サンタマリア病院
診療内容 |
人工授精 漢方処方 男性不妊/無精子症 不妊カウンセリング 不妊検査 |
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特徴 |
女医在籍 駅近 18時以降も診療 土曜日診療 |
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サンタマリア病院の紹介
サンタマリア病院は、地域医療の拠点として存在するべく十分な施設・設備を備え、地域に優しい医療施設を目指すという方針を掲げています。特に産婦人科医療についての取組は先進医療を積極的に取り入れ、“産婦人科”そして特殊外来として“婦人特殊・婦人がん”の開設がされています。
サンタマリア病院では、女性の生涯におけるすべての時期において可能性のある様々な疾患についての対応ができる病院です。
ファーストコンタクトはすべて産婦人科で対応が可能です。その後、必要に応じて特殊外来へ引継ぎ専門的な検査や治療を受けることができます。不妊治療についても、まずはしっかりと検査をおこなっていきます。
子宮疾患や卵巣疾患への治療、ホルモンに関する治療なども専門分野です。男性不妊についての精液検査も可能です。サンタマリア病院における不妊治療としては、不妊症検査・タイミング指導・排卵誘発剤・人工受精までをおこなっているとのことです。また、漢方処方による漢方療法・栄養指導・運動指導を取り入れ、妊娠のしやすい身体づくりを目指す体質改善へのアプローチもおこなうことができます。
名誉院長・院長も産婦人科医ですし、女医の在籍もありますので、とても受診のしやすい環境だと言えそうです。
不妊には、女性に原因があるものと、男性に原因があるものがありますが女性側の検査としては、基礎体温の測定から始まり、ホルモンの測定また、卵管造影等も行う場合があります。
男性側の検査としては、精液検査をして、精子の数や運動率・奇形率等を調べます。サンタマリア病院では配偶者間人工授精(AIH)まで行います。
不妊検査
甲状腺検査
甲状腺機能に異常がないかを調べる検査です。
甲状腺に異常がある場合には、妊娠しづらかったり、流産の可能性が高くなることが確認されています。妊娠した場合、赤ちゃんに発達障害がみられたり、母体の合併症などの症状がみられるため、不妊症の検査でも甲状腺検査を行い異常が見つかれば治療を行います。
クラミジア検査
クラミジア検査とは、性感染症の一つで感染したことに対して自覚症状がないことから、性行為で感染が広がり続け日本で最も感染が広がっている症状となります。
感染はクラミジアの中のクラミジア・トラコマティスと呼ばれる感染源が原因とされ、感染したまま放置した場合、卵管が閉塞してしまう可能性があり自然妊娠や一般不妊治療ができなくなることがあります。
抗体・抗原検査を行い感染が確認された場合には子宮卵管造影検査で詳しく調べていきます。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査
卵巣内にある卵子の数を調べ卵巣の予備機能を計る検査です。
AMHと発育過程の卵胞から分泌される女性ホルモンで、原始卵胞から発育する前胞状卵胞数と相関関係にあるといわれています。
女性の卵子は生まれた時にはすでに数が決まっており、それ以上増えることがありません。年齢とともに減少するため、卵子がどれくらい残存しているかをAMH検査で調べ、1年の妊活プランを決定していきます。
AMHは月経周期に合わせて分泌されるため、いつでも検査が可能です。
経腟超音波検査
経腟超音波検査とは、婦人科で行う超音波検査の一種で子宮や卵巣の状態や形状を調べることに特化した超音波検査となります。
超音波を発生させるプローブと呼ばれる機械を体の中に入れることで体内で超音波を発生させ、反射した音波をモニターに映しリアルタイムで映像として観察することが可能です。
子宮内膜や卵胞がどれくらいの厚みを現時点で持っているかを確認し、排卵日があとどれくらいで来るか時期を特定したり、子宮筋腫や子宮内ポリープなどの疾患ができていないかを調べることが可能です。
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査とは、卵管が詰まりや癒着、閉塞などを起こし自然妊娠や一般不妊治療ができない状態になっていないかを調べる検査です。
卵管は非常に小さいため、超音波検査で調べることができないことから造影剤というX線で白く光る液体を使用し検査します。
子宮口から造影剤を注入し、卵管を移動中にレントゲンで撮影し卵管の中に異常がないかを調べていきます。造影剤が通過する際に卵管を広げることから一時的に妊娠率が高くなることがあります。
子宮鏡検査
子宮鏡検査では直径約3mmのファイバースコープを子宮に入れ、直接観察する検査です。
子宮鏡検査は子宮卵管造影検査や経腟超音波検査で異常が見つかった場合に行っていきます。子宮内膜ポリープや子宮筋腫、形態異常がないかを観察し、もし見つかった場合には腹腔鏡手術で取り除いていきます。
精液検査
精液の中の精液量、精子濃度、精子運動率、DNA,尖頭が奇形でないかなどをコンピューターにて解析する検査です。
不妊症の原因は女性にあるといわれていますが、男性が不妊症の原因も50%のため、精液検査は重要です。総合的に判断しタイミング療法、人工授精、体外受精のどれを選択するかを検討していきます。
不妊治療
タイミング療法
不妊検査で排卵日を特定し、妊娠する確率が最も高い排卵日に性行為を行う事で妊娠する確率を上げる不妊治療です。
完全自然排卵周期で行う場合は自然に分泌されるホルモンにより卵胞が発達し、排卵を起こします。
排卵障害や月経不順で排卵が上手く行われない場合には排卵誘発剤を用いるときがあり、卵胞発育を促し排卵の確率を高め黄体の機能改善を施します。
タイミング療法とは、排卵日を特定すること以外は自然妊娠と変わらないため、不妊検査で異常がなければまずはタイミング療法から行う事が多いです。
排卵誘発
排卵誘発は服薬や注射で行う場合があり、LHサージ誘起と呼ばれるhCG注射または点鼻薬を使用することもあります。
黄体補充では黄体機能の低下による妊娠率の低下を減らすため、自然の内因性プロゲステロンで黄体を維持するか黄体補充を行う事で大勝していきます。
原因としてLHパルスの異常、LHサージレベルピークの低下や持続時間の異常などがあります。
人工授精
人工授精とは、名前を聞くと人工で行う治療と思われがちですがタイミング療法と同じく自然な妊娠に近い不妊治療です。
排卵日を不妊検査で特定し、排卵日周辺に合わせて精子を事前に採取し濃厚洗浄処置をしておきます。排卵日前後にカテーテルと呼ばれるストロー上の管を膣から子宮まで差し込み精子を注入します。
精子がカテーテルの中を移動するため、離脱を減少させることが可能で妊娠率を上げることができます。また、男性の精子の量が少なかったり、運動性が悪い場合に有効な治療法です。
人工授精もタイミング療法も複数回行う事で妊娠を目指す治療で半年ほど行い、妊娠につながらなければ体外受精などにステップアップしていきます。
診療時間
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午前/9:00~12:00 午後/14:00~17:00 ※上記は産婦人科の診療時間です。 ※土曜午後・日曜・祝日、休診 ※詳細はクリニックHPを確認、または直接お問い合わせください。
アクセス
大阪府
茨木市
新庄町13-15
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