッフに余裕があるようにも感じるという声もあります。全体的に丁寧で親切な対応として好印象・高評価と言えます。
・スタッフの方々は皆親切で丁寧な対応だった(40代女性)
・電話対応も受け付けの方もやさしく丁寧な感じだった。(30代女性)
診療時間
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
△ |
ー |
午後 |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
ー |
ー |
夜間 |
ー |
ー |
ー |
ー |
ー |
ー |
ー |
午前/8:30~12:00(△:8:30~11:00) 午後/13:30~16:00 ※日曜日・祝日は休診 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
費用
※2022年4月に開始された不妊治療の保険適用により記載の料金と異なる場合がございます。詳細は各クリニック様にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
人工授精 |
¥16,000 |
---|---|
採卵(静脈麻酔なし) |
¥100,000 |
精子処理 |
¥40,000 |
培養(胚盤胞培養代含む) |
¥40,000 |
胚移植 |
¥55,000 |
顕微授精 |
¥50,000 |
融解胚移植 |
¥85,000 |
2段階胚移植 |
¥140,000 |
SEET法 |
¥110,000 |
ST法 |
¥8,8000 |
アシステッドハッチング |
¥20,000 |
※料金は税抜き表示です。 ※その他詳しい料金体系につきましては、HPをご参照ください。
アクセス
千葉県
千葉市中央区
南町1-7-1
JR外房線 蘇我駅 徒歩6分
京成千原線 千葉寺駅 徒歩15分